ボイスは8ボイスのエレクトリック・オルガン・モードでも、ボイスのそれぞれとエンベロープが独立した FM オペレータとして機能する FM シンセシス・モードでも機能します。FM シンセシスに対するボイスの効果はエンベロープの減衰とともに減少します。
あなたの体調、精神状態、湿度などを読み取りサウンドを演奏する金属製タッチ・センサー
伝統的なシンセサイザーに搭載されている鍵盤の代わりに、LYRA-8 には各ボイスに金属製タッチ・センサーが搭載されています。タッチセンサーは1対の接触面を触れる事で各ボイスのエンベロープを動作させ、サウンドが鳴ります。反応は導電率により左右されるので、あなたの体調、皮膚の水分量、精神状態、使用環境の湿度など様々な要素により反応が変わります。エンベロープの反応速度は各ペアの上に用意されている4つの FAST スイッチにより切り替えることができます。
複雑なモジュレーションを生み出す HYPER LFO
HYPER LFO は複雑なモジュレーションを生み出すLFOで、2つの単純な波形の LFO から周波数の合計または乗算によって合成されます。また FM シンセシス・モードも備えています。LFO は選択したボイスのペアと、MOD DELAY をモジュレートできます。
SOMA laboratory LYRA-8
「SOMA laboratory」はモスクワのシンセサイザーメーカーです
・自分の声を聞いてくれる楽器
・直線性と制御の代わりにバランスと相互作用を
・模倣の代わりに深い自然を
というSOMA laboratoryの哲学に基づいて作られた ”有機体” シンセサイザー「LYRA-8」
現代の一般的なシンセサイザーは「音源」と「人間」の間にシーケンスやクオンタイザー、アルゴリズムなど沢山の制御が介入しているものが多く、なかなか音源を直接コントロールすることができません。
「LYRA-8」は最小限の量子化または自動化で、生成されたサウンドをプレーヤーが最大限に制御できる ”ライブ” シンセサイザーです。
アンビエント、ドローン、ノイズ、グリッチ、その他にもアイデア次第で様々な演奏ができます。
特徴
選択したペアのボイスとMOD DELAYをモジュレート可能
Feedbackノブによる発振が可能。ディレイタイムは外部ソースやLFO、DELAY自身の出力からモジュレート可能
8ボイス x 4ペア、2グループ 伝統的なシンセサイザーとは一線を画すボイス構成
あなたの体調、精神状態、湿度などを読み取りサウンドを演奏する金属製タッチ・センサー
複雑なモジュレーションを生み出す HYPER LFO
その他のスペック