買取 売り切り ライカ Leica Leitz CL ボディ ライカCL
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ライカの源流は1849 年に 設立された 顕微鏡メーカー にたどり着きます 。 1905年にカメラ生産に参入 しますが、この頃はライツ社という社名でした。 1920 年に 開発したカメラに 、「ライツのカメラ」（ L EITZ C AMERA ）との意で「ライカ」と名付け 1925 年に市販一号機ライカ I A ）を生産、販売することにな り ましたが、「ライカカメラ」に商号変更した のは 1990 年に なってからです。つまり３５年ほど前までは製品名 のライカ＝社名と皆捉えていたことになります。ライカはフィルムカメラで最も使用された35 ㎜ フィルムの 規格を生み出したメーカーで もあります。
当時のカメラが 13 × 18 ㎝ の写真乾板を使用する木製大型カメラ だったことを考えるとその点一つだけ見ても、カメラ業界へ与えたインパクトや貢献の高さが伺えます。
以後、カメラ業界のトップランナーとして業界をけん引していきましたが、1970 年代以降はニコン、キャノンといった日本メーカーが台頭し世界シェアの大半を占めるようになりました。その流れはデジタルカメラの時代になっても変わることはなく、他企業の傘下に入るなど存続の危機 ありましたが 、強固な堅牢ボディーと、２０世紀から受け継いだ 無骨なまでの外観は いつの時代も変わることなく継承され 、今やカメラという機器の枠を超えて工業製品の象徴的存在、さらには工芸美術の対象となっており、多くのカメラ愛好家の心を惹きつけています。
ライカCL
ライカCL はライカ M5 シリーズの普及型として、 1973 年から 1976 年にかけて生産されたライツ社（当時のライカの正式企業名）の廉価機種で、「小型・軽量」をコンセプトに開発が進められました。当時の主力はライカM5 でしたが、その売れ行きは悪くなかったものの、製作コストは非常に高いもので、会社にとっては大きな経済的課題となっていました。この窮地を脱するために価格帯の安いライカを商品化することは急務であり、同時に時代の要請でもあった「小型・軽量」モデルの開発と製造を兼ねたものでした。ライカ CL はライツ社が設計し、これを当時技術提携先 であった日本のカメラメーカーである「ミノルタ」が制作を担当。 Minolta （ミノルタ）が製作、最終的にはライツで組立調整した上で、メイド ・イン・ジャーマニーの刻印を打たれて出荷されたという、ある意味 「日本製ライカ」と言える製品です。日本国内では同じカメラが「ライツミノルタCL 」の名前で販売されましたが、日本ではミノルタ CL が安 く手に入ることもあり、ライカの名が刻印されたモデルはより高価な商品となってしまったのです。ライカCL のデザインはライカ M5 を踏襲してい ますが、構造はまったく異なっていました。メーターはライカ M5 を簡略化したものが装備され、 M5 のように測光セルがレンズの装着していない時に待避する構造になっていません。ブライトフレームは 40 ミリ、 50 ミリ、 90 ミリ。また、レンジファインダーのベースの問題からズミクロン 90mm f/2 など使えないレンズがあり、このあたりが廉価版と位置付けられる所以でもあるのです。
実写していません。このまま使用できるか不明です。購入者負担で整備修理される事を前提に入札下さい。
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神地古美術の高橋と申します。
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外国から見た日本の素晴らしい技術をテーマに出品し日本の誇る名工による逸品を紹介できればと思っております。
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No.217.001.006