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週刊名城をゆく「二条城」2005年※徳川慶喜 大政奉還 坂本龍馬 西郷隆盛 王政復古の大号令 倒幕の密勅 鳥羽伏見戦 本能寺変 織田信長・信忠
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商品説明
平成１７年（2005）に、小学館から出版された
名城をゆ４7号「二条城」である。全ページ・カラ
ーグラビア仕立てとなっている。城の規模、縄張
り、築城秘話、ゆかりの武将の物語などのさまざ
まな内容は、貼付写真の目次を御覧下さい。
天正１０年（1582）６月２日に、本能寺の変は
起きた。その時、旧二条城にいた信長の嫡男・信
忠も明智軍と戦い死んだ。事変から約３０年後の
慶長１６年（1611）３月、修復された二条城で家康
と豊臣秀頼が加藤清正の仲介で会見した。家康
が大坂城へ出向かず、秀頼が徳川の配下と幕府
は喧伝した。
さて、本書の内容は戦国話ではない。徳川政権
２６０余年で主たる部分は幕末である。慶応３年
（1867）10月14日、最後の将軍・慶喜が、この二
条城で、三百諸侯の大名の前で大政奉還を宣言し
た。幕末の京は政争の最前線であった。ペリー来
航後、攘夷か開国か、公武合体による折衷かなど
さまざまなが議論がこの地で紛糾した・・・。
京では、天誅の嵐が吹き荒れ、佐久間象山ら開
国派が多数暗殺された。一方、京都守護職配下の
新選組が、池田屋騒動をはじめ倒幕志士を暗殺し
たのも京である・・・。
大政奉還の裏には、坂本龍馬が藩主らに働きか
けた経緯があった。龍馬は薩長同盟の立役者であ
った。彼はリベラルで、倒幕にも佐幕にも与しなか
った。龍馬は船中八策で主張したように、天下の
英傑を結集し万機公論のもと、天皇親政の舵取
りを望んだ。
旧幕府勢力を排除したい、西郷隆盛や岩倉具視
らの恨みを買い暗殺された説もある。倒幕は薩長
と岩倉具視らが仕掛けか権力闘争だった。事実、
御維新後、龍馬の理想に相通じる五箇条の御誓文
は骨抜きにされ、天皇はお飾りの薩長藩閥政治へ
と移行した・・・。
二条城は、ある意味で歴史の大転換期の発信源で
あった。その具体的な根拠は本書を御覧頂きたい。
【本書のおもな登場人物】
●徳川家康 ●徳川家光 ●徳川家茂 ●徳川慶喜
●加藤清正 ●豊臣秀頼 ●明智光秀 ●織田信忠
●孝明天皇 ●松平容保 ●狩野探幽 ●後水尾天皇
●皇女和宮 ●西郷隆盛 ●岩倉具視 ●坂本龍馬
【城と城下町・周辺城砦紹介】
●静原城 ●霊山城 ●船岡山城 ●物集女城
●聚落第 ●嵐山城 ●二条古城 ●山崎城
●峰ケ城 ●山崎城 ●勝軍山城 ●槙島城
●如意ケ岳城
【事件事】
●本能寺の変 ●二条城御金倉破り ●池田屋騒動
●大政奉還 ●鳥羽伏見の戦い ●京都所司代
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