分解整備済み動作品 30day 手巻きゼンマイ式 愛知 aichi アイチ #21
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分解整備済み動作品 30day 手巻きゼンマイ式 愛知 aichi アイチ #21
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商品説明
忙しい中、ご覧くださりありがとうございます。
古い手巻きゼンマイ式の柱時計（愛知時計電機製）です。 No. 5730
かなり古いもので外観は経年相応品。昔のお宅にはどこにでも有ったような普通の柱時計。
目だった傷も少なく、設置環境は良かったもよう。濃い目の木目調で落ち着いた感じです。
元々動いていた品ですが、振り子の振れ幅がやや小さい感じでした。
分解清掃・注油を実施したら現在問題なくチクタクと元気よく動いています。
当方がメンテした主な内容。
１）左右のゼンマイバネを巻き軸より取り外し、引き伸ばして脱脂・洗浄・油塗布
→ バネ表裏面の滑りがとても良くなり動力もうまく歯車機構に伝わるようになりました。
この作業はとても重要です。
２）歯車軸穴の検査・摩耗補修 →良好なので行わず。
３）アンクル爪刃の面研磨 → 良好なので行わず。
４）振り竿の角度調節
５）各部品の洗浄・注油・グリス塗布
６）木枠、文字盤の清掃
しばらく様子を見ましたが動作に問題は無いようです。
振り子の調整（時の正確さ）はある程度追い込みましたが、更に落札者様の方で時間を掛けながら
振り子下端のネジを微調整してください。
多くは回さず少しづつ（約1/4～1/2回転）回して、一日後に様子を見る・・この繰り返しで。
季節により多少の温度変化があるかもしれませんが、そこまで神経質にならずに昭和時代の大らかな気持ちで・・。
右に回せば・・・振り子長が短くなり、時が早く進みます。
左に回せば・・・振り子長が長くなり、時が遅く進みます。
曜日と日付の変更方法は、モノを見ればお判りになるかと思います。
回す方向さえ間違えなければ大丈夫です。誤方向に回しても壊れるようなことはありません。
時報打刻の数分ほど前に時計内部から「コトコト～ン」と音が聞こえますが異常ではありません。
時報準備でギザギザ鍵の落下音です。
30day仕様：一回ネジを巻けば約一ヶ月は動いてくれるとの由。
丸い小窓が白色から赤色に変わったらネジを巻いてください。左右のネジを文字盤の中央方向にカチカチと巻きます。
最後の方は力任せに巻き切るのではなく、適当なところで止めた方が宜しいかと。バネ破損を防ぐ意味でも。
振り子とカレンダー機構の間隔がかなり狭いです。
そのため設置時には水平方向だけでなく、前傾・後倒方向にも注意してください。
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世に出た昭和より今日まで、更には未来へと静かに時を刻んでいます。
このレトロ時計と共に、これからの時を一緒に過ごしてみてはいかがでしょうか。
皆が寝静まった夜中でも、規則正しく一生懸命に時を刻む音は聞いていて心地良いですょ。
最初の数日は、夜中に鐘の音が気になるかもしれませんが、数日たてば鳴ったことすら気付かないほど慣れてしまいます。
正確無比のクォーツとはまた違った昭和の雰囲気を楽しんでください。
ではよろしく
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