■幕末刀■肥前刀■忠吉系■刃長67.4cm■拵え付き■倉敷刀剣美術館鑑定証付き■
匿名配送
このオークションは終了しています
この商品よりも安い商品
今すぐ落札できる商品
商品情報
画像クリックで拡大できます
■幕末刀■肥前刀■忠吉系■刃長67.4cm■拵え付き■倉敷刀剣美術館鑑定証付き■
匿名配送
本人確認済
商品説明
支払い、配送
支払い方法
-
Yahoo!かんたん決済
- PayPay（残高）
- PayPay（クレジット）※旧あと払い
- クレジットカード
- PayPay銀行支払い
- 銀行振込（振込先：PayPay銀行）
- コンビニ支払い
配送方法と送料
- 送料負担
- 落札者
- 配送情報
-
- 発送元
- 岡山県
- 発送開始
- 支払い手続きから1～2日で発送
- 海外発送
- 対応しません
この度，売り切る為に拵えを付けて出品を致します．刀身のサイズを大澤商会さんにお伝えしまして，ピッタリ合う鞘を用意してもらいました．その上で鍔と柄と下げ緒を付けて拵えを完成させています．柄は新品で鮫皮に黒の木綿巻きです．下げ緒のみが新品ではありませんが，この下げ緒は，かつて大澤刀剣さんで販売されていた最高級である絹の繁打ちの鉄紺です．鉄紺色が日焼けによって紫色に変色している所がありますが，グラデーションが掛かっていてとても綺麗です．
刀身のサイズは以下の通りです．
ハバキ
3.15cm
1.25cm
刃長：67.4cm
反り：1.4cm
元幅：2.94cm
先幅：2.22cm
元重：0.70cm
先重：0.56cm
質量：740g
以下，倉敷刀剣美術館による鑑定結果です．画面のQRコードからも見られます．
概要
肥前国を代表する忠吉家及びその一門からは多くの著名刀工が輩出し、忠吉本家に関しては代々に亘って「橋本新左衛門」の名を襲名し、忠吉家は九代（明治十三年没）に至るまで続いた。同派の作風は山城伝、特に来派に倣った直刃仕立ての作が多く占めている。 ※刻銘の肥前国忠吉に関しては、銘字体の差異から、後銘と位置づけられる。
所見
本作は五字で「肥前国忠吉」の銘を有する刀で、製作年代は体配及び地鉄鍛錬法の観点から、江戸時代後期（慶応）から明治初期頃の作と考えられる。刃文は沸本位の中直刃を焼いて小沸つき冴え、鍛えは小板目肌よく錬れて地景入り地沸よくつく等、その作風からみて、肥前忠吉系の末裔に相当する刀工によって鍛刀された一口と捉えられる。
以下，評価値です．
鍛え:10点，刃文:10点，姿:10点，状態:9点と極めて質の良い刀です． 銘を後付けした為に銘は0点です．即ち初代忠吉の銘にそっくりですが偽銘です．無銘であれば銘も10点だったのですが，その点は残念です．ただし，倉敷刀剣美術館の鑑定士さんによれば「さほどガッカリする事ではないですよ」と言われました．
また，倉敷刀剣美術館の鑑定士さんに教えて貰ったのですが薫山先生の鞘書きも偽物で，薫山先生や寒山先生の偽の鞘書きが多く出回っているとのことでした．
中直刃の刃文に，地鉄には高技量な肥前の刀工にしか出せない米糠肌がよく出ており，実際に地鉄のチェック項目にも微塵に詰む米糠肌が入っています．
登録証と倉敷刀剣美術館による鑑定証も当然お付けします．また，登録証変更届けの用紙と茨城県教育委員会の住所を記入し，切手を貼った封筒を同封致しますので，到着後20日以内に必要事項を記入し，ポストに投函して下さい．
どうぞよろしくお願いします．