ビリーシーンのナイアシンのほか、トニーマカパインのCABへの参加で知られるデニスチェンバース(ドラムス)、なによりもプログレ筋にはBRUFODへの参加で大ブレイクしたジェフバーリン(ベース)、現代ジャズロック最前線の特にレフトフィールド的な立ち位置から神出鬼没の活動を続けるフレットレスギターの名手、デイヴィッドフューチンスキー(ギター)、ディキシードレッグスへの参加からジェフバーリンとのコラボレーション作がプログレ筋にも知られているトニーラヴィッツによる連名チームによる唯一の作品。リリースはCAB OHM、グレッグハウなんかの超テクジャズロック系を多く擁するトーンセンターから2005年に3面開きデジパック装丁でリリースされていた1枚。内容はこれまた想像どうりに格好良い、ハイパーテクニカルジャズロックといった趣で、系統でいえばトニーマカパインのCABにも近似した音楽性。特にデニスチェンバースとジェフバーリンによるヤバ過ぎる技の掛け合いは、楽曲は多少明るめの奇数拍少なめだったとしてもアンサンブルをどんどん白熱状態へ追い込んでいくほどのポテンシャルで、フュージョンというよりもジャズロックフィールドでインパクトを放つタイプの高内容作。DENNIS CHAMBERS JEFF BERLIN DAVE FIUCZYNSKI T LAVITZ-boston T party(tone center)