アバド リハーサル ヴェルディ レクイエム “ルクス エテルナ” DVD 未開封 廃盤? カバリエ ヴァレンティーニ メリット レイミー スカラ座

アバド リハーサル ヴェルディ レクイエム “ルクス エテルナ” DVD 未開封 廃盤? 1985. カバリエ ガスディア ヴァレンティーニ ドヴォルスキー メリット レイミー スカラ座管　

アバドのヴェルレクのリハーサル映像です。どの資料を見ても “リハーサル” との表記なので リハーサルの記録には間違いないとは思うのですが、いろいろと不可解な点があり ちょっと解せない録画ではあります。初出時に 雑誌に取り上げられた事は確実ながら、記事を見た記憶がなく 詳しくは分かりませんでした。不可解な点として…
　・ソリストの重複。ソプラノが2人 カバリエとガスディア、テノールが2人 ドヴォルスキーとメリットが記載されている不思議さ。
　・収載時間が119分で リハーサルだけではちょっと長すぎ。全曲演奏でも90分ほどの作品なので、本番全編＋リハーサルで120分が丁度良い寸法かと思える。　…などが挙げられます。
この映像の“角書”には、“サン・マルコ教会での感動の演奏会のリハーサル” である旨が記されていますが、一方で スリーブケース裏には 収録場所が “スカラ座のリハーサル室” “スカラ座の舞台” “サン・マルコ教会” とあります。この “ヴェル レク” はサン・マルコ教会の他に スカラ座でも演奏されたのではないか…との想像が浮かびます。それならば ソリスト交代はあり得て、2人記載も納得が行きます。
リハーサルと言っても様々ですが、この場合は “収録を前提としたリハーサル”のはずで、さらに言えば こんな凄いソリストでの“本番”の記録の出現も期待したいところで…もしかして それもあるのかも…。
アバドのリハーサルについては、ベルリンフィルとの来日時の様子がリポートされていて有名です。リハーサル中の楽員は雑談をしたり 余所見をしたり自由…アバドはと言えば そんな事を気にも止めず 小声で何かボソボソ言いながらアッサリと“通し”てお終い… ところが 本番では一転 指揮者もオケも渾身の大熱演で 最高の名演を披露した…と言うのがその次第だったと記憶します。ツアー中でもあり、この場合の目的は 舞台機構や音響を含めた“段取り”の確認だったのでしょうし、リポーター氏も そんなコト百も承知のはずで、共に“プロの仕事”に徹したのだろうと考えられます。
この品 現在では廃盤なのかも…確認が出来ません。

未開封です。未開封につき中身は確認しておりません。落札後にご了解があれば検品の上発送いたします。その他は基本的にはNC.NRでお願いします。ただし未開封と言うのもたのしみなもので…。

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