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【古文書】藤井界雄書簡 国上様(国上寺)宛／写真家 小川一真 真言宗豊山派 浄土真宗本願寺派 光西寺 新潟県【24-0412-44】
本人確認済
商品説明
16.5×54cm
【大意】
一流写真家・小川一真(本名 原田朝之助)氏の父親・原田梅逸氏は仏教の信仰が深く、旧跡巡見のため東京から新潟に来ている。
そちらにご紹介するので、よろしく。
藤井界雄：1851～1922。新潟県の浄土真宗本願寺派・光西寺の住職。
国上寺：新潟県の真言宗豊山派 寺院。
小川一真：1860～1921。
明治から昭和時代前期にかけての写真家。万延元年（一八六〇）八月十五日武蔵国忍町（埼玉県行田市忍）に生まれた。早く東京に出て英学を修め、ついで写真術を志して明治十五年（一八八二）米国軍艦の乗組員として渡米、三年間研鑽のすえ帰朝開業した。その後はしばしば宮中に参内して皇族の撮影を命ぜられる特典に浴し、同二十一年宮内省の依頼で宝物取調委員の随行員として全国を周遊、あまねく古社寺の秘宝名画を撮影し、これをもって翌二十二年十月東洋・日本美術専門の豪華雑誌『国華』の創刊に協力参加した。以来内外の博覧会・美術展に出品して常に受賞したほか、コロタイプによる美術複製法を創案するなど写真製版や印刷業も手がけて『写真月報』を発行し、同四十三年には長年にわたり写真界の進歩に尽くした功績を認められて帝室技芸員に推された。昭和四年（一九二九）九月六日没。七十歳。東京赤坂区青山墓地に葬られる。
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