モーツァルト 戴冠式ミサ K.317 証聖者のための晩課 K.339 ヨッフム モーザー ハマリ ゲッダ F=ディースカウ 1976. 極美品 初期盤 EMI

モーツァルト 戴冠式ミサ K.317 証聖者のための晩課 K.339 ヨッフム モーザー ハマリ ゲッダ フィッシャー=ディースカウ バイエルン放送響 1976. 極美品 初期盤

ヨッフムのモーツァルトのミサ曲 2曲の録音です。トータルで52分ほどで、これがLP発売時からの オリジナルカップリングだと記憶します。
古楽演奏が隆盛になって以降、モーツァルト演奏も古楽系が主流になった感があるのは事実ですが、一方では “宗教曲” における“ドイツ伝統の演奏” というのも健在です。聴けば やはり味わいは深く いまだに魅力は絶大だと感じます。歴代の録音の中でも、ヨッフムによる “ミサ曲” や “受難曲” の演奏はその典型 最右翼と評価されているらしく、今も数多CD化されて 現役であり続けているのは 心強い限りです。
これは その代表例とも言える演奏だと思います。オケがバイエルン放送響ですので、恐らくは実演を前提としての録音であったろうと想像されますが、それにしてもとても豪華ですごい顔ぶれです。 当時の考え得るベストメンバーを擁しての 条件の揃った名盤と言えましょう。
お古い話になりますが、かなり前のバイロイト中継で ヨッフムの “パルジファル” が放送されました。もちろん 実直で立派な演奏ではありましたが、“パルジファル” にすら残る “油気” と言うか 俗に言う “毒” は 若干の不足気味かも知れないと感じました。ブルックナーの大家として名高いヨッフムでも そうだった訳で、ワーグナーとブルックナーの “似て非なる所” が妙に納得できた思い出があります。その様なヨッフムならではの モーツァルトの“ミサ曲” 。けだし聴き物だと思います。

極美品です。開封時のままに綺麗だと思います。コピーライツが1987年。初期盤で 恐らくはCD初出だと思います。この赤のプラケースのシリーズは音が良いと評判だった と記憶します。曲によるのか 時期によるのか プレスが独 日 米 とマチマチなのが不思議でした。当盤は米国製。

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