伝説の陶芸家 國吉清尚 焼締 窯変 肩衝 小徳利 (検索用 国吉清尚 北大路魯山人 金重陶陽 小山冨士夫 鯉江良二 南蛮 壺屋 花入 酒器 ぐい呑)

匿名配送

このオークションは終了しています


この商品よりも安い商品

今すぐ落札できる商品

商品情報

伝説の陶芸家 國吉清尚 焼締 窯変 肩衝 小徳利 (検索用 国吉清尚 北大路魯山人 金重陶陽 小山冨士夫 鯉江良二 南蛮 壺屋 花入 酒器 ぐい呑)

匿名配送
  • 現在
    169,000円(税 0 円)
    • 終了 11/19 (日) 22:05 終了予定
    Yahoo!オークション初めての方はログインすると
    (例)価格2,000円
    クーポン利用で

    1,000

    で落札のチャンス!

    いくらで落札できるか確認しよう!

    ログインする
  • 入札

    閉じる

    Yahoo! JAPAN IDがあればすぐできる!!

    Yahoo! JAPAN IDを取得(無料)

    Yahoo! JAPAN IDをお持ちの方

    配送方法と送料(

    閉じる
    への送料をチェック(※離島は追加送料の場合あり)

    ログインするとYahoo! JAPAN IDに登録中の地域を表示できます。

    この画面で地域を変更しても保存されません。

    配送情報の取得に失敗しました
    送料負担
    落札者
    配送情報
    発送元
    大阪府
    発送開始
    支払い手続きから1~2日で発送
    海外発送
    対応しません
  • 出品者

    • 落札率が高い 直近1ヶ月に出品した商品の
      70%以上が落札されています。

    * * * * * さん

    100%
    100%
    総合評価: 195
    発送元の地域:
    大阪府
    スピード発送
    この出品者は平均24時間以内に発送しています詳細
  • 更新情報
    • 11月15日
      商品説明追加
  • 商品情報

    カテゴリ
    状態 目立った傷や汚れなし
    個数 1
    返品 返品不可
    自動延長 あり
    早期終了 あり
    入札者評価制限 あり
    入札者認証制限 あり
    落札者 ログインして確認
    開始価格 1 円(税 0 円)
    開始日時 2023.11.13(月)15:10
    終了日時 2023.11.19(日)22:05
    オークションID f1113685019
  • ※ 商品削除などのお問い合わせはこちら

商品説明

「惜譲」。國吉清尚さんの小徳利です。備前の徳利によく見られる肩衝 (かたつき) 形。穴窯・薪焼成の真っ赤な窯変に加え、珊瑚を器体に据えて焼くことによる独特の窯変も特徴的に見られます。元々徳利の作例がかなり少ない清尚さん、中でも小振りのものは更に希少です。肩衝形のおかげで一合 (180cc) は確実に入りますが、半合程度で楽しむ方が粋じゃないでしょうか。また、画像からも感じられる通り、花入としても風情ありますよね。座りのガタ付きはありません。底に「ク」のサインがあります。無地の桐箱が付属します。箱書きはありませんのでご承知おき下さい。画像3枚目の酒杯とお盆は付属しません。真作であることを保証します。冒頭に「惜譲」(せきじょう) と書いたのは僕の個人的な気持ちです。それ以上の深い意味はありません。「惜しいけどお譲りします」と言うような意味ですが、たぶん辞書には載っていませんよね。40年以上前、車・バイク・自転車などの雑誌にはたいてい「売ります・買います」コーナーがあり、そこを利用して手放す人がよく書いていたワードです。今回はなぜか書きたい気分でした。余計なことですみません。

口径 : 最大 4.5cm (外)
胴径 : 最大 7.7cm
高さ : 最大 10.1cm

かなりの時間とお金を掛けて國吉清尚さんの作品をコレクションしていましたが、諸事情のため1円スタートで売り切ります。入札経過を見て出品を取り下げたりしませんので、安心してオークションにご参加下さい。ぜひとも引き継いでいただき、ご愛用をお願いします。出品説明文の最後に、清尚作品が「なんでも鑑定団」に出た時 (2017年8月) のナレーションを載せておきますので、ぜひご一読下さい。

*****

國吉 清尚 (くによし せいしょう・Seisho KUNIYOSHI) 略歴

1943年 沖縄県那覇市首里で生誕
1963年 小橋川永昌さん (仁王窯) の下で修行
1966年 濱田庄司さんとの縁で栃木県益子にて修行
1968年 沖縄県読谷村で開窯
1999年 焼身し死去 (満55歳)

*****

穴窯・薪焼成での焼締陶器には、窯疵 (ヒッツキ・切れ・石ハゼ・膨れ・剥がし痕など) や歪みなどがいくらか見られ、それらは無疵として扱われることがほとんどです。國吉清尚さんの場合、他の多くの作家さんよりも高温で長時間激しく焼成するため、更にそれらが顕著に見られる傾向があります。ただ、いずれにしても不良・不具合ではなく作風や魅力として捉えられていますので、これまで一度も作品を手にしたことのない方は、その点を充分にご理解の上でご入札をお願いします。現物を見れないネットオークションゆえ、こちらもなるべく整った作品を選んで出品し、また、ひどい漏れや底のガタ付きなど実使用に耐えられないようなものは説明文に明記します。

*****

・記載の寸法はこちらの手元で測定したものです。多少の誤差はお許し下さい。
・作品はスマホのカメラで撮影しています。濃淡の差が少し強く出る傾向にあり、近接写真は少し歪んで見える場合があります。
・出品作品はすべて真作と判断していますので、真贋に関するご質問はお控え下さい。万一間違いがありましたら、落札代金と送料はお返しします。
・経年品のため、画像で見えないようなスレや小キズはお許し下さい。
・作家さんの手を離れた後にできたであろう疵や修理は記載しますが、それ以外の窯疵などは画像にてご確認下さい。
・作品の状態に関すること以外のご質問には、回答を控えさせていただく場合があります。(即決依頼・直接取引依頼・入手先・入手時期など)
・評価が著しく悪いと思われる方やオークション代行業者と推察される方の入札・落札は、取り消しさせていただく場合があります。こちらも責任と誠意をもって作品を引き継ぎたいので、申し訳ありませんがご理解下さい。
・出品期間中の破損や終了日の長時間に渡るアクセス障害などにより、やむなく出品を取り消しする場合があります。
・オークション終了後のご連絡は、落札者様の方から落札後24時間以内に取引ナビでお願いします。(いたずら落札ではないことの確認と、梱包資材などの準備のため)
・お支払いのお手続きは、「かんたん決済」の期日内にお願いします。(お支払いのお手続きが落札日の翌々日以降になる場合は、ご予定をお知らせ下さい)
・複数落札での「まとめて取引」(同梱・一括支払い) には対応できますが、ヤフオク側で決められた手順がありますので、初回のご連絡前に「ヘルプ」でご確認下さい。
・匿名取引を利用していますので、領収証の発行はできません。
・商品到着後問題がなければ、速やかに「受け取り連絡」をお願いします。(受け取り連絡をしていただかないと入金されないシステムのため)

*****

<2017年8月8日放送 開運!なんでも鑑定団 國吉清尚紹介のナレーション>

パックリと口を開けすべてを飲み込んでしまうかのような華器、海上がりの如く肌がザラついた小壺、茶筅の穂先がバラバラになってしまいそうな茶碗、いずれも無骨で何の飾り気もないが、力に溢れ、見る者を惹きつけてやまない。

作者は國吉清尚 (くによしせいしょう)、生涯沖縄の土と格闘し続けた陶芸家である。

1943年 (9月28日)、沖縄県那覇市 (生家は首里城南殿!) の生まれ。高校生の頃から陶芸に興味を抱き、二十歳の時、壺屋焼の名工・小橋川永昌 (仁王窯) に弟子入り。すると一気に才能が開花し、二年後の沖展に出品した陶枕は奨励賞を受賞した。同年上京し、日本大学 (空手の推薦) に進学したが学校にはまったく通わず、栃木県益子町で修行。二年後故郷に帰る際は、濱田庄司がその才能を惜しみ引き留めたほどであった。沖縄では読谷村に窯を構え、試行錯誤の日々を続けた。

國吉の名を最初に世に知らしめたのは、井伏鱒二の小説「珍品堂主人」のモデルにもなった古美術研究家・秦秀雄である。秦は、鹿児島の料理店 (さつま路) で偶然目にした國吉の何のてらいもない丸紋土瓶に惚れ込み、1975年発行の雑誌「銀花」でこれを激賞。その結果、國吉は沖縄陶芸界の新鋭として大きな脚光を浴びたのであった。

しかしもとより國吉には売れることを目指す気は毛頭なかったため、すぐさま土瓶づくりはやめてしまい、その後は自らの思いを沖縄の土に練り込み炎に託して放出するかの如く、様々なオブジェに力を注ぐようになった。当然、その作陶は既成概念にとらわれず奔放で、例えば陶芸では通常数種類の土を混ぜて陶土とするが、國吉は土味を殺すからとこれをやめ、この土味を最大限に活かす焼締だけでなく、ガジュマルや琉球松の灰などでつくった釉薬を用いたり、海水の微量成分の釉薬効果を狙い珊瑚を作品の傍や中に置いたりもした。

一方、最も嫌ったのは狎れ (なれ) や媚 (こび) で、國吉の作陶は常に素手で白刃に立ち向かうかの如き緊張感に満ちている。そのため、一見無手勝流のようだが隙や遊びはなく、そのすべてに動と静、緩と急が呼吸の如く息づいている。

しかし、その感受性はガラスの如く繊細だったのであろう。私生活は壮絶で、良き家庭人でありたいとの思いと、なまぬるい幸福を唾棄したいとの思いが交錯し、三度の結婚・離婚を繰り返す内、酒と睡眠薬に溺れ、1999年4月11日、丸く囲ったレンガの中に身を置き、灯油をかけて火を放った。覚悟の自殺か、はたまた自らの身体を陶器と見立てたのか。もちろんすぐさま病院に運ばれ、延命のため両脚が切断されたが、一ヶ月後 (5月10日) 帰らぬ人となった。享年56。(享年57・満55歳の誤り)

<中島誠之助さんの総評抜粋>

見る者を吸いつけてやまない魔力がありますね。躍動する血潮を感じる。沖縄の海と土と、薪となった木、そして火、沖縄一色が産んだものですね。


(2023年 11月 15日 16時 31分 追加)
余談です。元々「やきもの」が好きだった僕ですが、ある時、いわゆる「現代の備前焼」に強い嫌悪感を抱くようになりました。作り手の「こんなのを作れば売れる」的な「あざとさ」が急に目につくようになったからです。そして、そんな作品をやきもの愛好者が「良い景色ですねぇ」などと褒めているのを見て、「軟弱で気色悪い世界」と思いました。やきものを追い掛けなくなってずいぶん経った頃に、偶然出会ったのが清尚さんの作品です。過去に見い出されている美意識をそのままトレースしない潔さ、「売れること」にまったく媚びていない強さ。今回の出品は丁度良い例なので書きますが、ネットで「備前 徳利」や「金重陶陽 徳利」などと画像検索すると、良さそうな肩衝徳利がたくさん出てきますね。でも、僕にはいずれも、特にフォルムが弱いように感じます。部屋の中や料理屋で使う分には充分ですが、広くて厳かな場所や自然の中に持ち出して見ると、弱さが露呈して耐えられないでしょう。一方、清尚さんの徳利はどう見えるでしょうか。その違いが、僕が清尚作品を集めるようになった一番の理由です。

支払い、配送

支払い方法

  • Yahoo!かんたん決済
    • PayPay(残高)
    • PayPay(クレジット)※旧あと払い
    • クレジットカード
      • PayPayカード
      • Visa
      • Mastercard
      • JCB
      • Diners
      • American Express
    • PayPay銀行支払い
    • 銀行振込(振込先:PayPay銀行)
    • コンビニ支払い

配送方法と送料

送料負担
落札者
配送情報
発送元
大阪府
発送開始
支払い手続きから1~2日で発送
海外発送
対応しません