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水戸の梅と弘道館/松崎睦生/ひとすじに水戸の梅にとりくみ水戸藩の梅の歴史を調べ自ら納得するまで推敲を続けやっと此度出版にふみきられた
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昭和59年 268P 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
私が、梅の研究家としての松崎睦生先生を知りましたのは、先生がかつて「いはらき」新聞紙上に、 「偕楽園歳時記」を連載された時からであります。毎回、見出しの斬新さと、内容の緻密な構成と奥深い研究に、ほとほと感服しながら楽しく拝読いたしておりました。
私も、松崎先生と同じ水農 (私の在校時の校名は茨城県立農学校)に学び、卒業後、興津の園芸試 験場で園芸の研修をつづけ、その間、梅についての関心も深めました。それには、自宅に老梅が三、 四本あり、この梅への愛着と、水戸とゆかり深い梅への興味がその根底にあったと思われます。
私のは単なる梅への関心にすぎませんが、松崎先生は、昭和三十九年母校水農へ転任以来、学校 (当時水戸市木の折町、現在の歴史館の位置)近くの偕楽園に足をはこび、梅への関心を深め、そして、 梅ひとすじに研究に志ざされてすでに二十年、その成果が前述の「偕楽園歳時記」として出版されました。
そして、このたび、「水戸の梅と弘道館」と題して、先生の研究を深めた著書が刊行されることに なりました。ひとすじに水戸の梅にとりくみ、水戸藩の梅の歴史を調べ、自ら納得するまで推敲をつづけ、やっとこのたび出版にふみきられたことを知り、この良心的な述作が、水戸を愛し、水戸を知 ろうとする多くの人びとに読まれますことを心からお願いする次第であります。
お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。
中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。表紙小傷、小汚れ。天部・小口ややしみ。巻末に印あり。ご理解の上、ご入札ください。もちろん読む分には問題ありません。30971
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