艦船キットコレクションvol.1 空母『蒼龍』 A フルハル 1/2000 F-toys エフトイズ 日本海軍 真珠湾～1941 航空母艦 二航戦
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艦船キットコレクションvol.1 空母『蒼龍』 A フルハル 1/2000 F-toys エフトイズ 日本海軍 真珠湾～1941 航空母艦 二航戦
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外箱開封済み、ブリスター未開封の新品になります。リーフレットもあります。
ハルとは船体の事で、フルハルとは、艦底部まで作ってあるモデルです。この模型はフルハルなので、黒い台座の上に飾ります。
これに対し、水面の上の部分だけの模型をウォーターラインと呼びます。ウォーターラインの方はジオラマを作る時に使います（艦の海面から上の部分だけ見えてれば良いから）。
ただ、この模型、喫水線の下の赤いパーツを取り付けなければ、ウォーターラインに早変わりするので、フルハルとしてもウォーターラインとしても、どっちにも使えます。
◆趣味の蒼龍
蒼龍は、日本で初めて設計された正規空母になります（赤城と加賀は戦艦からの改造）。
ただ、昭和５年に締結されたロンドン条約で空母の保有量が制限された為、１万トン級の中型空母２隻（蒼龍と飛龍）として建造が計画されました。
と言うのが、元戦艦の赤城と加賀は異様に重く（赤城３万６千トン、加賀３万８千トン。同じぐらいの大きさの翔鶴型が２万５千トンなので、赤城・加賀は重すぎる）、条約での残り建造枠が２万１００トンしか無かった為、１万トン級中型空母を２隻造ろ～。という計画です（※実際には重量超過して１万５千トンになったが・・・）。
蒼龍は、昭和９年の１１月２０日に呉海軍工廠で起工します。
この時、佐世保海軍工廠にて、加賀が三段空母から単層空母への大改装中で、蒼龍は加賀を参考にして新設計されます。
改装中の加賀と同じく最初から単層の飛行甲板、２段の格納庫を持ちます。また煙突も最初から湾曲煙突が装備されました。
機関出力は赤城や加賀を上回る１５万２千馬力もあり、最高速力３４．５９ノットは日本空母の中で最速です。全長２２７ｍもあるのに、駆逐艦の最高速力に匹敵する速度を出せるとゆー。
加賀を参考にして設計された為、艦橋は加賀と同じく右舷前方にあります。発着艦の邪魔にならないように小さな艦橋です（駆逐艦の艦橋と同じぐらいの大きさ）。加賀や蒼龍の艦橋は狭い為、一航戦の旗艦は赤城が、二航戦の旗艦は飛龍が務めました（この２隻の艦橋は空母的には失敗だったのだが、艦橋は広い）。
加賀の後、赤城が大改装に入り、その時建造してたのが二番艦の飛龍。飛龍は赤城を参考に建造された為、飛龍は赤城タイプの左舷中央に大型艦橋を持ちます。広くて四階建てで司令部を入れるのに良い反面、気流が乱れて着艦に悪影響が出るのと、降りて来た艦載機が艦橋にぶつかりそうになるという欠点がありました。
ので、その後造られた正規空母の翔鶴型、雲龍型などは、蒼龍をベースに設計された為、後の日本空母は全部蒼龍の子孫のよーな。
赤城や加賀よりも一回り小さい中型空母なので、艦載機も常用５７機、補用１８機（補用はパーツ状態で倉庫に収納してあり、常用機が落ちたりして減ったら、艦内で組み立てる）と、赤城や加賀より１５機ほど少なくなってます。
また空母の黎明期に作られた赤城や加賀は重巡２隻分の２０ｃｍ砲を装備してましたが、実際には使わなかったので、蒼龍には装備されてません。
代わりに高角砲や機銃をたくさん装備し、航空攻撃に対する備えを万全にしました。
蒼龍の欠点は、装甲が皆無である事。軍縮条約を守る為に、何よりも軽く作る事が重要だったため、機関室なども装甲されてません（蒼龍の次に作られた翔鶴型では、機関室に装甲が施されてるし、翔鶴型の次の大鳳では、飛行甲板に装甲を施した装甲空母になった）。
この防御力の低さは、ミッドウェイ海戦で災いします。蒼龍はわずか３発の急降下爆撃で大火災を起こし爆発、沈みこそしなかったものの、機関が停止。被弾からわずか１５分で総員退艦の命令が下されます。
設計上の防御力の低さが災いし、ミッドウェイ海戦で最初に沈んだ空母になってしまいました。
蒼龍は飛龍と共に第２航空戦隊（二航戦）を編成し、真珠湾攻撃からウェーク島攻略作戦、ポートダーウィン攻撃、セイロン沖海戦と太平洋からオーストラリア、インド洋まで幅広く活躍してます。
あと、飛行甲板の艦尾にカタカナで『サ』と描いてあります。蒼龍だから『ソ』じゃね？ と思いがちなのですが、その頃の日本語では『そうりゅう』は『さうりう』と書いてたから。
ただ、この『サ』の文字ですが、米軍が撮った写真には写っておらず、乗組員の証言でも書いてなかった。というのがあるので、実際に書いてあったかどうかは不明です。
赤城・加賀・飛龍には、『ア』『カ』『ヒ』と書いてあったので、蒼龍にも書いてあったんじゃないかという説と両方ありますが、この模型では書いてあった説を採ってる模様です。
側面の出来がまた素晴らしく、飛行甲板はちゃんと持ち上げられており、格納庫や湾曲煙突や対空機関砲なども精細に再現されてます。
飛行甲板のパーツは、裏面までモールドで再現されてます（このサイズなのに細工が細かすぎる！）。
あと１／２０００のちっこい零戦、九七式艦攻、九九艦爆が３機ずつ付属します。
艦載機は飛行甲板に乗っけるだけなので、乗っけても乗っけなくても良いです。
1/2000で全長は１１ｃｍ弱。
パーツは完全塗装済みで、艦底部・艦体・飛行甲板を合体させて、艦橋・煙突・アンテナ、内火艇の取付、艦首機銃座の取付、スクリュー・舵の取付。
パーツ点数が２０個未満なので、プラモデルと呼ぶほどのものでもないと思います。
ただ、１／２０００でパーツが小さいのでランナーから切り離す時にはアートナイフを使った方が良いと思います。
金文字の飾り台付き。
写真の１枚目は、ブリスターと箱とリーフレット
写真の２枚目は、組立見本。
写真の３枚目は、ブリスターの上から。
プチプチで包んで、封筒で発送予定。
軍艦関連は月曜日の夜終了で固めてます。
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また日本語が使えない外国人の方も取引にならないので、お取引をお断りします。
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