★作者、ルース・スタイルズ・ガネット・カーン(Ruth Stiles Gannett Kahn)は1923年、ニューヨーク生まれ。児童文学作家。ヴァッサー・カレッジで化学の学士号を取得して卒業。医学研究所などを経て、児童図書協議会の職員となり、その仕事のかたわら、22歳のときに処女作『エルマーのぼうけん(My Father's Dragon)』を書いた。挿絵はガネットの義母、ルース・クリスマン・ガネットが担当した。同作は1948年に出版されるや、ニューヨーク・ヘラルド・トリビューンの「春の児童図書祭賞(Children's Spring Book Festival Award)」を受賞、翌年にはアメリカ児童文学への「最も優れた貢献」を称えるニューベリー賞優秀賞(Newbery Honor)の 1つに選ばれ、その後に書かれた続編2作とともにガネットの代表作となった。
★内容: 年取ったのらねこからどうぶつ島に囚われているりゅうの子どもの話を聞いたエルマーは、りゅうの子どもを助ける冒険の旅に出発します。どうぶつ島ではライオン、トラ、サイなど恐ろしい動物たちが待ちうけていました。エルマーは、知恵と勇気で出発前にリュックにつめた輪ゴムやチューインガム、歯ブラシをつかって、次々と動物たちをやりこめていきます。エルマーはりゅうの子どもを助け出すことができるのでしょうか?
本作は、累計763万部突破した不動のロングセラー。日本でも、初版刊行の1963年から半世紀以上も読み継がれ、小学校の国語教科書でも数多く紹介されてきた。また、NHKの幼児向けテレビ番組で人形劇として放映され、1997年にはアニメ映画にもなっている。
★作者、ルース・スタイルズ・ガネット・カーン(Ruth Stiles Gannett Kahn)は1923年、ニューヨーク生まれ。児童文学作家。ヴァッサー・カレッジで化学の学士号を取得して卒業。医学研究所などを経て、児童図書協議会の職員となり、その仕事のかたわら、22歳のときに処女作『エルマーのぼうけん(My Father's Dragon)』を書いた。挿絵はガネットの義母、ルース・クリスマン・ガネットが担当した。同作は1948年に出版されるや、ニューヨーク・ヘラルド・トリビューンの「春の児童図書祭賞(Children's Spring Book Festival Award)」を受賞、翌年にはアメリカ児童文学への「最も優れた貢献」を称えるニューベリー賞優秀賞(Newbery Honor)の 1つに選ばれ、その後に書かれた続編2作とともにガネットの代表作となった。
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