2018年に生誕100年をむかえるレナード・バーンスタイン[1918-1990]は、アメリカが生んだ20世紀を代表する大指揮者であり、作曲家、ピアニスト、そして教育者、理論家など、音楽の多方面にわたって優れた業績を残した偉大な「音楽家」でした。ソニー・クラシカルでは、2016年に作曲家としてのバーンスタインにスポットを当てたCD25枚のボックス・セット『バーンスタイン~ザ・コンポーザー』(グラミー賞受賞)、2017年にCD100枚からなる『レナード・バーンスタイン~ザ・リマスタード・エディション』を発売してきましたが、今回は、バーンスタインのピアニストとしての卓越した手腕を刻み込んだ録音を集めたCD11枚の『バーンスタイン~ザ・ピアニスト』です。
1956年から1974年にかけて、コロンビアに残された協奏曲、室内楽、歌曲の伴奏のほかに、1945~46年という活動のごく初期に「RCA Red Seal」に残したSP録音の復刻も含み、ピアニスト=バーンスタインの両レーベルへの全録音を網羅しています。
指揮者、作曲家、教育者、それらのインスピレーションとしてのバーンスタインの影響は、ピアニストとしての彼の腕前を覆してしまうことがあります。しかし、彼はいつもピアノを愛し、ピアノ協奏曲を主導し、室内楽では協力し合い、彼が賞賛した歌手らの伴奏も務めました。名ピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタインも「指揮者の中で最も偉大なピアニスト、作曲家の中で最も偉大な指揮者、そしてピアニストの中でも最高の作曲家」と賛辞していました。
このアルバムは、ピアニストとしてのバーンスタインの名演奏を集大成したもので、各ディスクはほぼ初出LPのオリジナル・カップリングを基本に編まれています。協奏曲では、コンサートでもよく取り上げた、ベートーヴェン(第1番)、モーツァルト(第15・17・25番、3台)、ラヴェル(両手)、ショスタコーヴィチ(第2番)のピアノ協奏曲やガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』での弾き振り、室内楽ではジュリアード弦楽四重奏団とのモーツァルトのピアノ四重奏曲やシューマンのピアノ五重奏曲が含まれています。また歌曲の伴奏では、クリスタ・ルートヴィヒ(マーラー、ブラームス)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(マーラー)、ジェニー・トゥーレルらとの共演も収録されています。ピアニストとしてのバーンスタインの最良の記録です。
ボックス:129.5 x 45 x 127.5 mm(予定)。詳細な録音データを網羅し、新規解説(欧文)とアーティスト写真も盛り込んだ48ページ・オールカラー・ブックレット付き。(輸入元情報)
出品者つぶやき:入手困難になりつつある。このあとどれくらいレア盤になっていくか。100枚組と合わせてお楽しみください
状態:紙ケース特有のディスク薄傷あり。全品、再生可否検品済み。
※令和5年師走より、特記分以外は、音質改善は希望者の方にのみ施工(ただし消磁は全品、新品以外実施済み)。
完全生産限定。バーンスタイン生誕100年記念リリース。
ピアニストとしての卓越した手腕を刻み込んだ11枚組ボックス
2018年に生誕100年をむかえるレナード・バーンスタイン[1918-1990]は、アメリカが生んだ20世紀を代表する大指揮者であり、作曲家、ピアニスト、そして教育者、理論家など、音楽の多方面にわたって優れた業績を残した偉大な「音楽家」でした。ソニー・クラシカルでは、2016年に作曲家としてのバーンスタインにスポットを当てたCD25枚のボックス・セット『バーンスタイン~ザ・コンポーザー』(グラミー賞受賞)、2017年にCD100枚からなる『レナード・バーンスタイン~ザ・リマスタード・エディション』を発売してきましたが、今回は、バーンスタインのピアニストとしての卓越した手腕を刻み込んだ録音を集めたCD11枚の『バーンスタイン~ザ・ピアニスト』です。
1956年から1974年にかけて、コロンビアに残された協奏曲、室内楽、歌曲の伴奏のほかに、1945~46年という活動のごく初期に「RCA Red Seal」に残したSP録音の復刻も含み、ピアニスト=バーンスタインの両レーベルへの全録音を網羅しています。
指揮者、作曲家、教育者、それらのインスピレーションとしてのバーンスタインの影響は、ピアニストとしての彼の腕前を覆してしまうことがあります。しかし、彼はいつもピアノを愛し、ピアノ協奏曲を主導し、室内楽では協力し合い、彼が賞賛した歌手らの伴奏も務めました。名ピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタインも「指揮者の中で最も偉大なピアニスト、作曲家の中で最も偉大な指揮者、そしてピアニストの中でも最高の作曲家」と賛辞していました。
このアルバムは、ピアニストとしてのバーンスタインの名演奏を集大成したもので、各ディスクはほぼ初出LPのオリジナル・カップリングを基本に編まれています。協奏曲では、コンサートでもよく取り上げた、ベートーヴェン(第1番)、モーツァルト(第15・17・25番、3台)、ラヴェル(両手)、ショスタコーヴィチ(第2番)のピアノ協奏曲やガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』での弾き振り、室内楽ではジュリアード弦楽四重奏団とのモーツァルトのピアノ四重奏曲やシューマンのピアノ五重奏曲が含まれています。また歌曲の伴奏では、クリスタ・ルートヴィヒ(マーラー、ブラームス)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(マーラー)、ジェニー・トゥーレルらとの共演も収録されています。ピアニストとしてのバーンスタインの最良の記録です。
ボックス:129.5 x 45 x 127.5 mm(予定)。詳細な録音データを網羅し、新規解説(欧文)とアーティスト写真も盛り込んだ48ページ・オールカラー・ブックレット付き。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
● モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
レナード・バーンスタイン(ピアノ、指揮) コロンビア交響楽団
録音:1956年5月4日 ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ(モノラル)
● モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番変ロ長調 K.450
レナード・バーンスタイン(ピアノ、指揮) コロンビア交響楽団
録音:1956年5月7日 ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ(モノラル)
Disc2
● モーツァルト:3台のピアノのための協奏曲へ長調 K.242
アーサー・ゴールド(ピアノ)、ロバート・フィッツデイル(ピアノ)
レナード・バーンスタイン(ピアノ、指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック
録音:1968年3月21日 ニューヨーク、フィルハーモニック・ホール(ステレオ)
● モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503
レナード・バーンスタイン(ピアノ、指揮) イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1974年11月1,5,6日 テル・アヴィヴ、マン・オーディトリアム(ステレオ)
Disc3
● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.25
レナード・バーンスタイン(ピアノ、指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック
録音:1960年10月24日 ニューヨーク、マンハッタン・センター(ステレオ)
Disc4
● ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第2番ヘ長調 Op.102
レナード・バーンスタイン(ピアノ、指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック
録音:1958年1月6日 ニューヨーク、セント・ジョージ・ホテル(ステレオ)
● ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
レナード・バーンスタイン(ピアノ、指揮) コロンビア交響楽団
録音:1958年4月7日 ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ(ステレオ)
● ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
レナード・バーンスタイン(ピアノ、指揮) コロンビア交響楽団
録音:1959年6月23日 ニューヨーク、セント・ジョージ・ホテル(ステレオ)
Disc5
● ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
レナード・バーンスタイン(ピアノ、指揮) フィルハーモニア管弦楽団
録音:1946年7月1日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ(モノラル)
● バーンスタイン:7つの記念
レナード・バーンスタイン(ピアノ)
録音:1947年9月17日 ニューヨーク、RCA第2スタジオ(モノラル)
● コープランド:ピアノ・ソナタ
レナード・バーンスタイン(ピアノ)
録音:1947年1月22日 ニューヨーク、RCA第2スタジオ(モノラル)
● ブリッツスタイン:ダスティ・サン
ウォルター・シェフ(バリトン)
レナード・バーンスタイン(ピアノ)
録音:1945年11月27日 ニューヨーク、RCA第2スタジオ(モノラル)
● バーンスタイン:私は音楽が嫌い
ブランチ・スバム(メゾ・ソプラノ)
レナード・バーンスタイン(ピアノ)
録音:1949年6月15日 ニューヨーク、RCA第2、第6スタジオ(モノラル)
Disc6
● マーラー:歌曲集『少年の不思議な角笛』(ピアノ伴奏版)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ヴァルター・ベリー(バリトン)
レナード・バーンスタイン(ピアノ)
録音:1968年4月24日 ウィーン(ステレオ/ライヴ)
Disc7
● マーラー:リュッケルトの詩による歌曲集
● マーラー:『若き日の歌』より
ドン・ファンに拠るセレナード
シュトラースブルクの砦に立つと
分かれて遠ざかるのは
自惚れごころ
悪い子たちをおとなしくさせるには
夏の歌い手交替
ドン・ファンに拠るファンタジー
思い出
わたしはみどり深い森をたのしく歩んだ
春の朝
● マーラー:歌曲集『さすらう若者の歌』
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
レナード・バーンスタイン(ピアノ)
録音:1968年11月4-6日 ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ(ステレオ)
Disc8
● 歌曲リサイタル
1. シューマン:リーダークライス Op.39
2. R.シュトラウス:万霊節 Op.10-8
3. チャイコフスキー:夜 Op.60-9
4. チャイコフスキー:そんなに早く忘れて
5. チャイコフスキー:子守歌 Op.16-1
6. チャイコフスキー:おお、友よ語るな Op.16-2
7. チャイコフスキー:陰鬱な日 Op.73-5
8. ラフマニノフ:歌うなかれ、美しい人よ Op.4-4
ジェニー・トゥーレル(メゾ・ソプラノ)
レナード・バーンスタイン(ピアノ)
録音:1974年2月25日(1)、1969年3月2日(2-8) ニューヨーク、カーネギー・ホール(ステレオ/ライヴ)
Disc9
● 歌曲リサイタル
1. デュパルク:前世
2. ドビュッシー:艶なる宴 第1集
3. サティ:3つの歌曲
4. リスト:おお、私がまどろむ時
5. プーランク:快活な歌
6. オッフェンバック:喜歌劇『ラ・ペリコール』より 手紙の歌「いとしい人よ」
7. オッフェンバック:喜歌劇『ラ・ペリコール』よりまあ、何というディナー
ジェニー・トゥーレル(メゾ・ソプラノ)
レナード・バーンスタイン(ピアノ)
録音:1969年3月2日 ニューヨーク、カーネギー・ホール(ステレオ/ライヴ)
● 歌曲リサイタル
8. バーンスタイン:私は音楽が嫌い
9. バーンスタイン:4つのレシピ
10. プーランク:ホテル
11. プーランク:パリへの旅
12. プーランク:ルイ・アラゴンの2つの詩より第1曲
ジェニー・トゥーレル(メゾ・ソプラノ)
レナード・バーンスタイン(ピアノ)
録音:1963年5月6日 ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ(ステレオ)
● ムソルグスキー:歌曲集『死の歌と踊り』
ジェニー・トゥーレル(メゾ・ソプラノ)
レナード・バーンスタイン(ピアノ)
録音:1950年1月24,25日 ニューヨーク、マンハッタン・センター(モノラル)
Disc10
ブラームス:
● 『ジプシーの歌』Op.103より
おおジプシーよ、弦をかき鳴らせ
波立つリマの流れよ
御存知ですか
神様あなたは知っておいでだ
日焼けした若者が踊りに行く
三つの赤いバラが
聖なる誓い
赤い夕焼雲」
● 死は冷たい夜 Op.96-1
● まどろみはいよいよ浅く Op.105-2
● 野の寂しさ Op.86-2
● セレナード Op.106-1
● 愛のまこと Op.3-1
● 乙女の歌 Op.107-5
● サッフォ頌歌 Op.94-4
● いこえ、いとしい人 Op.33-9
● 五月の夜 Op.43-2
● 永遠の愛 Op.43-1
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
レナード・バーンスタイン(ピアノ)
録音:1972年5月2日 ウィーン、コンツェルトハウス(ステレオ/ライヴ)
Disc11
1. シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ短調 Op.44
2. モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番ト短調 K.478
レナード・バーンスタイン(ピアノ) ジュリアード弦楽四重奏団
録音:1965年4月28日(1)、1965年4月4日(2) ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ(ステレオ) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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