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安達謙蔵伝記◆伊豆富人・安達さんの心境を語る◆昭６初版本◆肥後熊本満州事変犬養毅久原財閥久原房之助中野正剛国士右翼和本古書
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商品説明
◆安達謙蔵秘書・伊豆富人『安達さんの心境を語る』千倉書房、昭和６年・初版本、四六判、全７３頁、一冊．
◆旧肥後国熊本藩士の子息に生まれ、朝鮮半島に渡って諺文（ハングル）表記の新聞『漢城新報』の刊行や閔妃殺害事件で活躍、帰国後は政治家として衆議院議員を長年務め、立憲民政党の浜口雄幸内閣・第二次若槻礼次郎内閣の内務大臣を務めた安達謙蔵が、満州事変に対する外務大臣幣原喜重郎の外交政策に対する不満から、立憲民政党と立憲政友会が一致団結して政友会の犬養毅を首班とし、さらに政党が軍部とも協調して挙国一致の内閣（「協力内閣」）をつくるべきだと考え、運動したものの敗れた安達謙蔵の一連の行動について、安達の秘書を務めた著者が縷々解説したもの．軍部の台頭から支那事変（日中戦争）にもつながる「協力内閣運動」を通して、近代日本の政党政治の末期の歴史をたどる貴重な証言．
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