1969年1月ビートルズ最後のアルバム『LET IT BE』の元となる”ゲット・バック・セッションズ”の最新コンピレーションが”アップル・スタジオ”編に続いて”トゥイッケンナム・スタジオ”編として新たに登場!1969年1月2日から始まった”ゲット・バック・セッションズ”は当初トゥイッケンナム映画撮影所でスタートし1月16日まで続けられました。その後1月21日から1月31日までアップル本社に移動しキーボードにビリー・プレストンを迎えエンジニア、グリン・ジョンズによるレコーディング体制が続けられ1月30日にはあの伝説のルーフトップ・コンサートが行われました。今回の『ESSENTIAL TWICKENHAM MASTERS』は先にリリースされたセッション後半の『COMPLETE APPLE MASTERS』以前のセッション前半を収録したもので現存する膨大な”ゲット・バック・セッションズ”音源を分かり易くまとめたシリーズ・セットです。アップル・スタジオでの本格的なマルチトラック・レコーディングに比べ映画撮影用のナグラ・テープ・レコーダーによるモノラル音源しかないトゥイッケンナム・スタジオですが最新デジタル解析による初登場のリアル・ステレオ・バージョンで収録。内容的にも不完全で断片的な演奏や長いスタジオ・チャット、無音パートを排除して選りすぐられた演奏を中心に2CD4種にまとめられています。リハーサル中心で散漫な印象だったトゥイッケンナム・スタジオですが興味深いオリジナル新曲の初期バージョンはじめ若き日のフェイバリットだったロックンロール・カバーやビートルズ・ナンバーのセルフ・カバー、ボブ・ディラン等の楽曲さらにはアヴァンギャルドなジャム・セッションまで多様な演奏が記録されており見逃せないシーンも多数あります。先の”アップル・スタジオ”編と同様にVOL.1からVOL.4まで2CD4種合計8枚組のヴォリュームでお届けする”ゲット・バック・セッションズ”前半のトゥイッケンナム・スタジオを集約したビートルズ・コレクター注目の最新タイトルです!!
Recorded at The Twickenham Studios, London, U.K. January 1969