「祈(いのり)」中村晴信　S80号　油彩画　★真作　☆大作　☆仮額装済み　　〓傷みがある為、特別廉価　　◆人物画・心象風景・宗教的

★本体・額縁共に傷みのある油絵ですが、内容的にはよく描けている絵です。そこで「試しに」と出品してみることにしました。

★この絵は、「素(す)の気持ちで、人智を越えた存在に語りかける。人智を越えた存在を前に、祈る。」という内容の作品です。

★大きな絵です。S型という正方形の型なので、かなり大きいです。一般的な油絵の型であるF型・P型・M型はいずれも長方形ですが、S型の面積はそれらよりも広いです。ですので、S型80号はF型100号とほぼ変わらない面積の大画面となります。

☆浜松市の出品者宅まで商品受け取り可能な方のみ、入札を御検討くださいませ。



◆作品名：「祈り」　

◆大きさ：S80号

※額縁は、縦151.8×横151.8×奥行き(厚さ)4.6cm.

◆技法：カンバスに油彩

◆作者：中村晴信

〔作者略歴〕
静岡県生まれ。
天竜川公募展市民賞。
しんわ美術展奨励賞。
浜松市展奨励賞。
個展(松坂屋、伊勢丹、G恵風、天象堂画廊など)、グループ展(大丸、近鉄、そごう、福屋、阪神など)、多数。
年鑑「美術市場」「美術界データブック」「J. Arts west」掲載。


◆サイン：絵の中央下、作者の名前を象形文字化したサイン。その下に、2002の年記。

◆状態：長期保管中に別の絵画と重なった状態になっていた影響で、幾らか絵具の歪みや剥がれがあります。絵の中心である人物部分は、ほぼ良好な状態です。
額縁も、幾らか傷んでいます。
尚、絵の傷みを発見してから凡そ１０年ほど経ちますが、その後は傷みの進行はほとんど見られません。
写真で状態を確認してみてください。

◆シール：無し。絵の裏側に書き込みあり。

◆備品：シートン・紐つき。

★作家本人がこの商品を出品しております。真作保証いたします。


◆作品解説　
折に触れ、作者が生きてきたなかで「今、自分が出来ることをやり、あとは素(す)になって祈る他ない」「裸の自分自身で神に祈るほか、進めない」と感じることがあります。この絵は、凡そ20年前にそのように思っていた状況の時に「この思いを絵に表現したい」と作品化したものです。
「自身が出来ることをやり、他は神に祈るしかない」という思いは、私以外にもいるのではないか？との思いもあり、絵にしました。
この絵は保管が悪かった事もあり状態が悪いのですが、絵の中心部分である人物は良い保存状態です。試しに暫く出品してみることにしました。
痛みがありますから、それを考慮して大作にしては極めて廉価な開始価格に設定しました。

画材は、絵具はミノー、ルフラン、マツダスーパーなど、高品質なブランドを使用。油や樹脂も、加工油やベネチアテレピンなど古典の時代から用いられてきた画材を使用。下地には、カンバスにエマルジョン地という伝統的な下地を準備してから描いております。これは市販のカンバスよりも絵具の食い付きが良く、堅牢なカンバスです。ヨーロッパの古典絵画技法を研究し、それを活かした技法で制作。これにより、色彩の深みや透明度、絵全体の堅牢さが高められています。
また、透明・半透明な絵具も多く使用している為、色に深みや透明感を感じられる部分が多いです。時々、光の当たる場所での鑑賞をお勧めします。


■参考価格　デパート、企画画廊での価格…180万円(税抜・額装済み、そして良好な状態での価格)

※年鑑「美術市場」1号当たりの発表価格：３万円


◆発送方法は……「とても大きな絵」ということで、現在出品者側ではすぐに元払いで高額な送料(そこそこ大きな家具と同程度の送料になります)を捻出できず、又、着払いも運送業者では受け付けておらず……という訳で、落札者様(又は代理人)に出品者宅(静岡県浜松市)へお越しいただき、直接手渡しとなります。
「直接手渡し」となりますので、申し訳ありませんが静岡県浜松市の出品者宅へお越しいただくのは無理な方は、入札を御遠慮ください。


◆落札者様は、先ずは落札額をYahoo!かんたん決済にて御支払していただきます。次に、商品受け取りの為の日程を、「落札ナビ」でのやり取りで決めてゆきます。(当方の住まいは、比較的交通の便の良い地域です。一戸建て且つ、やや大きめな自動車も停められる駐車スペースも有ります。)　受け渡し日当日に落札者宅までお越しいただき、直接、落札した絵を手渡しいたします。


◆当方で出品している絵は、基本的に現状出品・納品です。写真を御覧になり、御了承の上、ご入札を宜しくお願い致します。
また、神経質な方、傷汚れなどに潔癖さを求める方は、入札をお控えすることをお勧めします。

◆画像は、極力実際の色調を再現し、出来るだけ反射やハレーションが写らないように努めています。しかし、時々、実際の見え方とは少し違う場合があります。絵の色相の幅が大きかったり、絵具の密度の差など、写真ではいまひとつ再現されないようです(実物は写真より良かった…と、伝えられる事が多いです)。御了承ください。


◆その他、御質問などありましたら、質問欄にて御質問ください。