【アメリカ領フィリピン】1898年 米西戦争アメリカ軍によるフィリピンでの最初の軍事郵便局日付印オンピース （米切手の無加刷使用期）
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20240533 - 1898年 米西戦争時 アメリカ軍による最初のフィリピン内軍事郵便局日付印（マニラ）押オンピース～開局翌月のアメリカ無加刷切手使用
アメリカ・スペイン戦争（米西戦争）勃発直後のマニラ湾海戦でスペインは大敗を喫し、陸上でもフィリピン独立軍の助けを得たアメリカがスペインを降伏に追い込みました
米西間の休戦協定が結ばれた1898年8月14日以降アメリカはマニラに郵便局を開設しますが、本品はそのアメリカによるマニラ局の最も初期型の消印が押されたオンピースになります
（A-1 型：1898.08.14 - 10.24 まで使用）
米西間の講和条件に「フィリピン独立軍がマニラに入城しないこと」が含まれていたことから米比間の関係が悪化し、翌1899年から始まる米比戦争へとつながります
その1899年には米国切手に「PHILIPPINES」と加刷された切手が発行され、米軍支配地域での使用が進んでいきました
アメリカ切手の未加刷使用例は期間も地域も限定されるため現存数が限られていると考えられます
このオンピースはCTOと思われますが、開局翌月の消印になっています
当郵便局は本国西海岸のサンフランシスコ局管轄の分局扱いで、日付印表示には SAN FRANSISCO, CAL. と表示
アメリカ切手 Sc #268 （3c）
PHILIPPINE STATION SEP 12 1898 SAN FRANSISCO, CAL.
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