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美貌の鴫沢(しぎさわ)宮をカルタ会で見染めた銀行家の息子・富山唯継(ただつぐ)は、宮に求婚し、その代償として宮の許婚者・間(はざま)貫一を外遊させることを宮の両親に誓う。熱海の海岸で、宮の心が富山に傾いたと知った貫一は絶望し、金銭の鬼と化して高利貸しの手代になる……。
雅俗折衷の絢爛たる文体で明治の世相を大きく截断(せつだん)した本編は、紅葉文学の集大成であり、明治文学を代表する一大ロマンである。用語、時代背景などについての詳細な注解を付す。
目次
前編
中編
後篇
続金色夜叉
続続金色夜叉
新続金色夜叉
注解 三好行雄
解説 福田清人
本文より
その声とともに貫一は脚(あし)を挙げて宮の弱腰をはたと(け)たり。地響して横様(よこさま)に転(まろ)びしが、なかなか声をも立てず苦痛を忍びて、彼はそのまま砂の上に泣伏したり。貫一は猛獣などを撃ちたるやうに、彼の身動も得為(えせ)ず弱々(よわよわ)と僵(たふ)れたるを、なお憎さげに見遣(みや)りつつ、
「宮、おのれ、おのれ姦婦、やい! 貴様のな、心変をしたばかりに間貫一の男一匹はな、……」(「前編 第八章」)
本書「解説」より
宮の美貌は、経済的な理由で男性の従属物であった明治期の女性の男性へ対抗する唯一の支柱であり武器であった。たとえ学士という当時のエリートで、将来は保証されたにせよ、経済的に不安定な貫一より、銀行家という財閥へ宮の心は移ったが、心中貫一を思う心はなお残っていた。それが富山の冷酷さにあってなおさら貫一へひかれている。それを貫一は許そうとしない。読者は宮の運命に次第に同情し、また貫一の行動、心理の変化に強く関心を持ったのである。
――福田清人(作家)
尾崎紅葉(1867―1903)
1867(慶応3)年、江戸芝生れ。東京帝大予備門在学中の1885(明治18)年に山田美妙らと硯友社を起こし、機関誌「我楽多文庫」を発行した。1890年、帝大中退後、『伽羅枕』など初期の代表作を発表する一方で、泉鏡花、小栗風葉といった門弟を擁する明治文壇の大家となる。その後、言文一致体で書かれた『多情多恨』や『金色夜叉』などの小説で国民作家となるが、胃癌で没した。