[粉塵対策] サンドブラスト 集塵器設置時の必須オプション

●メーカー

電脳工房　株式会社　池上商会

●商品内容

吸気フィルター／取付金具一式／取付説明書

●装備方法

ホールソーなどによる穴開け(35mm以上)または同等の既存穴の利用

●使用目的

集塵器等を増設すると、吸込みによりキャビネット内に負圧が生じ、諸問題を引き起こします。

(1) グローブが引っ張られて作業性が悪くなる。

(2) 掃除機などに負荷が掛かって故障の原因になる。

(3) 吸気不足からキャビネット内の空気が循環せず、効果的な集塵ができない。

などです。

身近な換気扇を例に挙げると、回す時に少し離れた窓を開けることにより排煙効率が上がります。それと同様に集塵においても吸気の確保が重要です。

右利きの方がご利用になる場合は、右から左方向に向かってブラストすることとなり、左側を中心に巻き上げが生じます。吸気フィルターを左側に増設、集塵器の導入口を右側に設けていただくことにより、粉塵が舞い上がっている左から右への空気の流れができます。

この流れは、キャビネット内の粉塵を一掃するだけでなく、導入口へたどり着くまでの間に質量がある(まだ使える)メディアを落下させ、集塵器等に回収されるのは片栗粉や小麦粉のような微粒の粉塵だけとなり、メディアロスの低減やメディア・クリーニングといった点でも効果的です。

集塵器等を増設した際の必須パーツとも言えます。

●設置方法

直径35mm(以上)の穴を開けて装備します。　※弊社集塵器取付時に開ける穴と同じサイズです。

固定用パーツ類が添付されていますので、穴さえあればお手軽に設置していただけます。

中型キャビネットのK006並びにその同等品などは、左にある穴に取り付けていただけますので穴開け不要です。

小型キャビネットのSB-07並びにその同等品などは、移設だけでこのフィルターをお求めいただく必定はありません。

大型～超大型キャビネット／集塵能力を高める際は、体積や集塵器の能力などに応じて複数個設置してください。

その他、取付位置に関しましては、画像2枚目を参考にしてください。また、弊社ホームページの「風をよむ」に集塵器並びに吸気フィルター設置に関する基本的な考え方を掲載しています。

●補足事項

(1)キャビネットの素材(厚さ)は選ばず、既製のスチール製からDIYの木製(コンパネ製)まで幅広くお使いいただけます。素材に見合ったホールソーなどを使って穴を開けて設置してください。

(2)吸気側のフィルターになりますので、外気が汚れている場合を除き、フィルター目詰まりによるメンテナンスはほとんど要さず、メディアがフィルター部分に直接当たるような(物理的ダメージが与えられる)場所への設置を除き、交換もほとんど要さず長くお使いいただけます。

(3)模倣業者が販売する物の中には、機能的・理論的に不十分な物も沢山ありますのでご注意ください。私どもに限らず、日々実務として運用したり、研究・開発に余念無く製作し、商品としてリリースしている物は、必ずお客さまの出費に見合うだけの効果や価値があるものです。

「集塵器に溜まった物がまだ使えそうなら、キャビネットへ戻せば再利用できます。」と、あたかも経済的であるかのような表記をしている関東の街の発明家がいましたが、集塵器は粉塵を回収するだめのもので、再利用できる物の混入は機能として破綻しています。粉塵対策はサンドブラストにおいて最も重要なテーマで、最大限対策しなければならない事です。集塵機能と吸気はその要でもありますので、間違いの無い選択・設置をされることを願っております。

例えばこの吸気フィルターの場合、大きければ大きいほど、多ければ多いほど好ましいと思われがちですが、そうではありません。
大きさや取付位置により効果が半減したり、時には肝心な作業部位において澱みが出来て逆効果になる場合もあります。基本的にはブラストによる吸気量増減も生じますので、ブラストによる吸気＋吸気フィルターによる吸気＝排気(集塵器による排出)により近い程度のサイズで十分なのです。

車やバイクに詳しい方でしたら、排気を弄ったら吸気もそれに見合うように弄り、その逆も必須とも言え、時にはメインジェットやキャブレタの変更など他の部位にも及んで調整をしなければならない事からも、「バランス」が如何に大事な物かご理解いただけると思います。また、画像3枚目に掲載していますイメージは、「スリップ・ストリーム」や「テール・ツー・ノーズ」などのキーワードから連想されるイメージ・理論と重ね合わせていただければ、想定外の(邪魔になる)気流や澱みについてご理解いただきやすいと思います。

●その他

パーツの仕入れロットやマイナー・モデルチェンジにより、形状や色などが画像と異なる場合があります。

お取り引きは創業半世紀を超える法人、電脳工房 株式会社 池上商会　で行いますので安心してお取り引きください。

連絡先・プライバシーポリシー・より詳細な商品仕様などは　電脳工房NETSHOP　並びに　電脳工房ホームページ　をご覧ください。

●返品などについて

商品の品質管理には充分注意を払っていますが、組立時の締付跡など製造上避けられないキズ、パーツ同士の擦れ跡(特にバルブのラバー部分など)、その他外観上のキズや汚れが生じている場合がありますが、機能面での不具合が無い物については仕様の範囲内とさせていただきますのでご了承ください。

上記免責範囲を超えての不具合は、返品交換をさせていただきますので、到着後一週間以内にご連絡をください。

お客さまの都合・形状違いによる返品やキャンセルは承ることはできません。

●発送について

宅配便送料は下記の通りです。

県内及び長野県からの近県 765円/関西・中国地方 865円/東北・四国地方 1,000円/九州地方 1,200円/北海道 1,300円/沖縄 1,480円

※発送は、原則として佐川急便で行いますが、地域(沖縄県・離島・中継地域)や時間により、ゆうパックで行う場合もあります。お客さま都合によるご指定は、別途料金が発生する場合がありますので予めご了承ください。

土・日・祝日の発送並びに各種連絡は基本的にはしておりませんが、お急ぎの場合には予めご相談くだされば可能な限り対応します。

なお、連休や臨時休業のお知らせを自己紹介欄に随時掲載していますので、ご入札前に御一読のうえご入札ください。