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昭和60年 142P 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
この本が出版されてから数年が経過する間に武井武雄・橘文策・深沢要らが相次いでこけしの世界にあらわれて、その旋風 によってこけし愛好熱は全国的に高まって戦前の第一次こけしブームの時代を迎えた。けだし天江さんの著書は、そうしたブ ームの起爆剤的な役割を果たしたものである。
天江さんが遊学という他郷での都市生活を契機として、郷土で見馴れていたこけしにインスピレーションを感じることがな かったならば、そして『こけし這子の話』という著作をあらわすことがなかったら、こけしは、もっと異った運命を辿ったか もしれない。そう思うと『こけし這子の話』出版の意義はまことに大きい。
第二に述べたいのは、天江さんの著書は、こけしの原点を象徴しているということである。この著書が世に出る以前の数年 及至十数年間は、子供のおもちゃとしてのこけしが滅び行く最後の段階であった。『こけし這子の話』には、こけしの写真図 版一〇枚を添えているが、その第一図から第九図までの九枚には、その年代ごろに流布していたこけし一〇二点の写真を収録 している。これは、かけがえのない貴重なものである。 なぜ貴重かというと、こけしの作者が大人(おとな)の観賞の対象と なることを意識しないで、ひたすら、子供のおもちゃとして作ったものと推そくされるものだからである。したがって、これ らのこけしは、後年の「観賞の対象として作られたこけし」に対し原点的な意味をもっているものだからである。
さて、今回上梓される「図譜「こけし這子」の世界』には『こけし這子の話』に掲載されたもののほかに、同じころ天江 さんが蒐集した八〇余点を追加し、合わせて一八〇余点が集大成されると仄聞する。まさに偉観というべきものだろう。けだ し、この一巻の価値は、こけし愛好者にとって絶大であって、読者は原点を象徴するこけしの映光に陶酔感を満喫するであろ
こけし探求の頃
わらじ
私は仙台で生まれ育ち幼少から春秋を近郊の温泉で暮らしたので、こ けしのなかで育ちながら、こけしの存在すら気にかけませんでしたが、 大正六年東京遊学の頃、須田町にあった青果市場移転跡に趣味の店「朱 雀苑」というのができ、そこで一本のこけしに心を打たれ、びっくりし 生まれ故郷の山やまにこけし探求の夢をひろげるようになりました。 その時代の旅は難儀なものでした。のろのろ汽車のほかは草鞋で歩くよ りなく、こけしを求めて歩く私を、世間では笑っていました。旅なれぬ 私は、秋田の山奥木地山を訪ねたとき、林道に迷って死ぬ思いをしたこ ともありました。大正十二年のことです。 そんな苦労をして求めた一本 のこけしに狂喜した私は、異常だったのかもしれません。もちろんその 時代のこけしは、児の成長を祈念する厄除け人形で、親が愛児に買い与ました。
こえた、ただひとつの純粋な子でした。だから、その頃のこけしには、美とか可愛ゆさとかを超越した神韻ともいうようなものがただよってい
こけしの美は素朴とか単純とか、造形のギリギリの美だとか評する人 がおりますが、その頃のこけしには稚拙を超越して、自然に生まれた美 を私は感じたものです。それは現在の大人たちのブームとなった、大人 にこびるようなこけしとはおおきいへだたりがあるようです。
幼児の厄除けとして生まれたこけしは、いまや本来の心を失ってしま いました。こけしづくりというものは木地挽といって、盆や椀などを轆 嘘で挽きあげる特殊な業種の人たちでこけしはほんの余技的な作品でし たから、なおさら飄滅としながら脱俗なものが生まれたものでしょう。 私はその頃、旅先で一文こけしと
いうのを一銭で買ったことがあります。なんともいえぬ、仏像にも似たものでした。
(昭和五十七年九月刊
『美術手帖』(別冊・秋)から転載)
1976 「仙台の顔」 写真展より
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