正式名称は、法観寺(ほうかんじ)といい、現在は臨済宗建仁寺派に属する。五重の塔がシンボルで、一般的に八坂の塔(やさかのとう)とよばれています。聖徳太子が夢で如意輪観音からお告げを受け建立。後に何度も焼失したが、永享13(1440)年足利義教によって再建された。ご本尊は五智如来(大日・釈迦・阿しゅく・宝生・弥陀)。 高さ46メートルの五重の塔(重文)は日本初の賓塔です。五重の塔内部は、仏像が四面に向かって配置され、その下には飛鳥時代の中心礎石を見る事が出来る。五重の塔内を2階まで上ると外の景色が見られる。境内には他に茶室仰輪所、薬師堂、木曽義仲の首塚などがある。 |