Mobb Deep(モブ・ディープ)の、特にハードコアとされるサード・アルバムです。すべてのトラックをメンバーのHavoc(ハヴォック)がプロデュースし、クイーンズ独特のダークな曲調にProdgy(プロディジー)とHavoc(ハヴォック)のクールなラップがマッチした名盤です。Nas(ナス)、Big Noyd(ビッグ・ノイド)、そしてウータンからRaekwon(レイクォン)とMethod Man(メソッド・マン)などが客演で参加しています。シングル・カットは、哀愁ループが秀逸なファースト「Front Lines (Hell on Earth)」、セカンド・シングル「Drop A Gem on 'Em」、そしてギャング映画「スカー・フェイス」の主人公トニー・モンタナのテーマを大胆にサンプリングしたサード・シングルの「G.O.D. Pt. III」です。プロモのみで、「Still Shinin'」もカットされています。ちなみに「Drop A Gem on 'Em」は、2Pac(2パック)からのディス曲に対して作った曲でしたが、2Pac(2パック)本人が射殺されてしまい、死後にリリースされたアンサー・ソングとなりました。