エマニュエル・トッド著、「シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧(Qui est Charlie? Sociologie d'une crise religieuse)」です。堀茂樹訳、文春新書。状態は、全般に良好です。送料は、クリックポストで185円です(※通常の厚みの新書は、重さ1㎏を超えない範囲で計3~4冊程度まで同梱可能です)。
★著者、エマニュエル・トッド (Emmanuel Todd)は, 1951年5月16日 - ) は、パリの西部、サン=ジェルマン=アン=レー生まれ。パリ政治学院修了、ケンブリッジ大学歴史学博士。歴史人口学者・家族人類学者。家族制度や識字率、出生率などにもとづき、現代政治や国際社会を独自の視点から分析、ソ連崩壊やリーマン・ショック、イギリスのEU離脱、アメリカでのトランプ政権誕生などを予見したことで広く知られる。主な著書に、「最後の崩落」、「第3の惑星 ― 家族構造とイデオロギー・システム」、「新ヨーロッパ大全〈Ⅰ・Ⅱ〉」、「帝国以後 ― アメリカ・システムの崩壊」、「Le Fou et le proltaire」、「L’Invention de la France」、「L’Enfance du monde」、「La Nouvelle France」、「移民の運命」、「経済の幻想」、「世界の多様性」、「デモクラシー以後」、「自由貿易は、民主主義を滅ぼす」など。
★内容: 「表現の自由」を掲げた「私はシャルリ」デモが、実は偽善的で排外主義的であったことを明らかにする。本書が問題にしているのは、一見ソフトな言辞を弄しながら、自由貿易、緊縮財政、格差拡大を容認し、自分より下層の人々を無視して社会を支配している、高学歴で自称「反体制派」である中産階級の自己欺瞞である。 「この本を書いたのは、自分の属する社会の現状に苛立ったひとりのフランス人です」 という激しい義憤に駆られ、仏国内のメディアをすべて敵に回わす危険を顧みずに書かれた本書は、高度な学問的著作であると同時に、著者渾身の歴史的傑作と言える一冊。巻末に、パリISテロについての特別寄稿を附す。
本書が扱うのは2015年1月にパリで起きた『シャルリ・エブド』襲撃事件自体ではなく、事件後に行なわれた大規模デモの方である。「表現の自由」を掲げた「私はシャルリ」デモは、実は自己欺瞞的で無意識に排外主義的であることを、統計や地図を駆使して証明する。ここで明らかにされるのは、フランス社会の危機であり、西欧先進国にも共通する危機で、欧州が内側から崩壊しつつあることに警鐘を鳴らしている。ユーロ、自由貿易、緊縮財政による格差拡大と排外主義の結びつきは、ベストセラー『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』にも通じるテーマで、前著の議論がより精緻に展開されている。
★著者、エマニュエル・トッド (Emmanuel Todd)は, 1951年5月16日 - ) は、パリの西部、サン=ジェルマン=アン=レー生まれ。パリ政治学院修了、ケンブリッジ大学歴史学博士。歴史人口学者・家族人類学者。家族制度や識字率、出生率などにもとづき、現代政治や国際社会を独自の視点から分析、ソ連崩壊やリーマン・ショック、イギリスのEU離脱、アメリカでのトランプ政権誕生などを予見したことで広く知られる。主な著書に、「最後の崩落」、「第3の惑星 ― 家族構造とイデオロギー・システム」、「新ヨーロッパ大全〈Ⅰ・Ⅱ〉」、「帝国以後 ― アメリカ・システムの崩壊」、「Le Fou et le proltaire」、「L’Invention de la France」、「L’Enfance du monde」、「La Nouvelle France」、「移民の運命」、「経済の幻想」、「世界の多様性」、「デモクラシー以後」、「自由貿易は、民主主義を滅ぼす」など。
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