【アーティスト】 Ken Yashiki / 谷敷謙 1983年東京都生まれ。2009年杉野服飾大学卒業。個展多数。木目込みという日本固有のテキスタイルの技術をペインティングの手法として捉え直し、新しい絵画表現の実践をしています。江戸時代にルーツを持ち、寺社建築の端材を人形に用いることで 生まれた木目込みを、谷敷は自身の経験をベースにしながら再解釈し、使用する素材を古着や廃材に絞り、元々の持ち主に由来する身体性、時間、生の感覚といった有機的な要素を汲み取りながら、祈りや願いを込めるという木目込みや伝統工芸に特有の文化や価値を、絵画を通して現代へとリプレイスしています。公式ウェブサイト全作品は完売の作家しており(画像6)、価格が高騰する前に是非コレクションに加えてください。 【タイトル】 ARE 14 (購入価格:NT$96,250= 約¥459, 000,定価以下出品になります) *Galleryのweb宣伝表紙画像(画像5)であり、非常に代表的な作品です。 スタイロフォーム 、古着、アクリル、染料 サイン、年記(2022) 、COA付(サイン入り) 72.5*60.5*5.5 cm
【作品展覧会歴】 2022 ART TAIPEI TOMOHIKO YOSHINO GALLERY
《ARE》シリーズは私の元に集まった古着をランダムに、いろんな人に着せて木目込みしている作品になります。昨今のメルカリやヤフオク、古着屋で服を買い、自身の着こなしで楽しむ行動を作品にしました。日本には「人こそ人の鏡」という言葉があります。この言葉は、「他人は自分を映す鏡のようなものであるから、他人の行動を見て自分の行いを正す 手本にせよ」という意味です。鏡というのは心を映し出している鏡ということです。良い手本だったら真似をして、悪い手本だったらそれをしないようするなど、人間は相互に作用しな がら、日々アップデートを繰り返している。ある意味では目の前に写っている他人は自分自身であり、 相手から見たら私は相手自身なのかもしれません。そう考えると何気なく他人の古着を着て楽しむ行動が、相手の心をまとっているように見えて、いとおしい! 存在動詞の“ARE”は「we」と「you」と「they」のときのみ使います。“ARE”シリーズは、私自身のSelf-portraitでもあり、鑑賞者自身のSelf-portraitでもあります。 we “ARE” you
【アーティスト】
Ken Yashiki / 谷敷謙
1983年東京都生まれ。2009年杉野服飾大学卒業。個展多数。木目込みという日本固有のテキスタイルの技術をペインティングの手法として捉え直し、新しい絵画表現の実践をしています。江戸時代にルーツを持ち、寺社建築の端材を人形に用いることで 生まれた木目込みを、谷敷は自身の経験をベースにしながら再解釈し、使用する素材を古着や廃材に絞り、元々の持ち主に由来する身体性、時間、生の感覚といった有機的な要素を汲み取りながら、祈りや願いを込めるという木目込みや伝統工芸に特有の文化や価値を、絵画を通して現代へとリプレイスしています。公式ウェブサイト全作品は完売の作家しており(画像6)、価格が高騰する前に是非コレクションに加えてください。
【タイトル】
ARE 14 (購入価格: NT$96,250= 約¥459, 000,定価以下出品になります)
*Galleryのweb宣伝表紙画像(画像5)であり、非常に代表的な作品です。
スタイロフォーム 、古着、アクリル、染料
サイン、年記(2022) 、COA付(サイン入り)
72.5*60.5*5.5 cm
2022 ART TAIPEI
TOMOHIKO YOSHINO GALLERY
《ARE》シリーズは私の元に集まった古着をランダムに、いろんな人に着せて木目込みしている作品になります。昨今のメルカリやヤフオク、古着屋で服を買い、自身の着こなしで楽しむ行動を作品にしました。日本には「人こそ人の鏡」という言葉があります。この言葉は、「他人は自分を映す鏡のようなものであるから、他人の行動を見て自分の行いを正す 手本にせよ」という意味です。鏡というのは心を映し出している鏡ということです。良い手本だったら真似をして、悪い手本だったらそれをしないようするなど、人間は相互に作用しな がら、日々アップデートを繰り返している。ある意味では目の前に写っている他人は自分自身であり、 相手から見たら私は相手自身なのかもしれません。そう考えると何気なく他人の古着を着て楽しむ行動が、相手の心をまとっているように見えて、いとおしい! 存在動詞の“ARE”は「we」と「you」と「they」のときのみ使います。“ARE”シリーズは、私自身のSelf-portraitでもあり、鑑賞者自身のSelf-portraitでもあります。 we “ARE” you
《木目込》江戸時代にルーツを持ち、寺社建築の端材を人形に用いることで生まれた「木目込み」という日本固有のテキスタイル技術を再解釈し、ペインティングの 手法として捉え直して、新しい絵画表現を行っています。素材として使用する古着や廃材から、元々の持ち主に由来する身体性、時間、生の感覚、その古着が元来備えていたブランドコンセプトを汲み取り、絵画という形態に置き換えます。呼び覚まされた物語を祈りや願いを込めて語り継ぐことで、伝統工芸特有の文化や価値を現代へとリプレイスしています。