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ビブリオ・プラスその6さん
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アルトゥス15周年記念完全限定盤 ウィーン・フィルボックス第2弾 ワルター、クリュイタンスのほかは全てステレオ! テンシュテットの濃厚なマーラー、ジュリーニの超重量級ベートーヴェン、ムーティの美しいイキ、ヨッフムの味わいの極みのブラームス、クリュイタンスのエレガントなラヴェル、ワルターのしたたる美音のモーツァルトなど充実したセット内容となっています。解説は約30ページの読み応えのある冊子。どのディスクもロングセラーの名盤ぞろい。(キングインターナショナル) Disc1-2 (ALT072/3) モーツァルト ・フリーメイソンのための葬送音楽 ・交響曲第41番 ブラームス ・交響曲第2番 録音:1981年9月20日 ムジークフェライン大ホール(ステレオ) ヨッフム&ウィーン・フィル 1981年9月20日、カール・ベーム追悼演奏会の全曲目 1981年8月14日、2週間後には87歳の誕生日を祝うことになっていたカール・ベームが、夏の音楽祭も最高潮に達しようとしていたザルツブルクの別荘で亡くなりました。 「ベーム死す!」という衝撃的なニュースは直ちに世界中に報じられ、オーストリアだけでなく、特にベームとは相思相愛の関係にあったといっても過言ではない日本のクラシック・ファンには大きな悲しみをもたらしました。 直後から始まった追悼公演の数は異例ともいえる多さで、カラヤンは翌々日のウィーン・フィルとのコンサートでモーツァルトの「フリーメーソンのための葬送音楽」(名演!)を、ベルリン・フィルは指揮者なしでモーツァルトの交響曲、レヴァインはモーツァルトの《レクイエム》、アバドはバッハの《マタイ受難曲》を演奏して追悼の意を表したといいますし、また、有名なクライバーとバイエルン国立管によるベートーヴェンの交響曲第4番もベーム追悼公演のひとつだったのはよく知られるところです。 一方、名誉指揮者を失ったウィーン・フィルは、ベームに代わる指揮者として当時78歳になっていたドイツの巨匠、オイゲン・ヨッフムを9月最初の定期演奏会に招聘。この日の演奏会では、まず「フリーメーソンのための葬送音楽」が演奏され、その後会場の全員により黙祷が捧げられます。続いてベームの得意曲でもありヨッフムの得意曲でもあった《ジュピター》と、ブラームスの交響曲第2番の2曲がプログラムに組まれました。 このアルバムには、当日演奏された全3曲がCD2枚に収録され、追悼コンサートの模様がほぼ完全に再現されています。 最初に演奏された「フリーメーソンのための葬送音楽」は、フルトヴェングラーの葬儀でも指揮を執ったというヨッフムにとっては特別な曲。ここでも年長の大指揮者ベームの死に際し、ウィーン・フィルともども慟哭するかのように悲痛な響きを聴かせます。 続く《ジュピター》は、第1楽章冒頭からズシリと重い低弦の響きと大人の歩みを思わせる堂々としたリズムが特徴的。特に素晴らしいのは第4楽章で、ゆっくりとしたテンポながら気力にあふれた男性的な表現は、晩年のベームに共通するもので、現代では滅多に聴くことのできないグランド・スタイルのモーツァルトを堪能することができます。 ブラームスの第2番でもチェロを中心にした低弦楽器の雄弁さにまず驚かされます。チェロによりノン・レガートで演奏するよう指定されている第1楽章第2主題の美しく見事な表現などは、旋律を豊かに歌わせるヨッフムの特質が生かされた最良の例。 憂色に包まれた第2楽章アダージョを、自然で大きな流れのなか、瑞々しい情感をたたえて静かに歌いあげるさまも円熟の極みに達した巨匠ならではの至芸。楽章最後の5小節で弦楽器のメロディに寄り添うように演奏されるティンパニの一音一音においてすら豊かな表現力を感じさせます。 オーボエによる素朴で愛らしい主題が有名な第3楽章では、この主題が2回目に回帰するコーダでの弦楽器による繊細で美しい歌わせ方が大きな聴きもの。 続いて迎える最終楽章は、再現部以降、曲を追うごとにテンポが上がり、表現にも熱が帯びてきます。勢いに乗るあまりティンパニが一瞬早く飛び出してしまうハプニングもありますが、コーダは力強く壮麗そのもの。終演後の拍手喝采も盛大で、当時のウィーンの聴衆が亡きベームを偲ぶとともに、現役の長老指揮者ヨッフムを暖かい眼差しで見守っていたことがよく分かります。 この日の演奏の素晴らしさを伝えてくれるオーストリア放送協会の音質も特筆すべきもの。ウィーン・フィルならではの美しい弦、とりわけチェロの豊かな響きは魅力的です。 Disc3 (ALT079) モーツァルト ・交響曲第38番『プラハ』 ・交響曲第40番 録音:1955年11月6日/1956年6月24日(第40番) ムジークフェライン大ホール(モノラル) ワルター&ウィーン・フィル モーツァルト第40番&第38番『プラハ』 ワルターといえばモーツァルト。モーツァルトといえばウィーン・フィル。ワルターの40番の演奏は昔から定評あるものでここでも豊満な美演に感動。プラハの序奏の堂々たる風格、そして主題提示の美しさはワルターVPOならではの味わい。なお、ワルター・ファンのあいだでは、SONY盤(1952年5月18日表記)とALTUS盤(1956年6月24日表記)の40番の演奏はまったく同一で、しかも音源所有者であるオーストリア放送協会の提供したデータが1956年6月24日ということから、正しい録音年月日は1956年6月24日であると広く認識されていることを付記しておきます。 Disc4 (ALT086) モーツァルト ・交響曲第35番ニ長調 KV 385『ハフナー』 R.シュトラウス ・交響詩『ドン・ファン』 op.20 ラヴェル ・『マ・メール・ロワ』組曲 ・『ダフニスとクロエ』組曲第2番 録音:1955年5月15日 ムジークフェライン大ホール(モノラル) クリュイタンス&ウィーン・フィル エレガントの極致! EMIの企画アルバム『交響曲へのお誘い』でもその相性の良さを披瀝していたクリュイタンスとウィーン・フィル。このアルバムには、彼らが1955年におこなったコンサートを収録しています。 演奏は全編にわたってとろけるかのようで、まさに絶妙のコンビネーション。エレガントの極みといいたいモーツァルトの『ハフナー』はじめ、表情豊かで粋な『ドン・ファン』では陶然とするばかりの甘いロマンスも描かれています。 また、クリュイタンス得意の『マ・メール・ロワ』では、美しいメルヘンが愛らしく、『ダフニスとクロエ』では往年のウィーン・フィルのサウンドによる官能描出がとても個性的。指揮者とオーケストラの組み合わせの妙味を満喫できるアルバムです。ロートヴァイスロートの収録だけあって、音質もモノラルながら良好な水準。 Disc5-6 (ALT195/6) ベートーヴェン ・交響曲第3番『英雄』 マーラー ・交響曲第10番~アダージョ 録音:1982年8月29日 ザルツブルク祝祭劇場(ステレオ) テンシュテット&ウィーン・フィル 濃厚な悲劇性と堂々大爆進のザルツブルク一期一会の大競演! テンシュテットとウィーン・フィルのあいだに、リハーサルから異様な緊張感がはしったという伝説の名演がついにCD化! ORF/VPO提供のオリジナルテープからアルトゥスが直接マスタリングして音質は万全。マーラーの強烈なトゥッティも素晴らしく過激なサウンドで再現されています。また、シカゴ響の大立物であったヘンリー・フォーゲル氏はこの演奏についてこう評しています。 「『英雄』はメンバーは胸張り裂けんばかりの熱さ、弦楽器は食いつき管楽器は躍動する。マーラーにいたっては不協和音の噴出は心の叫びであり魂の悲鳴である。徹頭徹尾ダイナミックなコントラバスを強調し、管弦楽的色彩を無限大に活用し、あらゆる点で緊密に楽章全体を結び付けつつテンポを構築していく。29分のところ、ここは私の聞いたあらゆる録音の中でも最も遅い演奏であり、テンシュテット自身のロンドン・フィルハーモニーとのスタジオ録音と比較しても1分長い。しかしながら緊張と激しく濃密な熱によって遅いと感じることがない。この演奏を聴くことは途轍もない、深く心に触れる経験である。」 Disc7-8 (ALT220/1) ベートーヴェン ・交響曲第3番『英雄』 ・交響曲第4番 録音:1994年5月17日 ムジークフェライン大ホール(ステレオ) ジュリーニ&ウィーン・フィル 輝かしい美しさ!躍動する低声部がすごい ジュリーニ晩年のクレンペラーもかくやのテンポでくりひろげられる重量級の大ベートーヴェン。このテンポだからこそ、生きてくるウィーン・フィルの魅力。ティンパニーのあの音、ぶ厚い低音部、味わいの木管など、この濃厚なる美音!まさにジュリーニとウィーン・フィルならではの充実度でございます。 ちなみにNHKFM放送時大変話題になっておりましたので、ご記憶の方も多いと思われます。今回のCD化、音質も大変良くムジークフェラインザールの美しい響きを堪能できます。ORFオリジナルテープよりアルトゥスが直接マスタリング。 Disc9-10 (ALT253/4) ハイドン ・交響曲第48番『マリア・テレジア』 ベートーヴェン ・交響曲第3番『英雄』 録音:1992年6月21日 ムジークフェライン大ホール(ステレオ) ムーティ&ウィーン・フィル ウィーン・フィル創立150年記念ウィーン音楽祭終幕コンサート 当時の第1コンサートマスター、ヘッツェルは「1992年に行われるコンサートは全て創立150年記念コンサートだと考えて取り組んでいく」という意気込みでありました。このような状況にあって、20年以上オペラ、コンサートの両面において固い信頼関係で結ばれてきたムーティにその重要なコンサートの指揮をたくし、「事実上の首席指揮者」とする共同作業が動き出した時期の、最も充実した瞬間といえるウィーン音楽祭千秋楽のディスク化です。なによりムーティらしいヴァイオリン声部の輝かしい音色と美音。充実した低声部の躍動感が大いに楽しく、素晴らしい音質とともに、ヘッツェル時代最期のウィーン・フィルの音楽が楽しめます。ヘッツェルは、この演奏会よりしばらくしてハイキング中に事故で亡くなりました。
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アルトゥス15周年記念完全限定盤
ウィーン・フィルボックス第2弾
ワルター、クリュイタンスのほかは全てステレオ!
テンシュテットの濃厚なマーラー、ジュリーニの超重量級ベートーヴェン、ムーティの美しいイキ、ヨッフムの味わいの極みのブラームス、クリュイタンスのエレガントなラヴェル、ワルターのしたたる美音のモーツァルトなど充実したセット内容となっています。解説は約30ページの読み応えのある冊子。どのディスクもロングセラーの名盤ぞろい。(キングインターナショナル)
Disc1-2 (ALT072/3) モーツァルト
・フリーメイソンのための葬送音楽
・交響曲第41番
ブラームス
・交響曲第2番
録音:1981年9月20日 ムジークフェライン大ホール(ステレオ)
ヨッフム&ウィーン・フィル
1981年9月20日、カール・ベーム追悼演奏会の全曲目
1981年8月14日、2週間後には87歳の誕生日を祝うことになっていたカール・ベームが、夏の音楽祭も最高潮に達しようとしていたザルツブルクの別荘で亡くなりました。
「ベーム死す!」という衝撃的なニュースは直ちに世界中に報じられ、オーストリアだけでなく、特にベームとは相思相愛の関係にあったといっても過言ではない日本のクラシック・ファンには大きな悲しみをもたらしました。
直後から始まった追悼公演の数は異例ともいえる多さで、カラヤンは翌々日のウィーン・フィルとのコンサートでモーツァルトの「フリーメーソンのための葬送音楽」(名演!)を、ベルリン・フィルは指揮者なしでモーツァルトの交響曲、レヴァインはモーツァルトの《レクイエム》、アバドはバッハの《マタイ受難曲》を演奏して追悼の意を表したといいますし、また、有名なクライバーとバイエルン国立管によるベートーヴェンの交響曲第4番もベーム追悼公演のひとつだったのはよく知られるところです。
一方、名誉指揮者を失ったウィーン・フィルは、ベームに代わる指揮者として当時78歳になっていたドイツの巨匠、オイゲン・ヨッフムを9月最初の定期演奏会に招聘。この日の演奏会では、まず「フリーメーソンのための葬送音楽」が演奏され、その後会場の全員により黙祷が捧げられます。続いてベームの得意曲でもありヨッフムの得意曲でもあった《ジュピター》と、ブラームスの交響曲第2番の2曲がプログラムに組まれました。
このアルバムには、当日演奏された全3曲がCD2枚に収録され、追悼コンサートの模様がほぼ完全に再現されています。
最初に演奏された「フリーメーソンのための葬送音楽」は、フルトヴェングラーの葬儀でも指揮を執ったというヨッフムにとっては特別な曲。ここでも年長の大指揮者ベームの死に際し、ウィーン・フィルともども慟哭するかのように悲痛な響きを聴かせます。
続く《ジュピター》は、第1楽章冒頭からズシリと重い低弦の響きと大人の歩みを思わせる堂々としたリズムが特徴的。特に素晴らしいのは第4楽章で、ゆっくりとしたテンポながら気力にあふれた男性的な表現は、晩年のベームに共通するもので、現代では滅多に聴くことのできないグランド・スタイルのモーツァルトを堪能することができます。
ブラームスの第2番でもチェロを中心にした低弦楽器の雄弁さにまず驚かされます。チェロによりノン・レガートで演奏するよう指定されている第1楽章第2主題の美しく見事な表現などは、旋律を豊かに歌わせるヨッフムの特質が生かされた最良の例。
憂色に包まれた第2楽章アダージョを、自然で大きな流れのなか、瑞々しい情感をたたえて静かに歌いあげるさまも円熟の極みに達した巨匠ならではの至芸。楽章最後の5小節で弦楽器のメロディに寄り添うように演奏されるティンパニの一音一音においてすら豊かな表現力を感じさせます。
オーボエによる素朴で愛らしい主題が有名な第3楽章では、この主題が2回目に回帰するコーダでの弦楽器による繊細で美しい歌わせ方が大きな聴きもの。
続いて迎える最終楽章は、再現部以降、曲を追うごとにテンポが上がり、表現にも熱が帯びてきます。勢いに乗るあまりティンパニが一瞬早く飛び出してしまうハプニングもありますが、コーダは力強く壮麗そのもの。終演後の拍手喝采も盛大で、当時のウィーンの聴衆が亡きベームを偲ぶとともに、現役の長老指揮者ヨッフムを暖かい眼差しで見守っていたことがよく分かります。
この日の演奏の素晴らしさを伝えてくれるオーストリア放送協会の音質も特筆すべきもの。ウィーン・フィルならではの美しい弦、とりわけチェロの豊かな響きは魅力的です。
Disc3 (ALT079)
モーツァルト
・交響曲第38番『プラハ』
・交響曲第40番
録音:1955年11月6日/1956年6月24日(第40番) ムジークフェライン大ホール(モノラル)
ワルター&ウィーン・フィル
モーツァルト第40番&第38番『プラハ』
ワルターといえばモーツァルト。モーツァルトといえばウィーン・フィル。ワルターの40番の演奏は昔から定評あるものでここでも豊満な美演に感動。プラハの序奏の堂々たる風格、そして主題提示の美しさはワルターVPOならではの味わい。なお、ワルター・ファンのあいだでは、SONY盤(1952年5月18日表記)とALTUS盤(1956年6月24日表記)の40番の演奏はまったく同一で、しかも音源所有者であるオーストリア放送協会の提供したデータが1956年6月24日ということから、正しい録音年月日は1956年6月24日であると広く認識されていることを付記しておきます。
Disc4 (ALT086)
モーツァルト
・交響曲第35番ニ長調 KV 385『ハフナー』
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・交響詩『ドン・ファン』 op.20
ラヴェル
・『マ・メール・ロワ』組曲
・『ダフニスとクロエ』組曲第2番
録音:1955年5月15日 ムジークフェライン大ホール(モノラル)
クリュイタンス&ウィーン・フィル
エレガントの極致!
EMIの企画アルバム『交響曲へのお誘い』でもその相性の良さを披瀝していたクリュイタンスとウィーン・フィル。このアルバムには、彼らが1955年におこなったコンサートを収録しています。
演奏は全編にわたってとろけるかのようで、まさに絶妙のコンビネーション。エレガントの極みといいたいモーツァルトの『ハフナー』はじめ、表情豊かで粋な『ドン・ファン』では陶然とするばかりの甘いロマンスも描かれています。
また、クリュイタンス得意の『マ・メール・ロワ』では、美しいメルヘンが愛らしく、『ダフニスとクロエ』では往年のウィーン・フィルのサウンドによる官能描出がとても個性的。指揮者とオーケストラの組み合わせの妙味を満喫できるアルバムです。ロートヴァイスロートの収録だけあって、音質もモノラルながら良好な水準。
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ベートーヴェン
・交響曲第3番『英雄』
マーラー
・交響曲第10番~アダージョ
録音:1982年8月29日 ザルツブルク祝祭劇場(ステレオ)
テンシュテット&ウィーン・フィル
濃厚な悲劇性と堂々大爆進のザルツブルク一期一会の大競演!
テンシュテットとウィーン・フィルのあいだに、リハーサルから異様な緊張感がはしったという伝説の名演がついにCD化!
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「『英雄』はメンバーは胸張り裂けんばかりの熱さ、弦楽器は食いつき管楽器は躍動する。マーラーにいたっては不協和音の噴出は心の叫びであり魂の悲鳴である。徹頭徹尾ダイナミックなコントラバスを強調し、管弦楽的色彩を無限大に活用し、あらゆる点で緊密に楽章全体を結び付けつつテンポを構築していく。29分のところ、ここは私の聞いたあらゆる録音の中でも最も遅い演奏であり、テンシュテット自身のロンドン・フィルハーモニーとのスタジオ録音と比較しても1分長い。しかしながら緊張と激しく濃密な熱によって遅いと感じることがない。この演奏を聴くことは途轍もない、深く心に触れる経験である。」
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ベートーヴェン
・交響曲第3番『英雄』
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録音:1994年5月17日 ムジークフェライン大ホール(ステレオ)
ジュリーニ&ウィーン・フィル
輝かしい美しさ!躍動する低声部がすごい
ジュリーニ晩年のクレンペラーもかくやのテンポでくりひろげられる重量級の大ベートーヴェン。このテンポだからこそ、生きてくるウィーン・フィルの魅力。ティンパニーのあの音、ぶ厚い低音部、味わいの木管など、この濃厚なる美音!まさにジュリーニとウィーン・フィルならではの充実度でございます。
ちなみにNHKFM放送時大変話題になっておりましたので、ご記憶の方も多いと思われます。今回のCD化、音質も大変良くムジークフェラインザールの美しい響きを堪能できます。ORFオリジナルテープよりアルトゥスが直接マスタリング。
Disc9-10 (ALT253/4)
ハイドン
・交響曲第48番『マリア・テレジア』
ベートーヴェン
・交響曲第3番『英雄』
録音:1992年6月21日 ムジークフェライン大ホール(ステレオ)
ムーティ&ウィーン・フィル
ウィーン・フィル創立150年記念ウィーン音楽祭終幕コンサート
当時の第1コンサートマスター、ヘッツェルは「1992年に行われるコンサートは全て創立150年記念コンサートだと考えて取り組んでいく」という意気込みでありました。このような状況にあって、20年以上オペラ、コンサートの両面において固い信頼関係で結ばれてきたムーティにその重要なコンサートの指揮をたくし、「事実上の首席指揮者」とする共同作業が動き出した時期の、最も充実した瞬間といえるウィーン音楽祭千秋楽のディスク化です。
なによりムーティらしいヴァイオリン声部の輝かしい音色と美音。充実した低声部の躍動感が大いに楽しく、素晴らしい音質とともに、ヘッツェル時代最期のウィーン・フィルの音楽が楽しめます。ヘッツェルは、この演奏会よりしばらくしてハイキング中に事故で亡くなりました。