デッカ・レコードでのセッションなど、デビュー前の貴重スタジオ音源集!ビートルズの未発表スタジオ音源や貴重ライヴをお届けするEternal Groovesの人気シリーズ。今回は有名なデッカ・オーディションなど、デビュー前のスタジオ・セッション集の登場です。デッカ・オーディションは、レコード会社との契約を目指すビートルズのマネージャ、ブライアン・エプスタインと、デッカのA&Rの思惑が一致しセッティングされた、ロンドンのデッカ・レコードのスタジオで行なわれた録音セッションです。1962年1月1日の元旦、吹雪のリバプールからロンドンに到着したビートルズ。ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、ピート・ベストの4人で、当時のライヴでのレパートリーを中心に全15曲が録音されます。過去いくつかにのマイナーレーベルなどからもリリースされてきた音源ですが、それらには不完全収録なリリースも多く、マニアが納得できるものではありませんでした。ここでは、ピート・ベストの証言などから実際の録音順の検証も行い演奏順に収録しています(録音が2日にまたがったという説もあります)オリジナル曲「Like Dreamers Do」、「Hello Little Girl」、「Love of The Loved」以外にも、ジョンが歌う「Mマネー」、「メンフィス・テネシー」。ポールの「セペテンバー・イン・ザ・レイン」、「サーチン」。ジョージのボーカルも多く「シー・オブアラビー」や「スリー・クール・キャッツ」など、ビートルズの初々しい演奏が残されました。しかし結果的にデッカはビートルズとの契約を見送る愚かなる判断を下します。そんな歴史的なレコーディング音源を、現在、最も音質的に優れていると考えられるマスターから収録しました。他に、当時残されたスタジオ録音曲も追加収録。ビートルズのデビュー前の貴重スタジオレコーディング集の登場です。当時の状況、エピソード、曲目などの日本語解説文を内ジャケに掲載。