Think Out Loudは、元PlayerのPeter BeckettとSteve Kipnerの2人によるユニットで、この1stのほかに1997年にMTM Musicから"Shelf Life"という2ndアルバムも発表されております。
Peter BeckettとSteve Kipnerの仲は古く、Steve Kipnerが在籍していたTin Tinというバンドに参加を要請され、1973年にTin Tinのラストシングル"I'm Afraid"のソング・ライティングとプロデュースを担当し、1974年に出されたシングル"It's A Long Way To Georgia"ではPeterのヴォーカルも聴けるようです。
Player解散後、Peterは1982年から1988年にかけ、再びSteve Kipnerと一緒に曲を作り、HeartやSurvivorなどに曲を提供したりしておりましたが、これがきっかけで再びSteveと活動することとなりThink Out Loudの結成となりました。
このThink Out Loudの1stアルバム"Think Out Loud"には、Steve Lukather、Michael Landau、Bob Marlette、Bobby Caldwell、Randy GoodrumなどAORファンがお馴染みのミュージシャンが参加しており、当時、結構話題に上ったアルバムです。