300枚限定 阿木譲 再発/1970年/100枚自主制作/ハプニングス・フォー　アントサリー　不失者　裸のラリーズ　phew

阿木譲 - 生きてるだけのことなんだ / 俺らは悲しいウィークエンド・ヒッピー
UK盤　JAPAN BLUES　JBAY001

■　「ロック・マガジン」編集発行、「ヴァニティ・レコーズ」プロデュースで知られる音楽評論家、阿木譲が1970年にリリースした自主制作シングル。1968年に歌謡曲歌手を辞め、難波元町にあった関西フォークの拠点「ディラン」に出入りしながら、「春一番」や島之内教会でのフォーク・コンサートなどに出演していた時代の自作曲。「あぎゆずる」ではなく「あぎじょう」名義。

「俺らは悲しいウィークエンド・ヒッピー」はギター、ハモニカ、パーカッションを一人多重録音した軽めの曲。「生きてるだけのことなんだ」はクニ河内が楽曲アレンジ、ハプニングス・フォーがバックを担当。朴訥とした語りから始まり、情念ドロドロな絶叫歌唱へと展開する怪曲。プレス枚数は100枚。いかにも時代を感じさせるジャケット・デザインは阿木氏本人。
このシングルから8年後にはヴァニティ・レコードを設立したことを考えると、その転身ぶりに驚嘆します。日本フォーク/ロック/自主制作盤史の資料としても貴重な1枚で。過去に売れた最高価格は14万円。

日本をはじめとするアジアの音楽を掘り続けるハードディガーであり、ロンドンのレコードショップ兼レーベルである〈Honest Jons〉からリリースされた浅川マキに代表される、数多くの日本歌謡曲/ロック/民謡のコンピレーション制作に携わるJapan Blues：ハワード・ウィリアムズがクニ河内の承諾も得た上で復刻再発。
300枚限定プレス、歌詞英訳付き。

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