エリカ ケート オペラアリア集 未開封 廃盤 国内盤 後宮/魔笛/フィガロ/フィデリオ/リゴレット/ルチア 1963.3 メルツェンドルファー 対訳付

エリカ ケート オペラアリア集 未開封 廃盤 国内盤 後宮/魔笛/フィガロ/フィデリオ/リゴレット/ルチア 1963.3 メルツェンドルファー オイロディスク原盤 対訳付

50年代から60年代にかけてのコロラトゥーラの大スター エリカ ケートのアリア集です。古い録音を探ると…例えば“夜の女王”なら “ケート・シュトライヒ・リップ” が三絶だった事が分かります。通常の公演なら“夜の女王”は数多おられたに違いないですが、“レーベル録音”とか 特別な機会に行われる“放送録音”などになると やっぱりこの３人だったらしく、超絶的な存在だったことが理解されます。レコードで聴くと… 出身は別にして シュトライヒ・リップが“ウィーンのスター”だったのに比べ、ケートは“ドイツのスター”の感が強いです。前ニ者が どこか愛嬌に溢れ 口角の上がった笑顔が印象的なのに対し、ケートの歌は 真摯でストレートで 口も真一文字に閉じた印象でした。それでも何れも“楽しい歌”である事は同じで、決して“怖い歌”ではない点は特筆されるべきだと感じます。それぞれの特徴 持ち味が現在のスター達にも伝わって 今も同じ様な感触の歌が楽しめるのは何とも微笑ましく嬉しい“伝承”で、オペラが“お国柄”をそのまま反映する芸能である事が再確認されます（余談ですが… コロラトゥーラに“怖い”味わいが備わったのは シルヴィア ゲッツィ・エッダ モーザー・ドイテコム あたり以降の事だと考えます）。
コロラトゥーラ・ソプラノの代表的名曲を網羅した 大変なアリア集だと思います。オイロディスクやEMIへの録音が多かった方ですので、全曲の他にアリア集もいく枚かあったに違いない筈ですが、この時期にこんな“ど真ん中”の “教科書のような”アリア集を録音するとは…。いったい何があったのか と訝しくなる程の内容だと言えましょう。
70〜80年代までのドイツで、リリックテナーとレッジェーロソプラノの “選ばれたスター”への崇拝振りは 我々の想像をはるかに超えるものだった様で…そんなスター歌手の有り様はこのCDからも良く伝わると考えます。
DENONからオイロディスク盤が大量に再発売された折の一品です。曲目リストによると リゴレットとルチアはイタリア語での歌唱らしいです。指揮者とオケはひと組だけで、これでオリジナルアリア集全曲なのでしょう。対訳付き。再発のコピーライトは2007年。

未開封です。残念な事に プラケースの表に6センチほどのワレがあります。生来のキズではなく、私の不注意により この度…つい先ほど…写真撮影の際に手をついて壊してしまいました。それほど強く押した訳でもないので…“近頃のモノは華奢でダメだねぇ”と自分の粗相を棚に上げて 思っているところです。
現在の新しい品と交換は可能ですが 開封せねばならず まさに隔靴掻痒。そこで 新品ケースは別添にさせて頂きたく考えます。ご了解ください。

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クリックポスト 185円 （ 本 形状により複数冊 CD 1枚物ケース4個 2枚物ケース2個程度 同梱可能）

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