文句なしの、ロジャーの最高傑作。 彼は、真の天才だった。 音楽には、Core があるのですね。 いうなれば、「天賦の」というものかもしれない。 あるとき、キーボード奏者のケンユーさんと話したとき、関心が不思議なことにあるところに収斂してしまうことがわかりました。 初対面にもかかわらず話がわかってしまうのです。 Keith Jarrett, Brothers Johnson, そして Prince, Frank Zappa 一味。(笑) 話がそれたが、どうしてこれ廃盤なのかな? 誰が名付けたファンクマスター五人衆。 JAMES BROWN、SLY STONE、PRINCE、RICK JAMES、そしてROGER TROUTMAN。 (GEORGE CLINTONはどーしたと言われそうだが、他人が名付けたんで。ま、マスターというより大将かなGEORGEは) ZAPPのアルバムとソロ・アルバムを交互にリリースしてきたROGERのソロ4作目。1991年発売。 いままでは全ての作品をROGERがほぼ単独で製作してきた。だが今作の5曲はDAVID GAMSONとの共同制作。 ギャップの架け橋とはファンクとヒップ・ホップの、言わば新旧の溝を埋める、という意味合いだと思っていたんだが。
先行シングルでR&BチャートでTOP20入りした、ギターのカッティングもカッコよい(EVERYBODY)GET UPとYOU SHOULD BE MINEは痛快なファンク曲。 YOU SHOULD…は翌年EPMDがCROSS OVERでサンプリングしヒットさせたが、(EVERYBODY)GET UPのRMXでEPMDがフィーチャーされた縁なのだろう。 HIP HOPファンにはEPMDで知った方もいるのでは? EPMDはZAPP曲をサンプリングし続け、ERICK SERMONのソロ作でも、また。
一方メロウ曲ではTAKE ME BACKとEMOTIONSが良い。 前作からのI WANNA BE YOUR MANはROGERの代名詞であり、上記2曲は有名じゃないが、 ギターの渋い音色が印象的な前者も、SHIRLEY MURDOCKが参加してる後者も時代に流されない輝きを放つ。
以上4曲を含む5曲がDAVID GAMSONとROGERの共同制作。残りはROGER単独製作だが、GAMSONはROGERの新しい面を引き出すことに成功したと思う。 グループ/ソロ作品を問わずROGERの色に染まりすぎた所を軌道修正したと言える。 またGAMSONは所属してたSCRITTI POLITTIでの作品(彼等の3作目のBOOM! THERE SHE WASにはROGERがゲスト) やCHAKA KHAN曲(LOVE OF A LIFETIME、LOVE YOU ALL MY LIFETIME)での見事な仕事っぷりは流石。
彼は、真の天才だった。
音楽には、Core があるのですね。
いうなれば、「天賦の」というものかもしれない。
あるとき、キーボード奏者のケンユーさんと話したとき、関心が不思議なことにあるところに収斂してしまうことがわかりました。
初対面にもかかわらず話がわかってしまうのです。
Keith Jarrett, Brothers Johnson, そして Prince, Frank Zappa 一味。(笑)
話がそれたが、どうしてこれ廃盤なのかな?
誰が名付けたファンクマスター五人衆。
JAMES BROWN、SLY STONE、PRINCE、RICK JAMES、そしてROGER TROUTMAN。
(GEORGE CLINTONはどーしたと言われそうだが、他人が名付けたんで。ま、マスターというより大将かなGEORGEは)
ZAPPのアルバムとソロ・アルバムを交互にリリースしてきたROGERのソロ4作目。1991年発売。
いままでは全ての作品をROGERがほぼ単独で製作してきた。だが今作の5曲はDAVID GAMSONとの共同制作。
ギャップの架け橋とはファンクとヒップ・ホップの、言わば新旧の溝を埋める、という意味合いだと思っていたんだが。
先行シングルでR&BチャートでTOP20入りした、ギターのカッティングもカッコよい(EVERYBODY)GET UPとYOU SHOULD BE MINEは痛快なファンク曲。
YOU SHOULD…は翌年EPMDがCROSS OVERでサンプリングしヒットさせたが、(EVERYBODY)GET UPのRMXでEPMDがフィーチャーされた縁なのだろう。
HIP HOPファンにはEPMDで知った方もいるのでは? EPMDはZAPP曲をサンプリングし続け、ERICK SERMONのソロ作でも、また。
一方メロウ曲ではTAKE ME BACKとEMOTIONSが良い。
前作からのI WANNA BE YOUR MANはROGERの代名詞であり、上記2曲は有名じゃないが、
ギターの渋い音色が印象的な前者も、SHIRLEY MURDOCKが参加してる後者も時代に流されない輝きを放つ。
以上4曲を含む5曲がDAVID GAMSONとROGERの共同制作。残りはROGER単独製作だが、GAMSONはROGERの新しい面を引き出すことに成功したと思う。
グループ/ソロ作品を問わずROGERの色に染まりすぎた所を軌道修正したと言える。
またGAMSONは所属してたSCRITTI POLITTIでの作品(彼等の3作目のBOOM! THERE SHE WASにはROGERがゲスト)
やCHAKA KHAN曲(LOVE OF A LIFETIME、LOVE YOU ALL MY LIFETIME)での見事な仕事っぷりは流石。
事実上フル・アルバムとしては今作が最後となってしまうROGER。