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青木大乗 1980年頃ナルミ陶板「朝靄の中之島」画 23×29cm 大阪府出身 大日美術院 画伯令嬢を背景にドビエントカラーで心像画的に描く 6088
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■作家・作品詳細
青木大乗 (あおき だいじょう) 本名、精一郎、初号は宏峰。
1891年5月1日～1979年4月5日
日本画家。
新澄社洋画研究所を創設。
略歴
1891年 5月1日、大阪府天王寺生まれ。
関西美術院で洋画を、京都絵専で日本画を学ぶ。
新澄社洋画研究所を創設、のち解散して日本画に転ずる。
1919年 大阪にて初の個展開催。
1925年 大阪にて個展開催。
1937年 結城素明、川崎小虎らと大日美術院を結成。
1952年 同院解散後は無所属作家として個展の制作発表を中心に活躍。
1962年 欧米や中国を歴遊、写実を基本に深い画趣をたたえる
作品を描く。
1969年 東京、大高島屋にて回顧展開催。
1978年 朝日新聞社主催にて「米寿展」を開催。
晩年は水墨画を描く。
1979年 4月5日、逝去、享年87。
代表作
「香心」(1924)、焚火(1937)、「古代土器」(1959)、
「鯛」(1967)、「大鯛」(1977)、「大自然の微笑」(1978)。
など。
日本美術年鑑昭和55年版(273頁)掲載
★作品タイトル「朝靄の中之島」
制作：1970年代作品
製造：鳴海製陶株式会社
原画
制作：1969年作品
寸法：114cm×123cm
所蔵：株式会社越前屋
大阪生まれで大阪に住み、この土地をこよなく愛し、終生関西を
はなれられたことはなかった。
地域開発が進む中で大阪の代表的な地“中之島" の景観を画き残す
べく、折にふれ筆を運んでいたが、心の「ふるさと」としての
風景画としては、構図にポイントがなく完成には至らず、
そうしたときに欧州に留学中の画伯のお嬢様が帰国、これがひとつの
ヒラメキとなり、早速お嬢様をお連れて中之島へ行き、
人物 (お嬢様) を画面中央部に配することによって、はじめて
朝モヤにかすむ“中之島”の画が完成した。
■サイズ・コンディション、その他
サイズ
作品 23cm×29cm
額縁 43.5cm×50cm
コンディション
作品は良好な状態です。
額縁は小傷スレ有りますが比較的綺麗な状態です。
その他
作品面に作家版上サイン、印譜有り
作品裏側にナルミ刻有り
作品解説冊子有り
かぶせ箱有り、但し状態はやや不良です。
見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、
基本的に額縁は無価値とお考え願います。
尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。
【真作】
真作保証できる作品を真作と表記致します。
作者自身、又は著作権者等で作成した
リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。
【模写】
真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は
模写と表記致します。
上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。
(複製画、オフセット、ポスターなど)
尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。
☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆
全ての出品作品に於いてご相談致します。
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