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俳諧集 全 無々庵老人？編著
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商品説明
22.6×15.9㎝
全31丁
【題箋】『俳諧集 全』
【内容】
序 1丁半
本編 31丁
冒頭 五十韻(五十句) 4丁表～4丁表
他は、
洛東遠望 48句 7丁表
越の國にありて 19句
新潟にて 11句 11丁表
山家近壽？ 12句 12丁表
三国山中 46句 12丁裏
無々老人古家の・・・ 84句 16丁裏
などと、旅の途中吟を思わせるものが多い。ただ、独吟では無く、それぞれの地で句会を催し、その連中たちの句を記したものと思われる。
因みに冒頭の五十韻は、まず発句の五・七・五に続き、七・七、五・七・五・・・・と続いている。しかも二句毎に一文字下げているので、正式の場での「俳諧連歌」であることに間違いなさそうである。
【編著者について】
序に「無々庵は公務いとまなき身也しをことし支考の廿七回忌にあたりて・・・・・略・・・」とあるので、一応書名とした。「無々庵」の名は16丁裏【画像８参照】にも出てくる。
彼は出品中の『俳諧雪月花』にも「無々庵 小西呉雀」として登場する。彼の句や門人(高弟)の名も見受けられる。【画像10参照】
香のたつや向ふて遠き梅林
鶯の囀？半のはつ音哉
鶴の行筋より高し郭公
後略
高弟の名 墨地 白居 玉呂 枕花 桃林
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前述の序に「支考の廿七回忌にあたりて」とあるのが気になり調べてみた。
各務支考没 享保十六(1731)+27回忌＝宝暦七(1758)
ただ、問題なのが
『俳諧雪月花』弘化四(1847)【画像９参照】
『俳諧集』元治元(1864)年【画像３参照】
なので、支考没後百年近く後になる。
とすると「支考」は出品者の読み違えのようである。
【刊期等】
序に 元治元(1864)年 とある。
※全体的に、経年によるくすみ、汚れ、虫食いあり。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。
※梱包材の再利用に努めています。ご理解下さい。
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