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初期伊万里.銘款一覧.原寸/初期伊万里青磁
●初期伊万里!
●初期伊万里ーコンヤク印判!
●初期伊万里の特徴!
●古九谷ー青手古九谷!
●古九谷-古九谷!
●古九谷-.銘款一覧.原寸/古九谷.瑠璃釉
●柿右衛門ー色絵柿右衛門!
●柿右衛門ー藍柿右衛門!
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●●「鍋島」ー初期鍋島・・・●●
●●「鍋島」ー盛期鍋島・・・●●
●●「鍋島」ー後期鍋島・・・●●
●●「古伊万里」・・・●● ●「蛸唐草から年代を推定する」ー18世紀前期・・・● ●蛸唐草時代推移・(18世紀前期/18世紀中期/18世紀後期/19世紀前期/19世紀中期)。
●●「古伊万里」・・・●● ●「蛸唐草から年代を推定する」ー18世紀後期/18世紀中期・・・●
●●「古伊万里」・・・●● ●「蛸唐草から年代を推定する」ー19世紀中期/19世紀前期・・・● ●逆蛸唐草 ・(元禄時代/享保時代)。 ●五弁花時代別推移・(18世紀前期/18世紀中期/18世紀後期/19世紀前期)。
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●●「柿右衛門・銘款一覧・(原寸大)」・・・●●
●●「鍋島」ー初期鍋島・・・●●
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●●「鍋島」ー後期鍋島・・・●●
●●「古伊万里」・・・●●
●「蛸唐草から年代を推定する」ー18世紀前期・・・●
●蛸唐草時代推移・(18世紀前期/18世紀中期/18世紀後期/19世紀前期/19世紀中期)。
●●「古伊万里」・・・●●
●「蛸唐草から年代を推定する」ー18世紀後期/18世紀中期・・・●
●●「古伊万里」・・・●●
●「蛸唐草から年代を推定する」ー19世紀中期/19世紀前期・・・●
●逆蛸唐草 ・(元禄時代/享保時代)。
●五弁花時代別推移・(18世紀前期/18世紀中期/18世紀後期/19世紀前期)。
■■『書籍』・・・■■
●●『日本のやきもの・「鑑賞と鑑定」』・・・●●
―”第4巻”―
■■『古伊万里』・・・■■
―初期伊万里・古九谷・鍋島・柿右衛門・古伊万里―
◆松浦潤・(編著)/和田久士・(写真)。
◆双葉社。
●古伊万里の魅力と価値の全てがわかる陶芸家待望の
一冊。
●鑑定の勘所。
◆時代の流れと比較の視点に立つ・初心者にもよく
わかる編集。
◆全作品撮り下ろし。
◆銘や印を可能な限り原寸大で表示。
◆掲載作品のほとんどは本邦初公開。
―”はじめに”―
★江戸時代260年の太平の歴史は・それは同時にほぼ
古伊万里の歴史に相当する。
開幕してから元禄までの100年・日本の歴史上かつ
てない高度成長時代であった。
日本列島は開発ブームに湧いて生産力も飛躍的に増大
・耕地面積も人口増加で倍増した。
そして元禄期には頂点を極め、経済的にも文化的にも
江戸時代を通じて最も豊かな社会を実現したのである。
1610年代には磁器生産が開始された伊万里も・そ
れから元禄に至るまでの一世紀に満たない僅かな時間
の間に・初期伊万里に始まり・古九谷・柿右衛門・鍋
島と次から次へと創造力を開花させ・時代と様式を一
気に上りつめていった。
陶磁史のみならず・工芸史全体を見渡しても・古伊万
里の100年ほど創造力に溢れた時代はかつてなく・
それ以後も二度となかった奇跡の100年であった。
しかし元禄を過ぎると・経済的にも社会的にも停滞期
を迎え・以後幕藩体制は慢性的な財政難に苦しまれる
ようになる。
古伊万里も軌を一にするかのように・金襴手の華やか
な光芒を最後に残して・ゆっくりと創造力を枯渇させ
ていった。
「陶をもって政を知る」・ということばがある。
まさに江戸と古伊万里の関係がそれだ。
古伊万里は江戸という時代と文明の鏡であり・時代精
神そのものであった。
★本書は古伊万里をとりあげる。
ここでは古伊万里を広義の古伊万里と狭義の古伊万里
に分ける。
広義の古伊万里というのは、江戸時代に有田地区で生
産された磁器製品全体をさす。
広義の古伊万里は更にそれを、初期伊万里・(第一章
)・と・古伊万里に大きく分け・古伊万里の中から古
九谷・(第二章)・柿右衛門・(第三章)・鍋島・(
第四章)・を除いたものを狭義の意味で古伊万里・(
第五章)・ということにする。
★古伊万里が最も創造力を発揮したのは・初期伊万里・
古九谷・柿右衛門・鍋島・金襴手の最初の100年ま
でで・狭義の古伊万里というとどうしてもその他大勢
の扱いになってしまう。
向付・膾皿・蕎麦猪口などの雑器がそれである。
実際に市場に流通している古伊万里は、ほとんどその
他大勢のこの手の類である。
そして、骨董ファンが必ず通るのが、この手の古伊万
里からである。
唐津の土味や信楽の火色におぼれている人の中には・
古伊万里を馬鹿にする人が少なくない。
しかし、そういう人だって骨董の世界に首を突っ込ん
だ当初には・必ず古伊万里のひとつくらいは買ってい
る。
何といっても古伊万里は安くて・素人にも分かりやす
い。
★私が古陶磁を初めて買ったのは・10年ほど前になる。
やはり古伊万里の蕎麦猪口や小皿の類から入った。
その当時・既に古伊万里は値を上げていたが・出張つ
いでに地方の骨董屋の店先を漁れば・バブル最中にか
かわらず・蕎麦猪口なら・ひとつ1000円で買うこ
ともできた。
古伊万里は骨董ファンにとって入門編である。
その一方で観賞陶磁の頂点を極める古伊万里や鍋島が
あり・その懐は驚くほど深くて広い。
私たちが理解している古伊万里の通念を裏切るような
名作が作られており・それがある日突然市場に出てき
て目を驚かすことも決して珍しくない。
古伊万里は今なお日々発見されつつある。
■発行日=1999年5月25日・(第一刷)。
■発行所=株式会社・双葉社。
■表紙カバー。
■サイズ=19×25cm。
■定価=2095円+税。
■状態=美品。
●表紙カバーに・多少のキズ・ヤケが有ります。
●本誌内に・多少のヤケが見えますが
●大きなダメージは無く
●年代的には良い状態に思います。
◆◆注意・・・◆◆
★表紙カバー裏側の開き側下に多少の汚れ、
帯の綴じ側にわずかな亀裂が有りますので
ご理解下さい。
★発行日より経年を経て下ります。
コンディションに係らず・古書で有る事を
充分に御理解の上・御入札下さい。
★神経質な方は入札をご辞退下さい・・!!
●全・126頁・上質紙・・・!!
◆120頁・迄・カラー。
●「初期伊万里の特徴」・・・!!
―”6図”―
◆釉ムラとピンホール。
釉薬を生掛けしているため・釉薬の胎土への吸
着にムラができる。
ピンホールが多いのも同じ理由による。
釉薬をかけた時の陶工の指が残っているのも初
期の特徴。
◆底厚の成形。
皿の場合・この写真のように底が厚く逆に縁に
なるほど薄くロクロがひかれている。
◆フリモノ。
皿の器表に駒かなブツブツがいくつも見える。
焼成の過程で薪の灰や砂埃が付着したもの。
◆砂目高台。
皿高台の畳付に砂が付着している。
これは窯床に砂をまいて、その上に作品を置い
て焼成したため。
◆三分の一高台。
この皿のように高台が三分の一より小さいのも
あれば・大きいのもある。
◆貫入。
皿の縁に沿って・不規則な貫入がいくつも入っ
ているものがみえる。
胎土と釉薬の収縮率が異なるため。
◆釉流れ。
焼成管理の技術が未熟なため・必要以上に温度
を上げてしまうと、写真の様に染付の絵が流れ
るほどの釉流れをみせることになる。
逆に温度が上がらないと生焼けになってしまう。
●「初期伊万里」・銘款一覧・・・!!
―”5点・(原寸大-4点・1/2-1点)”―
★銘とはやきものに作者や製作した年号等を入れたもの
である。
伊万里の銘は・中国磁器の銘を丸写しにしたもので・
当時のブランドであった中国の陶磁器の商標をそのま
ま・真似ている。
文字を知らない陶工が形だけを真似て写しているので
・何と書いてあるのか読めないものが多い。
初期伊万里では銘を入れたものは少なく・またその種
類も少ない。
●「古九谷」・銘款一覧・・・!!
―”22点・(原寸大)”―
★古九谷になると銘を入れるものが飛躍的に多くなる。
特に・「二重角福」・は古九谷に多くみられるもので
・ここに掲載した銘の約半分が・「二重角福」・であ
る。
20・と・22・の銘は・「誉」・の字をデザインし
たものだといわれるが・この銘のあるものが上手が多
い。
◆青手・3点。
◆色絵・5点。
◆藍九谷・11点。
◆銹釉・2点。
◆瑠璃釉薬・1点。
●「青手古九谷と吉田屋の色釉薬比較」・・!!
―”8点”―
◆青手・(緑/黄/紫/青)。
◆吉田屋・(緑/黄/紫/青)。
●「柿右衛門」・銘款一覧・・・!!
―”9点・(原寸大)”―
★柿右衛門を代表する銘は・「渦福」・5・6・7・9
である。
これは福という字を大胆にデザイン化したもので・渦
を巻いているように見えることから・このように呼び
慣わされている。
ここのは掲載できなかったが・「金」・という銘もあ
り・この銘の入っているものは・いずれも上手の精作
といわれる。
●「鍋島時代区分」・一覧表・・・!!
◆初期鍋島。
・(表文様/裏文様/高台文様/器形)。
◆盛期鍋島。
・(表文様/裏文様/高台文様/器形)。
◆後期鍋島。
・(表文様/裏文様/高台文様/器形)。
◆幕末鍋島。
・(表文様/裏文様/高台文様/器形)。
●「古伊万里釉薬比較」・一覧・・・!!
―”20図”―
◆初期伊万里・(染付/○/○/青磁)。
◆古九谷・(染付/赤絵/緑釉/○)。
◆柿右衛門・(染付/赤絵/緑釉/青磁)。
◆鍋島・(染付/赤絵/緑釉/青磁)。
◆古伊万里・18世紀。
・(染付/赤絵/緑釉/青磁)。
◆古伊万里・19世紀。
・(染付/赤絵/○/青磁)。
●「蛸唐草・時代推移」・・・!!
―”4点・(部分拡大大)”―
◆古伊万里・18世紀前期。
◆古伊万里・18世紀中期。
◆古伊万里・18世紀後期。
◆古伊万里・19世紀前期。
◆古伊万里・19世紀中期。
●「五弁花・時代別推移」・・・!!
―”4点・(部分拡大大)”―
★五弁花は明の染付に見られる文様で・蛸唐草同様・時
代の推移とともにゆっくりと崩れてゆく。
◆18世紀前期。
◆18世紀中期。
◆18世紀後期。
◆19世紀前期。
●「花唐草」・・・!!
★花唐草の文様としての歴史は長く・すでに奈良時代か
ら吉祥文として用いられてきた。
蒔絵の地文様と洲て多用され・江戸時代では特に中期
に流行した。
古伊万里でも藍柿右衛門には用いられている。
花唐草は18世紀の前半期に集中しており・後期にな
るとあまり出来のよいものはない。
文様としての生命は18世紀いっぱいまでで19世紀
に入ると花唐草から花が消えてしまう。
19世紀中期になるとみじん唐草がでてきて・花唐草
にとって代わる。
◆17世紀後期。
◆18世紀前期。
◆18世紀中期。
◆18世紀後期。
◆19世紀前期。
●図版頁に・・・!!
◆表面/裏面・(全てはありません)/寸法/解説
/等。
●蒐集・資料などの・参考に・・・!!
●探されていた方は・この機会に・・・!!
●以下・詳細をご覧ください・・・!!
◆掲載案内は・抜粋して下ります。
◆掲載内容は・Q&Aより・問い合せ下さい。
◆掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と・致します。
●数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい・・・!!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
■■『はじめに』・・・■■
―”第一章”―
■■『初期伊万里』・・・■■
●「初期伊万里」・・・●
―伊万里草創―
―未完の美―
―初期伊万里の特徴―
●1・泉山の陶石。
●2・生掛け。
●3・三分の一高台。
●4・不安定な還元焼成。
●5・砂目積。
●6・ヘタウマ絵付。
―初期伊万里贋作事件―
**”(作品)”**
◆1-1・染付山水文大皿。
・同・高台。
◆1-2・染付山水文大皿。
・同・高台。
◆1-3・染付松文皿。
◆1-4・染付竹文皿。
◆1-5・染付菊文皿。
◆1-6・染付蓬莱島皿。
・同・高台。
◆1-7・染付鷺文皿。
◆1-8・染付鴨文皿。
◆1-9・染付鳥文皿。
◆1-10・染付山水文皿。
・同・高台。
◆1-11・染付こうほね文皿。
◆1-12・染付蓮文皿。
◆1-13・染付松文皿。
◆1-14・染付蔦文六角皿。
・同・高台。
―”前期藍九谷・?”―
★骨董には骨董のせかいならではの独特の用語や言い回
しがある。
隠語は別にしても・例えばこの前期藍九谷もそのひと
つであろう。
藍九谷を前期・中期・後期の三期に分けて理解するも
ので・前期九谷とは初期伊万里に次いで焼かれ・藍九
谷というにはまだ未完成な段階の一群の作品という意
味である。
初期伊万里の雰囲気を濃厚に残しており・というより
も初期伊万里そのままといってよいほど・高台も小さ
く絵付も稚出である。
しかし前期藍九谷という分類にどれだけの意味がある
のか・・・。
・(以下略・・・)。
◆1-15・染付梅文皿。
◆1-16・染付楼閣山水文変形
◆1-17・染付網目文徳利。
・同・底面。
◆1-18・染付花鳥文徳利。
◆1-19・染付白磁徳利。
◆1-20・染付なずな文盃。
・同・高台。
◆1-21・染付笹文盃。
◆1-22・染付横線文盃。
◆1-23・染付草文盃。
―”喜村久兵衛の皿”―
◆1-24・染付草文皿。
・同・高台。
・(喜村久兵衛銘)。
◆1-25・染付宝文六角向付。
・同・高台。
◆1-26・染付花文向付。
・同・高台。
●「こんにゃく印判」・・・●
◆1-27・染付蕪文蕎麦猪口。
◆1-28・染付楓文蕎麦猪口。
◆1-29・染付菊文蕎麦猪口。
◆1-30・染付楓文蕎麦猪口。
・同・高台。
◆1-31・染付熨斗文蕎麦猪口。
◆1-32・蕪文盃。
◆1-33・染付抱き沢瀉紋蕎麦猪口。
◆1-30・染付二兎文蕎麦猪口。
・同・高台。
●「初期伊万里の特徴」・・・●
**”(図版・7点)”**
●釉ムラとピンホール。
●底厚の成形。
●フリモノ。
●砂目高台。
●三分の一高台。
●貫入。
●釉流。
●「初期青磁」・・・●
◆1-34・青磁染付牡丹文三足皿。
◆1-35・青磁香炉。
・同・底面。
◆1-36・青磁染付花文三足皿。
・同・底面。
●「初期伊万里銘款一覧」・・・●
**”(上記参照)”**
●「辰砂・瑠璃釉」・・・●
◆1-37・瑠璃釉小壺。
◆1-38・辰砂笹文徳利。
―”第二章”―
■■『古九谷』・・・■■
●「青手古九谷」・・・●
◆2-1・青手椿文大皿。
・同・高台。
◆2-2・青手山水大皿。
・同・高台。
◆2-3・青手鳥文皿。
・同・高台。
◆2-4・青手楓文皿。
◆2-5・青手南瓜文皿。
◆2-6・青手瓜文皿。
◆2-7・青手花文皿・(角皿)。
・同・高台。
―”ふたつの椿文”―
◆2-8・青手椿文皿。
・同・高台。
◆2-9・青手椿文皿。
・同・高台。
●「色絵古九谷」・・・●
◆2-10・色絵唐獅子牡丹文大皿。
◆2-11・色絵梅鳥文皿。
◆2-12・色絵牡丹輪花文皿。
◆2-13・色絵椿文皿。
◆2-14・色絵蝶牡丹文皿。
・同・高台。
◆2-15・色絵片身替わり椿文皿。
◆2-16・色絵山水文変形皿。
・同・高台。
◆2-17・色絵鳥文長皿。
◆2-18・色絵椿文碗。
・同・見込。
◆2-19・色絵ようらく文茶入。
◆2-20・色絵草花文徳利。
・同・底面。
◆2-21・色絵祥字文瓢形徳利。
◆2-22・色絵松下人物文菓子鉢。
◆2-23・色絵鳳凰文汲出茶碗。
・同・高台。
◆2-24・色絵花鳥文四方向付。
◆2-25・色絵金銀彩梅文三足香炉。
◆2-26・色絵竹文碗。
●「藍九谷」・・・●
◆2-27・染付牡丹文皿。
◆2-28・染付松島文皿。
◆2-29・染付巻貝文皿。
◆2-30・染付鳥文皿。
◆2-31・染付網代文皿。
◆2-32・染付こうほね文皿。
◆2-33・染付鳥椿流水文皿。
◆2-34・染付鷺文皿。
◆2-35・染付雉文皿。
◆2-36・染付三窓絵文皿。
◆2-37・染付流水文雪輪皿。
・同・高台。
◆2-38・染付山水文変形皿。
◆2-39・染付三葉文皿。
◆2-40・染付片身替わり水仙文変形皿。
◆2-41・染付人物三足文変形皿。
◆2-42・染付月取る猿文変形皿。
・同・高台。
◆2-43・染付茄子文皿。
・同・高台。
◆2-44・染付山水文六角向付。
・同・高台。
◆2-45・染付花鳥文角水指。
◆2-46・染付面取徳利。
・同・底面。
◆2-47・染付鳥型香合・(2点)。
◆2-48・染付兎文盃。
●「銹釉」・・・●
―”銹釉・(吸坂手)”―
◆2-49・銹釉金銀彩富士山文皿。
・同・高台。
◆2-50・銹釉梅文皿。
・同・高台。
◆2-51・銹釉黒絵皿。
・同・高台。
◆2-52・銹釉染付胴紐茶碗。
・同・見込。
◆2-53・銹釉平茶碗。
・同・高台。
◆2-54・銹釉山水文茶筅形徳利。
◆2-55・銹釉瓢形徳利。
◆2-56・銹釉茶筅形徳利。
・同・底面。
●「瑠璃釉薬」・・・●
◆2-57・瑠璃釉赤絵金銀彩皿。
◆2-58・瑠璃釉金彩皿。
◆2-59・瑠璃釉葉形皿。
◆2-60・瑠璃釉蔦文角皿。
◆2-62・瑠璃釉銀彩梅文細首徳利。
◆2-63・瑠璃銹釉徳利。
◆2-64・瑠璃釉金彩香炉。
・同・底面。
●「古九谷銘款一覧」・・・●
**”(上記参照)”**
●「再興九谷」・・・●
◆2-65・吉田屋羽文皿。
・同・高台。
◆2-66・吉田屋獅子香合。
●「青手古九谷と吉田屋の色釉薬比較」・・・●
◆2-67・松山山水文大皿。
◆2-68・松山桔梗文捻瓢形徳利。
・同・底面・(銘)。
◆2-69・飯田屋赤絵金彩大徳利。
・同・底面・(銘)。
―”第三章”―
■■『柿右衛門』・・・■■
●「色絵柿右衛門」・・・●
◆3-1・色絵菊流水文人形。
・同・背面。
◆3-2・色絵さざえ蓋物。
―”初期赤絵”―
◆3-3・色絵花文瓶。
―”初期柿右衛門”―
◆3-4・色絵四方唐花文皿。
・同・高台。
◆3-5・色絵花卉文壺。
・同・底面。
◆3-6・色絵断龍鳳凰梅文八角鉢。
◆3-7・色絵竹虎文皿。
◆3-8・色絵獅子舟遊文皿。
◆3-9・色絵花唐子輪花皿。
◆3-10・色絵柘榴文八角皿。
◆3-11・色絵山水文皿。
―”柿右衛門の後絵物”―
◆3-12・色絵草文面取徳利。
・同・底面。
◆3-13・色絵花鳥文碗と皿。
◆3-14・色絵鳥梅文碗。
・同・高台。
◆3-15・色絵鶏文蕎麦猪口。
―”後期の柿右衛門”―
◆3-16・色絵牡丹文向付。
―”柿右衛門青磁”―
◆3-17・青磁四方向付。
―”柿右衛門白磁”―
◆3-18・白磁向付・(4点)。
◆3-19・白磁てっせん刻文皿。
◆3-20・白磁菊鉢。
―”ヨーロッパで写された柿右衛門”―
◆3-21・シャンティ窯柿右衛門写虫籠形蓋物。
・18世紀。
●「藍柿右衛門」・・・●
◆3-22・染付蕪文皿。
◆3-23・染付鶉文皿。
◆3-24・染付蟹文皿。
◆3-25・染付人物文大皿。
◆3-26・染付鹿紅葉文大皿。
◆3-27・染付唐花文皿。
◆3-28・染付鳳凰文皿。
◆3-29・染付牡丹花唐草文皿。
◆3-30・染付花文皿。
◆3-31・染付山水文四方隅切皿。
◆3-32・染付折紙文徳利。
◆3-33・染付菖蒲文向付。
●「柿右衛門・銘一覧」・・・●
**”(上記参照)”**
―”第四章”―
■■『鍋島』・・・■■
◆4-1・盛期・色絵松竹梅文皿。
・同・側面。
◆4-2・盛期・色絵椿文皿。
●「松ケ谷」・・・●
◆4-3・椿文変形皿。
・同・高台。
・今右衛門古陶美術館。
◆4-4・菊文変形皿。
・同・側面。
・今右衛門古陶美術館。
●「初期鍋島」・・・●
◆4-5・色絵柳燕文皿。
・同・側面。
・今右衛門古陶美術館。
◆4-6・色絵唐花文変形皿。
・同・側面。
・今右衛門古陶美術館。
◆4-7・青磁染付梅文変形皿。
・同・側面。
・今右衛門古陶美術館。
●「盛期鍋島」・・・●
◆4-8・色絵唐花文皿。
・同・高台。
・今右衛門古陶美術館。
◆4-9・色絵宝珠文皿。
・今右衛門古陶美術館。
◆4-10・色絵松竹梅文皿。
・今右衛門古陶美術館。
◆4-11・色絵唐花文捻皿。
・今右衛門古陶美術館。
◆4-12・色絵柴垣文蕎麦猪口。
・同・高台。
◆4-13・染付雪輪菊水仙文皿。
・同・側面。
◆4-14・染付月兎文皿。
・同・側面。
・今右衛門古陶美術館。
◆4-15・染付菊つなぎ文向付。
◆4-16・染付唐花文六角面取向付。
・同・側面。
◆4-17・染付三階文変わり皿。
・同・側面。
●「後期鍋島」・・・●
◆4-18・色絵竹文皿。
・同・側面。
・今右衛門古陶美術館。
◆4-19・色絵唐花文皿。
・同・側面。
◆4-20・色絵菊花文皿。
・同・側面。
―”ふたつの芥子文”―
★共に芥子文で文様はほぼ同じであるが・しかし微妙に
違う。
左・(4-22)・に比べると・右・(4-21)・の
方が全体にやや硬く・意匠力も落ちている。
この差が盛期と後期の差である。
このように同じ文様を比べると・時代の差は一目瞭然
である。
◆4-21・染付芥子文皿。
・同・側面。
・今右衛門古陶美術館。
◆4-22・染付芥子文皿。
・同・側面。
・今右衛門古陶美術館。
◆4-23・染付山吹文皿。
・今右衛門古陶美術館。
◆4-24・染付見越しの松文皿。
●「幕末鍋島」・・・●
◆4-25・染付扇面文大皿。
・同・側面。
・今右衛門古陶美術館。
◆4-26・染付岩水仙文大皿。
・同・見込。
・今右衛門古陶美術館。
●「青磁鍋島」・・・●
◆4-27・青磁蓋付円硯。
◆4-28・青磁三足香炉。
・同・底面。
◆4-29・青磁紐耳花生。
・同・底面。
―”柿鍋島”―
★略して柿鍋という。
時代は元禄のもので・柿右衛門と鍋島両方の特徴を兼
ね備えているためにどちらにも分類できず・そのため
にこうした折衷的ネーミングで呼ばれる。
この色絵団龍文向付の場合も・染付の団龍文は柿右衛
門であるのに・色絵は鍋島である。
柿鍋には・柿右衛門でもなく・鍋島でもないが・両方
にとれるものもある。
やきものの世界では・時代や様式において境界領域を
跨いでいるものが少なくなく・この柿鍋はその典型で
ある。
今のところ・こうした作品が鍋島藩窯で作られていた
のか・それとも柿右衛門と一緒の窯で作られたのか・
あるいはそのどちらでもないのか・不明である。
◆4-30・柿鍋・唐花文向付。
●「鍋島・時代別一覧表」・・・●
**”(上記参照)”**
●「うなぎ屋の鍋島」・・・●
―”第五章”―
■■『古伊万里』・・・■■
●「金襴手」・・・●
◆5-1・赤地唐草団龍文兜鉢。
・同・高台。
・(銘・奇玉宝鼎之珍)。
◆5-2・蜜柑文鉢。
・同・見込。
◆5-3・人物三方唐花文鉢。
・同・高台。
・(銘・実寸大)。
◆5-4・牡丹文兜鉢。
◆5-5・唐花文香炉。
―”明の金襴手”―
◆5-6・赤地金襴手向付。
・同・高台。
●「古伊万里・釉薬比較一覧」・・・●
**”(上記参照)”**
●「輸出用金襴手とオールドジャパン」・・・●
◆5-7・鷹鶉鯉図沈香壺。
◆5-8・桜花文沈香壺。
◆5-9・すり花文蓋角瓶。
・同・底面。
◆5-10・唐花文カップ&ソーサー。
・同・底面。
◆5-11・菱花S字文水注。
◆5-12・黒釉楼閣山水文カップ&ソーサー。
・同・底面。
●「18世紀前半の古伊万里」・・・●
◆5-13・色絵菊流水文大皿。
◆5-14・色絵片身替り段重。
◆5-15・色絵銹松竹梅宝尽く六角瓶。
・同・底面。
◆5-16・唐花文松桜図水注。
◆5-17・瑠璃釉猪口。
・同・高台。
◆5-18・青磁細口徳利。
◆5-19・染付椿文壺。
●「蛸唐草から時代を鑑定する」・・・●
◆5-20・蛸唐草片身替り軍配皿。
・同・高台。
―”18世紀前期”―
★実際には・もう少し前の時代から・蛸唐草は作られて
いるようであるが・その特徴は18世紀前期と共通し
ている。
その特徴というのは・輪郭線を丁寧に描いてから・そ
の中を濃みでキチンと埋めていることである。
◆5-21・藍柿手輪花皿・(総蛸唐草)。
◆5-22・光背文向付・(蛸唐草)。
・同・高台。
◆5-23・水注・(総蛸唐草)。
◆5-24・花弁皿・(総蛸唐草)。
・同・高台。
―”18世紀中期”―
★輪郭線を描かなくなる。
しかし前代の蛸唐草の感覚は残っており・太くて力強い
唐草を描いている。
空間を埋め尽くす唐草のバランスもとれている。
蓋物碗や湯飲みなどが作られるようになる。
◆5-25・菊流水文皿(蛸唐草)。
◆5-26・碗(蛸唐草)。
◆5-27・赤絵筋文ローソク徳利(蛸唐草)。
◆5-27・ティーポット(蛸唐草)。
◆5-28・唐獅子文水指(蛸唐草)。
―”18世紀後期”―
★蛸唐草の線が細くなり・文様に緊張感がなくなってく
る。
この時代になると伊万里では大衆向けの雑器が主力に
なる。
色絵は清朝の影響をうけた黄濁釉や白濁釉が使われる
ようになる。
文様にも芙蓉手や霊芝文など中国風のものが多くなる。
文人趣味=中国趣味の流行が背景にある。
染付も明るくてやや紫に発色するものに変わってくる。
◆5-29・梅文皿(蛸唐草)。
◆5-30・しだ文皿(蛸唐草)。
◆5-31・唾壺(蛸唐草)。
◆5-32・赤絵金彩向付・三点(蛸唐草)。
◆5-33・ローソク徳利(蛸唐草)。
―”蛸唐草はどこから来たのか”―
◆5-34・吉州窯・蛸唐草小壺・(南宋)。
―”19世紀前期”―
★蛸唐草の描き方がますます簡略、粗雑になる。
見るからに下手な印象を受ける。
19世紀後期になると・イライラするほど○末な唐草
で埋め尽くすようになる。
江戸という文明が滅亡したのも当然か・と納得させら
れる。
この時代の古伊万里は本格的な大衆化による量産に入
る。
瀬戸などが磁器の生産を始め市場での優位性を確保す
るためである。
◆5-35・鉢・(蛸唐草)。
◆5-36・油壺・(蛸唐草)。
◆5-37・盃・(蛸唐草)。
―”逆蛸唐草”―
★通称・逆タコ。
蛸唐草の・「地と図」・が逆転しているもので蛸唐草
以上に手の込んだものですべて上手である。
生産されたのは元禄から享保にかけての一時期に限ら
れる。
◆5-38・徳利・(元禄時代・逆蛸唐草)。
◆5-39・松竹梅文大皿(享保時代・逆蛸唐草)。
―”19世紀中期”―
◆5-40・窓絵近江八景図大平鉢・(蛸唐草)。
◆5-41・瓢徳利・(蛸唐草)。
◆5-42・大皿・(蛸唐草)。
●「花唐草」・・・●
◆5-43・向付。
・(花唐草17世紀後期)。
◆5-44・輪花皿。
・(花唐草18世紀中期)。
◆5-45・蓋物食籠。
・(花唐草18世紀中期)。
◆5-46・牡丹文鉢。
・(花唐草19世紀前期)。
◆5-47・松竹梅文皿。
・(花唐草19世紀前期)。
●「みじん唐草」・・・●
◆5-48・三足香炉。
・(みじん唐草19世紀中期)。
●「日本地図皿」・・・●
◆5-49・日本地図大皿。
・同・高台。
◆5-50・日本地図大角皿。
◆5-51・日本地図大角皿。
・同・高台。
●「南蛮人・紅毛人・そして黒船」・・・●
◆5-52・赤絵黒船文明開化図大皿。
●「コンプラ瓶」・・・●
◆5-53・コンプラ瓶。
・同・高台。
◆5-54・コンプラ瓶。
●「三川内・亀山・その他」・・・●
◆5-55・三川内焼・布袋形水注。
・(19世紀中)。
◆5-56・三川内焼・あざみ文花形鉢。
・(18世紀)。
◆他・・・・・。
■■『様々なる・「様式』・・・■■
●柿右衛門神話の解体。
●様式って何?。
●様式の彼方へ。
●古伊万里の再編成。
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