Beach Boys ファン / Surfin’ & Hot Rod マニアなら当然の如く
60s West Coast Sub Culture / Youth Culture を研究しなければ
いけない。それを研究すればパズルは完成させられるのだ。
実は私の研究材料である、この手のイレギュラー物は
Bruce & Terry だけでもまだ存在する。
その研究資料やデータをここで公開するには全83巻
(広島弁対訳、豪華ファミリーツリーポスター付き) が
必要となる。さて本件シングルだが、Goldrush 同様に
初期 Equinox Productions が手掛けた隠れた傑作シングルだ。
私はその昔、このシングルに出会った時に感動して
A&M 本社に手紙を送って「このシングルの詳細を教えて
ちょうだい」と尋ねたが、A&M から逆に「詳細が解らない
から調べてください」と答えられた。
頭に来た私はA&M に私の研究資料も教えずに
一人で研究を続け、Goldrush でも説明したように当時の
Equinox Productions を取り巻く状況を調べてきた経緯がある。
この傑作シングルA面では Millenium の持つ vocal easy listening
スタイルを踏襲し、当時普及拡大をしていた FMラジオの
放送プログラムを視野に入れていたかのような爽快感溢れる
West Coast Sound を完成させている。もはやこれは来るべき
California Music / California の到来を予告するような出来だ。
興味ぶかいのは作者の Miller-Somberg (Jim Moller-
Lenny Somberg) で、彼らは “Psychedelic Used Car
Lot Blues” で有名な Detroit, Michiganのサイケバンド
The Southbound Freeway のメンバーである。
彼らがこのような美しい曲を書いて Terry Melcher が
入手したとなると、T. M. Music 時代から続く彼の
楽曲出版社事業の賜物だろう。
またB面で聴ける女性が Gloria Grinel であるならば彼女が
Bill House や David Cassidy のバックで歌う以前という事に
なるので Kenny Hinkle もこのレコーディングに参加していれば
既に California Music の骨格作りに着手していた事になる。
Gloria Grinel と Kenny Hinkle は1974年の California Music
"Don't Worry Baby" (RCA NB-10120) では3番を歌うのだが
当時彼女は明らかに David Cassidy のサークルのメンバーで、
彼女が薬物の過剰摂取で若くして亡くなった….
一般的に California Music のコンセプトの起源は
1972年の Dean Torrence (Jan & Dean) による
Legendary Masked Surfers とする考え方があるが、
そもそもが70年代に入り Equinox Productions は
Terry Melcher の勧めもあり事務所をニューヨークの
RCA ビルディングの5階に移った。
なので当然セッションも RCA の当時のプロダクトに
集まってきたミュージシャン達が主体となる。
RCA で Bill House, Barry Mann そして David Cassidy
のアルバム制作に携わっていた Equinox Productions が
同じ時期に California Music を RCA でリリースしたのは
当然である。興味ぶかいことにこのA&M シングルの
B面の作者 Bob Simpson は RCA Studio A のエンジニアー
であり、この事実も Equinox Productions がその後
RCA から California Music をリリースさせる事が予見できる。
ラベルに薄いスレあり、盤質良好。
オリジナル7inch シングル。良好品
コンディション(盤):M-
当店はメールオーダーサービス(通販)を25年以上続けてまして日頃から
安心と安全を可能な限りのサービスで提供しようと心がけています。
当店は山下達郎氏や氏のラジオ番組「サンデーソングブック」に
貴重盤レコードを供給している他、世界中の多くの著名人、文化人、
専門誌編集者の方々にレコードを供給して役立てて頂いています。
また自らも専門誌やガイドブック製作、CDのライナーノート等でも
執筆しており貴重盤の文化的寄与に努めています。
弊社の商品を使っている詐欺サイトが発見されました。
この商品画像とヘッダー、商品説明を利用してヤフオク以外の
他のショッピングサイトで販売していたらそれは詐欺サイト
の可能性がありますので御注意ください。
●
Back To The Vanda Days / BTVD ボサ ソフトロック
サーフィン サマー ティーン ガールポップ Mod ノーザン
ソウル Doo-wop
ソフトロック専門誌 Vanda とその編集長 故佐野邦彦氏を支えて
ソフトロックムーヴメントを活性化させていた当店 Cool Handが
ソフロファンから「聖地」と呼ばれていた当時の通販リストの
人気だった商品に新たな息吹を吹き込む企画です。
当店 Cool Hand は山下達郎氏のラジオ番組サンデーソングブック
に様々なレコードを提供している他にも達郎さんのライヴ会場の
BGMでもお馴染みのDoo-wopを供給させて頂いていますが、
私が Vanda 誌上で語りつくせる事が出来なかったレコード等を
佐野さんの思い出とともに達郎さんと私は語り合いました。
Vandaで紹介する筈だったレコードの未発表原稿が残ってたので
当時の読者の皆様へ挨拶、そして盟友佐野さんへの供養として、
折角ですので、何らかの理由によってボツになってた原稿を
使って、そのレコードをこの場でリリースさせて頂きます。
アーカイヴ番号 292
Beach Boys ファン / Surfin’ & Hot Rod マニアなら当然の如く
60s West Coast Sub Culture / Youth Culture を研究しなければ
いけない。それを研究すればパズルは完成させられるのだ。
実は私の研究材料である、この手のイレギュラー物は
Bruce & Terry だけでもまだ存在する。
その研究資料やデータをここで公開するには全83巻
(広島弁対訳、豪華ファミリーツリーポスター付き) が
必要となる。さて本件シングルだが、Goldrush 同様に
初期 Equinox Productions が手掛けた隠れた傑作シングルだ。
私はその昔、このシングルに出会った時に感動して
A&M 本社に手紙を送って「このシングルの詳細を教えて
ちょうだい」と尋ねたが、A&M から逆に「詳細が解らない
から調べてください」と答えられた。
頭に来た私はA&M に私の研究資料も教えずに
一人で研究を続け、Goldrush でも説明したように当時の
Equinox Productions を取り巻く状況を調べてきた経緯がある。
この傑作シングルA面では Millenium の持つ vocal easy listening
スタイルを踏襲し、当時普及拡大をしていた FMラジオの
放送プログラムを視野に入れていたかのような爽快感溢れる
West Coast Sound を完成させている。もはやこれは来るべき
California Music / California の到来を予告するような出来だ。
興味ぶかいのは作者の Miller-Somberg (Jim Moller-
Lenny Somberg) で、彼らは “Psychedelic Used Car
Lot Blues” で有名な Detroit, Michiganのサイケバンド
The Southbound Freeway のメンバーである。
彼らがこのような美しい曲を書いて Terry Melcher が
入手したとなると、T. M. Music 時代から続く彼の
楽曲出版社事業の賜物だろう。
またB面で聴ける女性が Gloria Grinel であるならば彼女が
Bill House や David Cassidy のバックで歌う以前という事に
なるので Kenny Hinkle もこのレコーディングに参加していれば
既に California Music の骨格作りに着手していた事になる。
Gloria Grinel と Kenny Hinkle は1974年の California Music
"Don't Worry Baby" (RCA NB-10120) では3番を歌うのだが
当時彼女は明らかに David Cassidy のサークルのメンバーで、
彼女が薬物の過剰摂取で若くして亡くなった….
一般的に California Music のコンセプトの起源は
1972年の Dean Torrence (Jan & Dean) による
Legendary Masked Surfers とする考え方があるが、
そもそもが70年代に入り Equinox Productions は
Terry Melcher の勧めもあり事務所をニューヨークの
RCA ビルディングの5階に移った。
なので当然セッションも RCA の当時のプロダクトに
集まってきたミュージシャン達が主体となる。
RCA で Bill House, Barry Mann そして David Cassidy
のアルバム制作に携わっていた Equinox Productions が
同じ時期に California Music を RCA でリリースしたのは
当然である。興味ぶかいことにこのA&M シングルの
B面の作者 Bob Simpson は RCA Studio A のエンジニアー
であり、この事実も Equinox Productions がその後
RCA から California Music をリリースさせる事が予見できる。
ラベルに薄いスレあり、盤質良好。
オリジナル7inch シングル。良好品
コンディション(盤):M-
YouTubeでサンプル試聴可能。リンクをペイストしてください。
https://youtu.be/sIeruYq8VoI?si=9hAIFW7s5zG11Qo8
本件商品は中古レコードです (多くは試聴確認出来てません)
査定は見た目によるものです:コンディション (カヴァー/盤)
商品はすべて目視による査定です。
SEALED シールド 未開封状態
(開封されていないので盤質は確認出来ません)
M (Mint) ジャケット、盤ともに光沢を保ち、
特筆すべきマイナス材料がなく良好な状態です。
M- (Mint Minus) ジャケット、盤ともに若干の些細なスレ等が
確認出来ますが特筆すべきダメージは見受けられない
光沢を保っています。
VG++ と表記されているものもありますが、それは強調表現
でして経年劣化が M- より見受けられる程度のものです。
若干の経年劣化はありますが光沢もあり
中古品としては良好です。
VG+ 並の中古品とお考え下さい。ジャケット&盤ともに
使用感があります。ジャケットに経年劣化があり光沢が無く
スレがあり、色が薄くなった所や汚れがあります。
古いシングルのジャケットには経年によるヨレがあります。
盤には光沢が無く、チリノイズの原因となるスレや
細かな擦り傷があります。
VG マイナス材料となる傷みとか汚れが目立ちます。
ジャケットのヨレやシワ等があります。
盤には目立つ擦り傷が多くあります。
Poor 存在自体が稀有なアイテムはコンディションが悪くても
ヘビーコレクターの為に出品する場合があります。
所謂ボロですが、ボロでも需要の高いアイテムは
コレクションのアーカイブデータ用にご利用ください。
発送日は基本的に祭日を除く月水金曜日です。
買取出張他の諸事情で発送日が変更する場合もあります。
午前中に入金確認できました分は当日発送致しますが
それ以降の入金確認につきましては翌発送日になる場合が
あります。
万が一商品のコンディション等が記載査定と
異なったり、破損等が見受けられ御不満がありましたら
遠慮なく御連絡下さい。
かんたん決済入金後、返品返金に応じます。
商品フォーマットの勘違いによる落札商品の
キャンセルは出来ませんので
アーティスト検索やキーワード検索をされる方は
商品説明を良く見て、出品カテゴリーを確認の上
責任を持って入札してください。
その他、お取引詳細は下記リンクをペイストしてご確認下さい。
www.coolhand-records.com/yahooauction.html