60年代末にブルース・ロック・バンドとしてデビュー。その後70年代にかけハード・ロック/プログレ・サイケ路線で活動し、70’sブリティッシュ・ロック・シーンの中でも、そのヘヴィなサウンドで、とりわけドイツで人気を誇ったスティーム・ハマーの、超レアなライヴ音源。1971年2月27日ドイツ、マンハイムのラインゴールド・ホールでのライブを、当時としては良好と言えるオーディエンス・マスターから収録。ブルース・ハードからプログレッシヴに切り込んだ絶頂期で、彼らの代表作といえる「マウンテンズ」発表後であり、またリード・ヴォーカルであったキーラン・ホワイト脱退後のトリオ編成による演奏によるもの。なお、ベースもスティーヴィ・デイヴィからオイス・センナモへ交代した時期でもあり、特にヴォーカル・レスでドラム・ソロもはさんだ長尺"Riding On The L & N"、ヘヴィかつタイトな演奏による"Hold That Train"は、独特なリズムのリフが印象的で、オイスの超ド級のヘヴィなベース&ミックの手数の多いドラムスのリズム・セクションに、マーティンのヘヴィー・リフ&バッキングと、そのエモーショナルなプレイ・アプローチは唯一無二。後にキース・レルフのルネッサンス、アルマゲドンへと変貌していくブリティッシュ・ロック伝説のレア・ライブ音源。
1. Intro / Jam/2. Walking Down The Road (Instrumental Version / Drum Solo)/3. Riding On The L&N/4. Hold That Train
Live At Rheingoldhalle Neckarau Mannheim Germany February 27th 1971