◆これは尺八とDNAが繋がっている？ 古代ネイティブアメリカンの縦笛「アナサジフルート（A）」 ◆REIZAN TUNED Shakuhachi
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◆これは尺八とDNAが繋がっている？ 古代ネイティブアメリカンの縦笛「アナサジフルート（A）」 ◆REIZAN TUNED Shakuhachi
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商品説明
尺八と同じ発音構造の楽器は数あれど
パイプの端を削って音を発生させ数個の指孔で音階を作る縦笛は世界中にあります。有名なところでは南米の「ケーナ」西アジアの「ナイ」など。中国の「洞簫」やベトナムの「シャオ」も尺八に似ていますが歌口を狭くして吹きやすくしています。誰でも音が出せるように息の通り道を設けたのがリコーダーです。インディアンフルートも飛び出た部分が息を整えているので原理は同じです。今回の笛はよくあるインディアンフルートとは全く別物で、かなり尺八に近い古代の笛です。
アナサジフルート
アナサジフルートはアリゾナ州のアナサジ遺跡から出土した1400年前の古い笛です。それをネイティブ・アメリカンの静謐な音楽を聴かせるグループ「コヨーテ・オールドマン」が蘇らせました。歌口の構造は尺八の古管尺八のような緩い舌面角で内径も細目です。音色はアメリカの大地のような広がる豊かな低音と、蒼天に舞いあがるような晴れやかな高音がほんとうに美しいです。アナサジフルートの詳しい説明はこちらですが、残念ながらもう販売はされていません。
http://gakki.temiruya.com/archives/1100/1000/
エアリード楽器の本質に迫る
単純な構造ゆえ音を出すのが難しいエアリード楽器。その難しさの理由は自分自身が楽器にならなければならないことにあります。全身を使って呼吸し肺から口腔・唇までを最適化させ、なおかつ出したい音程を微妙にコントロールしなければなりません。私にとっては尺八の音は「声」と同じです。アナサジフルートは尺八よりも発音が難しく感じられました。歌口こそ「尺スタ」で音は出やすくなっているはずなのですが、管の内径が細く小さな指孔で間隔広いので細心の注意が必要です。筒音（A）や低音部はゆっくりした息で息を流し込みます。音階は（ドレミ♭ミソラシ）、【A管なので実音はABCD♭EG♭A♭】と独特です。実際にはもっと長い低音（G♯やF♯）の笛が出土したようですが、長すぎると指が届かないので筒音をAにしました。アナサジフルートを吹いていると長管で古典本曲を吹いている時と同じような気分になります。あまりにも素朴な音の世界は時空を超え、私とネイティブアメリカンがで繋がっているような不思議な感覚です。こんな音がします。https://youtu.be/1WEuENWe9Sg
【諸元】長さ740mm 重さ246g 頭部直径34mm 底部直径26mm 歌口内径縦20mm 横20mm エッジ深さ4mm 最大指孔10mm
（留意事項）
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