【整備品・録音再生OK】パイオニア CT-415 ベルト交換整備済み
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商品情報
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商品説明
【整備品・録音再生OK】パイオニア CT-415 ベルト交換整備済み
中古で入手したオーディオ機器や機械式カメラのメンテナンスやリペアを趣味で行っています。
1980年発売、パイオニア製カセットデッキCT-415です。アンプやチューナーとコンポセットになっていることの多いデッキです。薄型でなかなかスタイリッシュなデザインです。
この時代のカセットデッキはテープセレクターがノーマル、CrO2、FeCr、メタルと4ポジションあるのが贅沢です。
フェリクロムからメタルへ切り替わる過渡期の特徴です。このあとの年代ではFeCrがなくなって3ポジションになります。
ノイズリダクションはドルビーBです。十分です。
【整備内容】
通電のみ確認、作動未確認品として入手しました。
内部を確認したところキャプスタンベルトが経年劣化で溶けていました。ベルトの材質もオーディオメーカーによって違うようで、テクニクスのベルトは溶けませんがパイオニアやヤマハのベルトは加水分解でドロドロに溶けます。
その溶けたベルトをアルコールで除去して新品ベルトを掛けました。リールベルトとテープカウンターベルトは溶けずに残っていましたが、伸びが見られたのでこちらも新品に交換しました。
キャプスタンベルトを交換するとテープ速度が変わるので、315Hzの基準信号が録音されたマスターテープが正しく再生されるよう調整しました。カセットデッキはこれをやらないと正しいテープ速度になりません。勘でやるなど論外です。
録再ヘッド、消去ヘッド、ピンチローラーは専用クリーナーS-721Hで表面処理しました。
消磁も実施済みです。これだけでも高音の伸びが良くなります。
以上の整備の結果、すべてのテープ動作が可能になりました。普及機ながらとても良い音です。
録音も問題ありません。こちらもたいへん良い音です。
【外装・付属品について】
外観はところどころキズがありますが、年代を考えると全体的には綺麗だと思います。
フェイスパネルと操作ボタン、スイッチ類はすべて外して表面の汚れやくすみを落としました。
汚れが深く跡が残っている箇所がありますが、これ以上やるとメッキ層を傷めますのでご容赦ください。
メーター表示窓は静電気による曇りをガラスクリーナーで拭き取ってたいへんクリアーになりました。
オーディオは音も大事ですが見た目も大事です。
カセットデッキ本体のみで付属品はありません。
写っているテープは撮影用です。
【発送・保証・その他注意点】
大阪府からゆうパック着払いで発送します。
当方プロの修理屋ではありませんので保証はありません。
現在正常作動していますが、たいへん古い製品ですので輸送中の振動等でいつ不調・寿命になるか予測出来ません。
またすべての機能・性能は確認していませんので見落としがある場合があります。
到着時に電源が入らない以外はノークレーム・ノーリターンでお願いします。
クレームや返品・返金は対応いたしませんので、納得いかない方や個人オークションと中古オーディオ店の通信販売の区別がつかない方は入札しないようお願いします。
落札したまま取引せずに放置する悪質な悪戯被害を受けています。
経験上こうした落札者は新規ID（捨てID）が多いため、新規IDの入札は基本的にすべて削除します。
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