動いても首が抜けないので、肩というよりむしろ首で着る、そんな感覚を味わえます。目付けのある生地でも重さが均等に分散されるのでジャケットを着ている感覚がありません。ルビナッチ氏が言うところの“まるで自分の肌のような着心地”とは、まさにこのことです。
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当然、前振り袖なのですが、職人の手作業によって肩のイセがたっぷりとられているため、びっくりするくらい動きやすく(腕の可動域が広く)、ジャケットを着たままデスクワークをしてもまったくストレスがありません。
動きやすさはビスポークのジャケットに匹敵するほどです。加えて、ティトのジャケットは日本人の体型に合わせて型紙がイチから作り込まれているので、細身、小柄、撫で肩といった日本人によくある体型を補正しつつ、全体をきれいに見せてくれます。
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ティトの美意識は生地にも色濃く反映されており、イギリスやイタリアのヴィンテージファブリックをはじめ、どちらかというと目付けの大きい本格志向の生地コレクションになっています。
ブランドのインポーターであるフィルムの直営店ダブルスタンダードによる、英国産ヴィンテージ生地を使った1着のみの限定版。ナポリマニアの方に。
使用しているのは、今はなくなってしまったフィレンツェの老舗生地屋さんが保管していた着分のみのヴィンテージ生地。柄はオーソドクスなグレンチェックですが、配色の大変珍しい生地で、ネイビー、ターコイズブルー、ベージュ、テラコッタが使われています。
近くで見るとアズーロエマローネの配色の絶妙なバランスが楽しめますが、遠目にはグレーっぽく映り、派手さはほとんど皆無。むしろ地味といってもいいほど落ち着いた雰囲気です。蛍光灯下ではターコイズブルーの印象が強くブルー基調に見えるようです。
肩の可動域を増やすためにギャザーを寄せて袖付けを行う、マニカ=カミーチャ。芯地や肩パットなど副資材をほとんど用いないセンツァ=インテルノ仕立て。ジャケットをより立体的に見せるため、裾まで貫かれた前身ごろのフロントダーツ。ディティールはザ・ナポリともいえるほどナポリ・スタイルです。
そしてさらに限定アイテムの本品には、さらにナポリ流のこだわりが。ナポリのサルトのクラシックスタイル、袖ボタンをひとつにしてあります。ただし、付属品として左右プラス3個の袖ボタンがついていますので、ボタンを増やしたい方は増やすことが可能です。ティト流のスタイルでは、ジャケットはクラシックな1つボタン、スーツは3つボタンとのことです。
通常ヴァージョンは日本の市場に合わせて着丈も短めですが、44サイズで着丈71㎝、ラペル幅も10㎝とクラシックスタイルになっています。
<ブランド紹介(販売店より)>
●ナポリ仕立てを知り尽くした男がディレクションする新鋭ブランド
TITO ALLEGRETTO ティト・アレグレットは20歳のときにナポリ仕立ての殿堂ロンドンハウスでキャリアをスタートさせます。
二代目当主マリアーノ・ルビナッチ氏に師事した彼は、徐々にショップディスプレイに目覚め、頭角を現していきます。その後、彼の才能はさらに開花し、イザイアやアットリーニ、ラルフローレンでVMDとして活躍し、イタリア中のファッション関係者にその名を知られるようになります。
そんな“ナポリ仕立てを最も理解している男”が立ち上げたのが、自身の名を冠したブランド「TITO ALLEGRETTO(ティトアレグレット)」です。
着づらい服は服じゃねぇ、だせぇラペルは笑っちまう、という彼の言葉が表すとおり、その美意識が色濃く反映されたジャケットやスーツは、ナポリの伝統的なスタイルを継承しつつモダンな要素を取り入れることにより、若々しさと力強さ、色気を併せ持つ独自のスタイルへと昇華されています。こつこつと丁寧に作り上げられた製品は、マシンメイドの製品と対極をなす“まるで裸体でいるような着心地”を堪能できます。
●洒脱な空気感を纏う!新時代のナポリ仕立てジャケット
ティトのジャケットは、従来の作りの良さや着心地の良さはそのままに、より日本人体型にフィットし、動きやすく、美しく見えるように進化しています。
曲面と曲線の連続性を重視して作られた典型的なナポリスタイルの段返り3つ釦ジャケットですが、コンパクトな肩幅、スマートに見える狭めの前身頃、滑らかに絞られたウエストラインなど、クラシックさの中に現代的なエッセンスを溶け込ませることにより、決して懐古趣味にならない“モダンな印象のナポリスタイルジャケット”へと昇華しています。
ゴージはあくまで高すぎず低すぎず、クラシックな位置を守っているところに普遍的な美しさを感じます。ゴージラインが緩やかにカーブしたセミワイドラペルの美しさも一級品です。
ラペル、フロント、ポケットには、ナポリ仕立てを語る上で外すことのできないダブルステッチが施されており、色気と力強さが表現されています。
美しい曲線を描くバルカポケットやナス型のパッチポケット、波打つ海面のような肩のギャザー(マニカカミーチャ)も見逃せないディテールです。今の時代にマッチする端正な佇まいでありながら、上品さを崩さないギリギリの線でラテンの色気を主張しているところにセンスが光ります。
●着ていることを忘れさせてくれる、まるで裸体でいるような着心地
ナポリ仕立ての本流と言われる名店ロンドンハウス(現ルビナッチ)。同店を世界レベルに躍進させた二代目当主マリアーノ・ルビナッチ氏は、着ていることを忘れさせるジャケット(スーツ)こそが本物だと言い切り、当時のマスターカッター、ヴィンツェンツォ・アットリーニ氏と共同でナポリ仕立てを確立させます。
その後、本家ナポリ仕立てはアントニオ・パニコ氏やフェリーチェ・ビソーネ氏に継承されていきます。ルビナッチ氏に師事し、彼らが作る服をいちばん近くで見てきたティトの服もまた、ナポリ仕立ての本流を汲んでいます。着づらい服は服じゃねぇ、というティト本人の言葉がそれをよく物語っています。
ティトのジャケットやスーツは、ナポリ仕立てを身近に感じられるよう、マシンを効率的に取り入れることで優れたコストパフォーマンスを実現しています。マシンといっても近代的な工場ではなく、ナポリの小さな工場でこつこつと職人によって作られているので、まるでハンドメイドのような雰囲気があります。
驚くべきはその着心地の良さです。よく、いいジャケットは肩に乗る、と言われますが、ティトのジャケットは、肩から首筋にかけてのノボリが吸い付くように均等にフィットします。
動いても首が抜けないので、肩というよりむしろ首で着る、そんな感覚を味わえます。目付けのある生地でも重さが均等に分散されるのでジャケットを着ている感覚がありません。ルビナッチ氏が言うところの“まるで自分の肌のような着心地”とは、まさにこのことです。
v 当然、前振り袖なのですが、職人の手作業によって肩のイセがたっぷりとられているため、びっくりするくらい動きやすく(腕の可動域が広く)、ジャケットを着たままデスクワークをしてもまったくストレスがありません。
動きやすさはビスポークのジャケットに匹敵するほどです。加えて、ティトのジャケットは日本人の体型に合わせて型紙がイチから作り込まれているので、細身、小柄、撫で肩といった日本人によくある体型を補正しつつ、全体をきれいに見せてくれます。
v ティトの美意識は生地にも色濃く反映されており、イギリスやイタリアのヴィンテージファブリックをはじめ、どちらかというと目付けの大きい本格志向の生地コレクションになっています。
状態:未使用、ブランドタグ付き、ブランドハンガー付き
ブランド:TITO ALLEGRETTO ティト・アレグレット
生産国:イタリア
素材:表地 ウール 100%/胴裏 綿51% レーヨン49%/袖裏 アセテート 60% ポリエステル40%
仕様:段返り3つ釦(本水牛ボタン)、袖1つ釦、背抜き仕立て、サイドベント、胸バルカポケット、両腰ナス型パッチポケット、ナチュラルショルダー(手縫いによるイセ)、前振り袖、ラペル、フロント、ポケットダブルステッチ
サイズ:44(※表示は44ですが44と42の中間くらいのサイズ感ではないかと思います)。肩幅40cm、着丈71㎝、袖丈58㎝、脇下46cm、胴42.5㎝、ラペル幅10cm。
価格202,400円
※なるべく実物に近い状態で撮影して いますが、撮影時の光の加減やPC・スマホ設定により、色合いが若干異なる場合がございます。
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