エブロ◆いすゞ・ベレットR6/#28◆69年日本GP◆1/43
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メインは小のR6。実はこれ、その年の秋に東京モーターショーで発表されるミッドシップコンセプトカーMX1600のパイロットモデルなのでありました。
エンジンは117のものをドライサンプにし、トランジスタ点火装置とダブルソレックスキャブにて大幅にチューンしたもの。シャシーは全くの新設計で、前半スペースフレームに後半は鋼板ファブリケートのセミモノコック。ボディはFRPで、グループ6のベルリネッタでなかなかスタイリッシュ。
そのいでたちから、相当期待しましたが、プラクティスからトラブルの続出。
本戦でもトラブルに見舞われ続け、浅岡重輝と大森祥吾の29号車は、とうとう34周目でバッテリートラブルでリタイア。米村太刀夫と粕谷純一郎の28号車も、いろいろなトラブルに襲われ続けながらも19位でゴールとなるも、規定周回数に届かず完走扱いとはなりませんでした。
ところが、R6の挑戦は続き、70年の鈴鹿500kmレースでは、風戸のポルシェ910と同一周回で浅岡の3号車が2位に入り、津々見の5号車も4位となるという素晴らしいリザリトを残しております。
こちらの28号車は、上背のある米村のヘルメットをクリヤーするために、ルーフに穴があけられていまして、その穴もちゃんと再現されています。
箱やプラケースには経年変化によるスレ傷み、キズなどがある場合があります。
メーカー大量生産による塗装ムラやデカールのずれ等はご容赦ください。
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