エリック・クラプトンのアルバム『JOURNEYMAN』のためにジョージは「Run So Far」という楽曲を提供し、ギターとコーラスで参加している。ジョージ自身のバージョンは死後に発表された『BRAINWASHED』に収録されたが、生前からこの曲のセルフ・カバーを含む、これまでストックしてある自身の未発表曲を収録したオムニバス・アルバムを企図しているとインタビューで語っている。 その全く斬新なアルバムが完成したら何と呼ぶのかと記者に尋ねられると、ジョージは、ミキシングコンソールの隅に置かれたメモ帳を見せたという。そこには人間の足首の簡単な輪郭がスケッチされており、『PORTRAIT OF A LEG END(足首)』と書かれていた。もしジョージの生前にこの未発表曲を集めた企画アルバムが実現していたら、タイトルは『BRAINWASHED』ではなく『PORTRAIT OF A LEG END』というタイトルになっていたかもしれない。 この機知に富んだタイトルに記者がにっこりすると、ジョージは目を輝かせ、さらにこう付け加えた。「そして、古いデモ、アウトテイク、未発表のものを集めたボックスセット用に、この足にブーツを描いてもいいかもしれない。それを『PORTRAIT OF A BOOT LEG』と呼ぶことにするよ」
その全く斬新なアルバムが完成したら何と呼ぶのかと記者に尋ねられると、ジョージは、ミキシングコンソールの隅に置かれたメモ帳を見せたという。そこには人間の足首の簡単な輪郭がスケッチされており、『PORTRAIT OF A LEG END(足首)』と書かれていた。もしジョージの生前にこの未発表曲を集めた企画アルバムが実現していたら、タイトルは『BRAINWASHED』ではなく『PORTRAIT OF A LEG END』というタイトルになっていたかもしれない。
この機知に富んだタイトルに記者がにっこりすると、ジョージは目を輝かせ、さらにこう付け加えた。「そして、古いデモ、アウトテイク、未発表のものを集めたボックスセット用に、この足にブーツを描いてもいいかもしれない。それを『PORTRAIT OF A BOOT LEG』と呼ぶことにするよ」
本作はジョージの古いデモ、アウトテイク、未発表のものを収録したものである。誰も聴いた事がない初登場音源が、これほどまとまって収録される事は近年珍しい事であろう。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。