《源》《初心だし品》長崎県無形文化財 現川焼 横石臥牛 自作 白鷺文 花瓶/共箱
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ご覧の様な長崎県無形文化財 現川焼 横石臥牛 自作 白鷺文 花瓶/共箱です。
この品は、
その地域を代表する名家であり、
三代続く、茶人の家でもあった、さる旧家からの初心だしの品のひとつであり、
大切に使用し、大切に扱ってきた作品と伺っております。
茶褐色を呈した釉地に、白い化粧土を刷きつけ、
風に靡くさざ波や白鷺の姿を配した、横石臥牛氏の手による
雅趣に富む作風の一品です。
高台内に御覧のような銘が入っております。
『実に美しく、見事也り。』
《 十三代臥牛（ 横石臥牛：よこいし がぎゅう） 》
昭和 ２２年 ２０歳より先代宗雲に師事し、兄と共に陶芸の道に入る。
昭和 ５０年 先代に引き続き長崎県の無形文化財指定をうける。
平成 ７年 文部大臣より「地域文化功労賞」を受賞。
平成 ８年 労働大臣より卓越した技能者「現代の名工」を受賞。
平成 ９年 春の叙勲において「勲五等瑞宝賞」を受ける。
《 現川焼（うつつがわやき） 》
元禄４年（１６９１）、諫早藩の田中宗悦が矢上村（現・長崎市現川町）で開窯。
製品は白刷毛目の上に鉄や呉須で絵付けした瀟洒なものでしたが、
半世紀ほどで廃窯になりました。「西の京焼」「九州の仁清」と言われた、
この幻の名陶は昭和になって十二代横石臥牛の努力でよみがえりました。
■寸法
口径約１０．５ｃｍ・高台径約９．０ｃｍ
胴径約１１．５ｃｍ・高さ約２１．０ｃｍ。
■状態
目立った傷等は無く、状態の良い品です。
■付属品
栞・共箱。
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骨董品(古美術品)との出会いは、得てして縁の部分が多分にあります。
ご紹介している品々は、現代の既製品の品と違い、
この世にすべてふたつとは無い品であり、
この場で出会えた事は何かの御縁だと思います。
※※この良きご縁を大切にして下さい。※※