渡辺プロ監修のベスト盤。1~18曲目までがシングルA面中心のヒット曲。19曲目は、アポロン・ミュージックテープから発売された「20世紀ポピュラー大全集」に収録されたビートルズメドレー。この盤の目玉は、20/21/22曲目の未発表LIVE音源で、20曲目は、マンフレッド・マンの初代ヴォーカリスト ポール・ジョーンズが映画「傷だらけのアイドル」のサントラで歌った「FREE ME」。この歌はJULIEのお気に入りのようで解散後71年の日生劇場リサイタルLIVEでも取り上げています。21曲目は、ウォーカー・ブラザースの「IN MY ROOM」。シングル「嘆き」はこの曲からインスパイアされ村井邦彦が作ったのではと連想させる曲ですが、このテイクを聴くといっそのことアレンジごとコピーすればあんな歌謡曲調にはならなかったのではないかと余計な事を考えてしまいます。22曲目「淋しい雨」はレコードとは全く違うシローのヴォーカルで始まるフォーク調のヴァージョンで1:40位から歌われるメロディと歌詞はオリジナル盤にはないものでライヴ用に追加されたものでしょうか。