真空管ラジオ シャープ 5U-172(ハバネラ)【整備・調整済】

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    メーカー・ブランド SHARP
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    返品 返品不可
    自動延長 あり
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    開始価格 1,500 円(税 0 円)
    開始日時 2024.04.29(月)16:06
    終了日時 2024.05.06(月)22:09
    オークションID d1134464390

商品説明

[商品概要]
昭和33年(1958)発売 2バンド mT管トランスレス5球スーパーです。
寸法と重量:幅352*高166*奥130mm(ツマミ等、突起物を含まない) 重さ:約2kg スピーカー:10cm 1個
真空管構成:12BE6/12BA6/12AV6/35C5/35W4

中型のプラスチックキャビネット機です。
ボディカラーはライトグレーと思いますが、光の当たり方によっては水色にも見えます。
簡易型の外部入力が付いているバージョンもあるようですが、
この固体には外部入力は無く、アクセサリーはクリスタルイヤホーン用のジャックのみでした。
※アクセサリーに関しては、外部入力の追加とイヤホーンジャックを現代の仕様に合うよう変更しています。

電気的には極めてオーソドックスなmT管トランスレスの回路です。
MW(中波)はバーアンテナですが、Qはあまり高くは無いようです。
電力増幅は35C5(ビーム管)で、30A5(5極管)より最大出力が30%程小さくなりますが、
ビーム管は5極管より3次歪が少ないので、音質的には有利と言えるかも知れません。

出来るだけ長く使えること、実用的であることを念頭に整備しました。
正しい整備、調整を行ったかどうかは、各種測定をもって可能な限り客観的に検証しています。(写真④⑤⑪~⑰)
写真の後、整備内容等を記します。[基本説明]と[補足説明]という構成です。
[補足説明]は[基本説明]で記述した事の技術的データや説明、根拠を提示しています。
まず、[基本説明]を読んでいただき、ご自分に必要な項目だけ[補足説明]を読んでいただければ結構です。
気になる点があれば、遠慮なくご質問下さい。





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--------------------------[基本説明]----------------------------------------------
【外観上の留意点】
[キャビネット]
天板 左に大きな割れがあり、同じく天板 右前に非貫通のクラックがありました。(写真⑥)
左側の割れは2液エポキシとアクリルシートで補修しています。実用的な強度は出ている様です。
表面の凹凸はほとんどありませんが、接合面のラインははっきり視認できます。(写真⑧)
わずかにカケも発生していた為、ラッカーパテで補修しました。
右側のクラックは研磨で消えるほど浅くはないようで、研磨前後でほとんど変わりませんでした。(写真⑧)
強度的には何ら問題は無いと思います。
前面 右上に打痕があります。出来るだけ目立たないように研磨していますが、はっきり視認できます。(写真⑧)
その他、細かなキズや打痕があります。

[フロントパネル]
割れ、カケ等はありませんが、数ヶ所小さな引っかきキズが残っています。透明度は落ちていません。
金属モールも同様に細かなキズや打痕があります。

[ツマミ]
トップキャップ(金色の部分)に細かなキズがあります。

【電気関係の留意点】
バンド(中波/短波)を切替える時に出るノイズ(ガサッという音)が少し大きいと感じる時があるかも知れません。
切替える時のボリュームの位置や、切替える速度でノイズの出方が変わるので一概には言えませんが。
切替えスイッチが大型のスライドスイッチで、接点のスライド幅が大きいのが原因だと思います。
接点抵抗自体は10mΩ以下ですので、電気的には全く問題ありません。

【整備内容】
[キャビネット]
洗浄後、割れ、カケ、打痕の補修後、耐水ペーパー、コンパウンドで仕上げました。底面は洗浄のみです。

[フロントパネル、金属モール、ツマミ]
洗浄後、コンパウンド研磨しています。

(内部)
MW(中波)のPDコンデンサー以外のコンデンサー(電解コンデンサー含む)、抵抗、配線は全て交換しています。

[その他の交換部品]
音量調整ボリューム/バリコンのブッシングゴム/ダイアル糸/ACプラグ付コード(PSE規格)/ヒューズ/
真空管(35C5)/SW(短波)のPDコンデンサー/スピーカーネット(フィルター用不織布)

音量調整ボリューム交換に伴う軸長調整には2液エポキシと真鍮のノックピンを併用していますので、
接着がとれて空回りする様なことはありません。

SW(短波)のPDコンデンサーは容量変化、絶縁低下の為、交換。
真空管(35C5)は電極間絶縁低下の為、交換

※交換した真空管は検査済中古品、その他の交換部品は新品を使用しています。

[その他の整備内容]
バンド切替スイッチは分解、洗浄(写真②)
バリコン洗浄/バリコンの軸受け部、ダイアル機構のグリスアップ/
真空管ソケット、真空管ピンの洗浄、ピン・ストレートナーによるピン曲がり矯正(写真③)

(新たに付け加えた機能)
[LEDによるダイヤル面の照明]
高輝度広角LED 4個でダイアル面を照明しています。

[電源表示パイロットランプをLEDに換装]
整流管のヒーター断線リスクの低減が一番の目的です。(ヒータータップを使わない)
ダイアル面の照明と共にほぼメンテナンスフリー(今後交換の必要なし)です。

[外部入力端子](写真⑨)
背面に入力切替スイッチと3.5mmステレオミニジャックを新設(出力はモノラル)
スマートフォンやミュージックプレーヤー等、携帯端末の接続を想定しています。
(本機の外部入力はトランス結合なので、電池駆動機器はもちろんAC電源機器、トランスレス機でも接続出来ます。)
Bluetoothレシーバーも問題なく使用できます。
音量調整は、外部機器側、ラジオ側両方で行えます。うまくバランスを取って下さい。
本機は入力電圧約40mVで無歪最大出力(約0.4W)を出せます。
おそらく、ほとんどのスマートフォンで無歪最大出力程度は出せると思います。
グランドループアイソレーターでAC100Vラインとは完全に分離していますので、感電の恐れはありません。

[イヤホーンジャック](写真⑩)
3.5mmステレオミニジャックに換装(出力はモノラル/ローインピーダンス型に回路変更)
一般的なステレオイヤホーンが使えます。
オリジナルのイヤホーンジャックを加工してハウジングとして利用しています。
2口の内1個は塞いでいます。

【調整等】
目視による配線チェック/各部電圧チェック(回路図に記載)/IFT調整(写真⑪⑰)/
トラッキング調整/単一調整(1400kHz,12MHzで感度最大)
周波数読み取り精度は、MW(中波)ではほぼピッタリ合っています。
SW(短波)は11~12MHzで指針1本分、低い方へズレています。

[受信感度](写真⑬⑭)
中波、短波とも、十分な受信感度を有しています。
中波はmT管5球スーパーの標準的な感度(50uV程度)と比較しますと高感度と言えると思います。
強電界であれば、内蔵のバーアンテナのみで使用出来るかもしれません。
短波は帯域内偏差があります。上限周波数付近では感度低下を感じますが、
それ以外では実用に問題は無いと思います。

[ハムに関して](写真⑫⑰)
周りが静寂の時、ボリューム最小でスピーカーに10cm位の所まで近づけばハム音を識別できます。
放送受信時には放送波、セットノイズに埋もれて、ハムは聞こえません。

[音質について](写真⑮⑯)
特段広帯域という訳ではありませんが、中音域は比較的フラットで、プラキャビ+10cmスピーカーの割には
量感豊かな音質だと思います。

(試聴)
[MW(中波)]:NHK第一、第二、地元ローカル局、近県の民放局がそれ相応の信号強度で受信できました。
                                   (付属の室内アンテナ使用)
[SW(短波)]:ラジオNIKKEI、NHK WORLD JAPAN、BPM(中国標準時報局)、韓国KBS、中国Cri等受信できました。
                                   (窓枠アンテナ使用)

(ランニングテスト)
10日ほど使用していますが、不具合はありませんでした。大変安定しています。

(付属品)(写真⑦)
・室内アンテナ:簡単に脱着できる様、ピンコネクタを付けてあります。掃除の時など便利です。
・外部機器接続ケーブル(3.5mm⇔3.5mmステレオミニプラグ 90cm長で金メッキ、スリムプラグです)
・オリジナルの回路図、整備後の回路図(新規作成CAD図面 A4版)、糸かけ図
・簡単な取扱い説明書
※外部接続機器、Bluetoothレシーバーは付属品には含まれていません。

出来るだけ長く使えるよう、私にやれることはやってありますが、
製造後約60年を経た部品が残っています。永年の保障はできかねます。
電気的な不具合が発生した場合、概ね一ヶ月程度は初期不良として対応いたしますが、その後はご容赦下さい。
今後の修理、メンテナンスについては別途お受けしております。詳しくは取説をご覧下さい。
外観に関しましては、これ以上の術を持ち合わせていませんので、ご容赦願います。

※代理入札、転売されたものであった場合は、初期不良対応も含め、一切のサポートは出来ません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

(発送)
ヤマト運輸:送料元払い 100サイズ
通常料金より10%の割引になります。
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配達時間指定が必要な方は、お支払い手続きまでに[取引メッセージ]でご連絡下さい。
(こちらからは特にご案内は致しませんので、お忘れなく)

--------------------------[補足説明]----------------------------------------------

【整備内容】
[抵抗]
カーボン/酸化金属皮膜

[コンデンサー]
高周波回路:積層セラミック、ディスクセラミック、チタコン/低周波回路:積層セラミック、フィルムコン(PET/PP) /
平滑回路用電解コンデンサー:カテゴリー温度105℃/ ACライン間:安全規格 X2クラス認定品(交流定格電圧:AC275V)
SW(短波)のパッティングコンデンサーは温度係数±0の温度補償型セラミックコンデンサー

[配線]
耐熱電線使用(UL3265) JIS 5色法に準ずる線色

[その他の整備内容]
バンド切替スイッチ:接点抵抗は30mΩ以下まで回復しています。(洗浄には接点復活剤は使用していません。)(写真④⑤)
バリコン洗浄:Qは2000以上まで回復しています。(at 100kHz)(写真④⑤)

[真空管]
gm直読型真空管試験機でチェックしています。(写真④⑤)
検査項目:電極間絶縁/gm値(相互コンダクタンス)/Diode/Rect/ガステスト
ヒーターの起動時間はよく揃っています。

【本機の外部入力仕様】
・ラジオ/外部入力の切替回路 あり
・外部入力時、ラジオ放送の混入防止回路 あり
・音量はラジオ側でも調整可能
・ステレオ→モノラル変換:パッシブミキサーに依り外部接続機器を保護します。
・感電防止:グランドループアイソレーターに依り、AC100Vラインとは完全に分離、絶縁(トランスレスである為必要)
今回使用したグランドループアイソレーターは昇圧トランスも兼ねており、外部接続機器の出力を約4.5倍に昇圧します。
 外部機器と外部入力間の2箇所のインピーダンス接続点は、共に「ロー出しハイ受け」の関係になっており問題ありません。

本機の外部入力パッシブミキサーは、アイソレーション用抵抗、終端抵抗、
グランドループアイソレーター、EMIフィルターで構成しています。(写真①)

これはトランスレス真空管ラジオの外部入力を使用する際に発生する問題に対して、各々対策を取った結果です。
ただ、各問題は必ず特定条件下で発生しますので、こうしなければ必ず問題が発生すると言うわけではありません。
1/2の確率で発生する問題もあれば、問題の発生が疑われる事案が1件だけあったというものもあります。
真空管ラジオが製造販売されていた当時に、スマートフォンのイヤホーン出力を接続する等は、
当然想定されていないので、問題が発生してもおかしくありません。

[受信感度](写真⑬⑭)
中波(MW):23uV(50mW/SN比20dB at1000kHz)[実測値]
短波(SW):74uV(50mW/SN比20dB at8MHz)[実測値]

[ハムに関して](写真⑫⑰)
広帯域測定で2.5mV、JIS-A測定(聴感フィルター有)で0.2mVです。

[音質について](写真⑮⑯)
ラジオ放送受信時の周波数帯域幅(電気的忠実度)は90Hz~2.15kHz(-3dB)
外部入力時の周波数帯域幅は150Hz~3.1kHz(-3dB)

[本機の電気的諸元](実測値)
受信感度(MW):約23uV (50mW/SN比20dB at1000kHz)
受信感度(SW):約74uV(50mW/SN比20dB at8MHz)
残留ノイズ:広帯域測定:約2.5mV/JIS-A測定:約0.2mV
中間周波帯域幅:6.8kHz(-6dB)
中間周波選択度: -28dB(±10kHz)
最大出力:    0.6W
無歪最大出力: 0.4W
歪率:約1.2%(50mW時 1kHz THD+N)

※受信感度の数値は擬似空中線回路網(JIS:C 6102-1:2019)を接続した時の値です。
※測定器類に精度の保障が出来ないものが含まれている為、測定値の精度は保障できません。

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