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【日中戦争 史料】新潟県知事 安井誠一郎 見舞状／円光寺住職・徳山啓基宛て／古文書 資料【24-0412-58】
本人確認済
商品説明
新潟県知事の安井誠一郎が出した見舞状。
新潟県の浄土真宗本願寺派・円光寺の住職、徳山啓基に宛てている。
9月4日付けだが、安井が新潟県知事を務めたのは1940年4月9日～1941年1月7日であるため、この見舞状は1940年9月4日に出されたものであると判明する。
見舞状の冒頭に「今次聖戦の軍を進めるに当り」とあり、1940年9月時点での「聖戦」とは、日中戦争を意味していることが分かる。
徳山は日中戦争の最前線で勇戦したが、戦闘で負傷したため、新潟県に帰郷して療養したようである。
安井誠一郎
やすい-せいいちろう
1891−1962
昭和時代の官僚,政治家。
明治24年3月11日生まれ。安井謙の兄。内務省にはいり,東京市社会局長をへて宇垣一成(かずしげ)朝鮮総督の秘書官などを歴任。昭和15年新潟県知事。22年公選による初代東京都知事となる。以後34年まで3期の在任中,首都の戦災復興につとめ,巨大都市化を推しすすめた。35年衆議院議員。昭和37年1月19日死去。70歳。岡山県出身。東京帝大卒。
(『日本人名大辞典』)
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