肌物にて鎌倉中期　建長頃☆古刀最上作 備前三郎国宗☆反り深く切っ先延びた体配に地肌と刃紋が見応えな72.6センチ

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刀剣の価値を損なう刃切れ、鍛え割れ、ふくれ、しなえ等がありましたら必ず明記します。
白鞘に登録証を貼った痕がありますので、完璧な刀剣をお求めの方はご遠慮願います。
詳細画像は差し表から撮っています。
宇多国宗でしたら中茎に泥交じりとなりますし、刃紋の働きや地肌から備前三郎国宗と見ています。
刀身の真偽については現在の保存刀剣審査などが付随していないものは保証出来るものではありません。
登録証は確認済みですし、全て私の名義に変えています。
備前三郎国宗は、直宗系に属し、直宗の子国真の三男であるところから、備前三郎と呼ばれています。
後に鎌倉幕府の北条時頼に召されて、鎌倉に移住し、同国の福岡一文字派の助真や京の粟田口国綱等と共に、相州鍛冶の先駆者の一人となったとの古伝があります。
一説によると国宗は若干十八歳で鎌倉幕府に召され、新藤五国光の師となり、功労成って故郷の備前和気庄に戻ったのは暦仁元年五十八歳の時で、
その後弘長元年には幕府の執権北条時頼の命により八十二歳の高齢で再び出府して作刀したとされています。
初代の作品には年紀があるものは見当たらず、二字銘のものだけとされており、
正和年紀のある太刀や備州長船住国宗と長銘に切った太刀は二代の作とされてはいるが、
諸異説もあり、銘の変遷を診るに国宗を一代限りとする説もあります。
丁子乱れの華やかな作柄を前中期作、直刃調子の作品を後期の作とするもので、
鎌倉時代後期の作柄は総じてその中期の作柄と比較すると直刃基調のものが多く見受けられることから首肯できる説でもあります。
国宗の活躍した時代から、約770年前の作刀になります。
是非お手持ちの一振りに加えて下さい。

※発送は佐川急便着払いでお願いします。

【種　別】 　　　刀　　　　　　　　　登録 　　　　　　静岡県　　　　55032号　　昭和52年9月21日交付
【刃　長】　　72.6cm　　 【反　 り】　　2.0cm
【目釘穴】　2(1埋)
【元　幅】　　30.1mm　　【元　重】　　6.5mm
【先　幅】　　19.6mm　　【先　重】　　5.6mm
【銘　文】　　(表)　　国宗　　(裏)　　なし。
【ハバキ】　銀被せ赤銅化粧ハバキ。
【白　鞘】 約　 全長： 100.5cm、　柄長約： 24.0cm

重さ：(電子量り)鞘を払って約819グラム。
刀身のみの重量約700グラムです。

私の解る範囲で誠意を持ってお答えさせて頂きます。

【体　配】　中切っ先仕立て、鎬造り、庵棟、身幅、重ね共に尋常。
【地　肌】　小杢目肌よく詰んで美しく冴え、やや流れ心の肌目交え、映り映る。
【刃　紋】　直刃刃紋を基準にのたれ、足、葉入り、匂出来に小沸つき、金筋、砂流し掛り、小沸付き二重刃紋金筋走る。
【鋩　子】　やや乱れ込み返る。
【中　茎】　うぶ。(約19.0センチ)(目釘穴位置 刃区より約8.0センチ)

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